各地で撮り貯めた写真を掲載。人との出会い・写真・デジカメ等について持論を語ります。掲載写真の無断転用は禁止します。
きむさんのフォトノート
1月の信州行 (その2)
翌12日は 北八ヶ岳の 八千穂高原へ上がりました。 小雪が舞っています。
吹きさらしの高台には 立派な風紋が出来ていました。
駒出池まで 歩いて降りてみると、途中 動物たちの足跡がアチコチに… 。
これまで暖かかったからでしょう 池は殆ど凍っておらず、余り絵になりませんでした。
八千穂高原を後にして 茅野市の横谷峡へ向かいます。
直線距離は10kmも無いのですが 途中の麦草峠が 降雪による恒例の冬期通行止めの為に
北の佐久市を廻るか 南の清里を廻るしか無く、どちらにしても 地道を80余km延々と走る事になります。
途中のスズラン峠付近に 美しい唐松林が有り、雲間から差す薄日で 明暗の模様が流れて行きました。
午後からは曇ってしまう予報でしたが 何とか日差しが有る内に到着、滝の
飛沫氷が
宝石の様に輝きます。
枯れ草に着いた氷は 上に成長しています。
どうしてこんな形に成長するのか 訳が判りませんが、自然が造り上げた 素晴らしい宝飾品です。
滝の流れを 高速シャッターで撮ると、実は こんなに泡だらけだったとは… 。
光の屈折の具合でしょう アチコチで虹色の輝きが煌めき、実に見事です。
最終日の今日は 雪が酷くなる前の未明2時半に宿を出て、朝飯前! に自宅に無事帰着しました。
今回の撮影行は 5日間でしたが、内2日間は移動のみ 撮影した3日間も殆どが曇りで雪も少なく
何とも絵になり難くて、総撮影枚数は1000枚程でした。
撮影一口メモ
写真1、雪を写し止めるために MFで数m先の空中にピントを合わせてバックを少しボカした。
写真5・8共、高速シャッターで見えて来る世界は想像を越えている。
写真7・9共、複雑な形の氷で反射・屈折した光が これまた思いがけない彩りを見せてくれる。
写真1
絞り優先AE f11(1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=130mm ISO=800
画質=RAW WB=4800K ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
f16(1/640sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=30mm WB=4500K ISO=400
写真3
(1/1250sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=30mm ISO=400
写真4
f8(1/640sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=190mm WB=4500K 80D
写真5
f8(1/2000sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=400mm 4500K 80D
写真6
f8(1/400sec) 露出補正=0EV 焦点距離=410mm ISO=200 WB=4500K 80D
写真7
f8(1/800sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=690mm ISO=200 80D
写真8
(1/1600sec) 露出補正=0EV 焦点距離=230mm WB=4500K 80D
写真9
f8(1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=580mm ISO=200 WB=4500K 80D 他は同じ