昨日、6月議会に提出される議案についての、
大まかな説明を財政と総務から聞きました。
で、その後、個別の議案で気になるものについては、
担当部署に詳しい説明を求めたり、資料を頂いたりしています。
今6月議会のメインは、なんといってもフレンテ問題。
それに関連する議案も提出されてきています。
が、こちらについては7月8日開催の「フレンテ特別委員会」で、
関連した内容全て、一括審議されることになっています。
だもので、詳しい内容は、そちらが終わってから。
まだ流動的な点が多いので。
で、今議会で審議される、もう一つの、割と大きめのネタが
昨年来の経済危機に起因する雇用問題に対応するべく、
国が行う「緊急雇用創出事業」に関わるものなのですが。
イヤ、これ、ほんま、ひどいですな。
例えば、↓これ↓をティッシュに挟み込んで配るのに142万6千円。
個人的には、これ見て、「よ~し、市内で買い物しよう!」と思う
奇特な人がでてくるとは思えんのですが。。。
こうゆう類のトホホな取り組みが積もり積もって、
西宮市だけで約7800万円。
こんなんが日本中で行われて、また日本国の借金が
大幅に増えたかと思うと、ほんま、めまいがしてきます。。。
国が旗を振ってやることなので、必要な費用は、
全額、国・県からの補助金で賄われており、
西宮市としての持ち出しはありません。
なので、市会議員としては、どうこう言う筋合いも
ないのかもしれませんが。
それにしても、どうせ金使うんなら、もうちょっと、まともな使い道、
思いつかんかったんですかね、と。
国が、こういった対策にまで手を出す現状は間違っています。
なにせ、効率が悪すぎるし、地域の実情を分かっていなさ過ぎる。
そうゆう意味で、こうした、より現場に近い取り組みについては、
現場に近い地方自治体に下ろしていくことこそが重要です。
だからこそ、地方分権、ほんまに重要だと思うのです。
一方で、もちろん時間がなかったとかなんとか、
市としての言い分は、いろいろとあるのでしょうが。
市の持ち出しなしで、いろんな事業に取り組める、
せっかくの良い機会を、こうゆうやり方で、無駄にするようでは
「地方分権!」という掛け声もむなしく響きます。
きちんと、どこで、誰が、何を、どうゆう風にやるのか?
を改めて定義しなおすべきだと思うのです。
そして、その上で、それぞれの機関が、
やれること、やるべきことに、全力で取り組み、
成果を上げること。
これこそが、国から市町村まで全部含めて、
今、一番、お役所が取り組まなければならないことだと思うのです。