世界各国への感謝の意と広告するなら放射能汚染対策にも言及を

現政府が11日に世界各国の新聞に支援の感謝を広告を出すと報道があった。
しかし、世界への輸出製品に影響する放射能汚染については何も言及してない。これは広告の意味がない。

政府は何故放射能汚染についての対策を講じて近日に発表すると世界に約束できないのか。

日本国の信頼を得るためには何をするのかがわかってない。
広告も出せばいい、だけではなく中身なのだが、野党は意見を言わないのか？
広告前に是非、解散も決断していただきたい。その上で新しい危機管理内閣が復興を指導するとなれば、世界から日本国の信頼に少しは期待という希望もある。それすらしないで感謝と汚染の謝罪だけでは口先政府のままであり、日本国民すら信頼できない。勘違いしていると誰も忠告できないぐらいにひきこもり、自分勝手な政府なんだろう。

グローバル企業の日本脱出だけではなく、日本国民の脱出ぐらいしないと現政府は自ら置かれている立場がわからないだろう。政府が日本国民を見捨てるなら、日本国民も政府を見捨ててる覚悟をしないといけないのかもしれない。

世界への責任も日本国民は担うというなら、日本国民は何ができるのか。
現政府には解散してもらい、新しい政府で復興を！

災害発生から1ヶ月、政府は公的発表を実施するのか

大規模といわれる余震は数年は続く。地震国としては東海、関東だけではなく地震が発生する可能性が高い地域の対策をどうしているのか、と政府は世界に向けて発表することこそ、日本国政府が安全を確保するために着手していることをアピールできる。勿論、地方自治体も災害に備えた準備している点も発表するべき。

原発の放射能汚染に注目されるのは、日本政府の後手後手対応による人災だからだ。危険物を管理できない政府というレッテルが貼られるなら今後の日本国のエネルギー政策は見直しぐらいではすまない損失を生じる。他国の支援がなければ対応できない事故ではなく、あきらかに初動対応のミス。これを無視する限り、管理者責任として日本国政府は無能、無責任というレッテルを貼られることになる。反原発運動をしている団体や組織からすればうれしい事故らしい。現実に54個の原発を停止することは日本の産業だけではなく病院をはじめライフラインとなる水道、ガスへの影響は計り知れない。本当に原発が危険を知っているなら、手順として原発の安全性を保持する準備や手順を見直すなどまっさきに出来ることから要求するなら、現実的な対応も取れるのだろうが。
そもそも放射能汚染についてメディアは過去の核実験による世界の空気、海などの汚染について一切報道しないのは何故なのか。意図的に隠蔽しているのはメディアも同じように感じる。日本が被曝した後、多くの核実験が世界で実施されている。ビキニ島もそのひとつ。そのときには何十年もマグロやら魚な食せないとまで騒がれたと祖母から聞いている。しかし、今ではマグロは捕獲制限がされるぐらいに世界で人気がある魚になっている。

食の安全性は世界でも日本人が一番敏感に反応するとも言われている。
その理由は世界でもっとも清潔を維持する国だからだそうだ。ある意味、誇れることなのだが、清潔過ぎると菌への耐性がどうなるかという問題が出てくる。これは放射線も同じ。外国で食物、木材などの持ち込みを禁止している国が多い。それでも木造による彫刻などは放射線を当てて、持ち込み許可が出る。そこでそれを説明したところ「放射線などトンでもない。人間に害がある。」と逆きれして騒いだ日本人がいたそうだ。これはもう放射能とか放射線に対して正しい知識を持たない弊害としか言えない。

さて、放射線とは何なのか。現在の地球はオゾンホールという穴が拡大し、豪州だけではなく日本国の近くまで影響を受けているという科学レポートがある。オゾンホールが拡大すると宇宙線が地上に降り注ぐ。原発などの核は人間の手でなんとかできるが宇宙線はできない。せいぜい、太陽光を浴びないように長袖の服、防止、サングラスぐらいの防御しかない。
ちなみに核の別称は太陽。太陽がなければ地球の生物の大半が生きていけないが、微量でも太陽光が強くなれば生物は生きることが困難になる。
遺伝子の進化にウイルス説があるが、もうひとつはこういった遺伝子を破壊したり変化させる線という説。
いたずらに怯え、怖がるよりは正しい知識を持って対応することこそ、健康を維持できるはず。そのためには現政府は原産地の食材に対してすべての汚染度がわかるような発表を日々することだ。目安の数値も過去の核実験時の汚染度などできるだけ比較して、どれぐらい人間へ影響するのかをわかりやすく説明すること。その点は欧州を手本にすればいい。
風評を悪としているが、そもそも風評など止める方法はない。ネットで規制しても人間の口に戸は立てられないと知っているのだろうか。
チェルノブイリ原子力発電所事故発生時に「ヨハネの黙示録」とキリスト教圏の国では大変だったそうだ。神父さんが言うには「神のなさることであり、心配せず、日常正しく生活すればいい。」と信者に説いても納得する人は少なかったと聞いた。実際に日本国以外でも世紀末預言だとか説く宗教もあるし、予言したという人まで出てくる始末。それで現地支援として自分はチョコレートを50個購入した。通常の半額以下だし、毎日食べる訳でもない。そもそも一度に同じモノを続けて食することこそ、健康に悪い。

福島をはじめ、東北は苺、桃やさくらんぼの産地だ。こういった果物はお菓子にも使われている。さて、加工品の素材となった場合どれだけ放射能汚染の影響があると考えるのか。牛乳、卵や肉も同じ。そういった食品の管理する省庁は何故きちんと汚染の影響を説明できないんだろうか。
野菜にしても素材の中身が汚染されていないのあら、洗うことでかなり汚染度を減らせるはず。人間に付着する放射能物質についても衣服を着替えて、それを破棄する手順、シャワーのように洗い流す手順を早々に公開すればすんだだけ。これができてないというのが政府が安全管理、つまりパニックを回避する策を講じなかったことになる。適切な対応が早期できたというのはありえない理由だ。
災害地のアスベストなどの廃棄、避難所の健康管理すらまともに対策してない。

鳥インフルエンザにみる日本政府の対応を過大と批判したメディアや当時野党はどう考えるのか。人に不安を与えるから飛行機などで検査をするなということより、実際にパンデミックを防ぎ、海外への感染を防ぐ責任の方が優先する。当時批判した野党は確か民主党だったはず。
北朝鮮のミサイル発射についても大げさと批判が出ていた。結果としては大げさだったとして、もし日本国内や近海に落ちていたらどうなったのか。
それを想定して事前に威嚇するためには適切な処置だったのではないか。
当時野党だった民主党では北朝鮮からミサイルは飛んでこないとか馬鹿にしていた。実際は日本国上空を通過して飛んでいった。

危機管理とはその場限りの対応では絶対に意味を持たない。先手で対応するからこそ、二次、三次を防ぐ、ないしは被害を最少に抑える効果がある。
現政府与党は現地視察が大好きなようだが、首相や大臣が視察に行ったところで何も効果はない。なにせ知識がないのだから視察に言っても意味がない。それを無理に税金を使って視察する無駄を野党やメディアすら批判しない。製造産業への影響と回復計画について経団連や産業のトップと早急に会議をし、回復計画を世界に発表するのが経済産業大臣の責任だと思うのだが。それをしないで原発への視察しかしないのなら、こういった無能な大臣を罷免するのが現首相の責任ではないのか。
野党や経団連は早急に製造産業の回復計画を世界に発表すること。放射能汚染についてもなんらかの対策を発表すること。農業も同じ。これを今のうちにしなければ世界への輸入回復は数年は確実にかかる。

世界から被災者の受け入れが表明されているのだが、外務省は何故情報を日本語で公開しないのだろうか。日本国民は日本国と運命と共にすると言いたいのだろうか。各国の大使館や領事館はぜひ、HPに記載して欲しい。
問い合わせ先が日本政府だと駄目だと思うので、申請するための手順、必要書類なども記載し、エージェントも紹介してくれるとなおよい。

国家理念を持たない政府与党が治める国、かつ自国民の生命だけではなく人命はどうでもいい、という日本国の現政権といっしょに心中する義理は日本国民にはない。この政府が治める日本国は地震、火山と多くの自然災害発生を有する。また、近隣諸国からの侵略も否定できない。そんな国を現政府が管理できないのに自らの生命や未来を委ねることができるのだろうか。
これはギャンブルではない。ギャンブルは勝率があってこと成立するが、見捨てられた状態とは勝率、つまり生き残りは自らの責任ってことだ。
言語や習慣が違っても同じ人間であれば、日本国での生活が自殺行為に近いと判断するなら、さっさと自らの未来を手にする手段も選択に入れて考えてもいいと思う。日本国にいても日本国民というだけで犠牲になっている。
海外では外国人という理由で差別されるというが、自国で自国民が差別されることに比べたらずっとましだ。

現政府には解散を願いたい。しかし、解散する様子がないのなら、自らの未来を選択することも決して捨ててはいけない。日本国民である以前に人間なのだから。