The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

景気低迷の原因は現実をしらない現政府

2009-11-20 23:22:11 | Weblog
機密費を今更暴露して、何が楽しいんだろうか? 個人が着手したとしてもわずか2億5000万円。小沢や鳩山の汚職の金額に比べたら少ないはずが、マスコミはそんなことも書かない。そもそも全国紙の広告代はいくらするんだろうか?
解散時に日本が危ないというのは、まともな社会人をはじめ、経済、企業と誰もが懸念していた。さて、そこでこの危機を国民に知らせないとすれば、それは無責任な政府でしかない。だからこそ、日本を考える選挙と前首相は言葉にしたのではないか。

なんでも公開すればいいってのは、興味本心だけの要望であり、そんなもん、公開できるぐらいなら、とっくにやっている。企業だろうが公開できない金は存在する。まあ、なんでもオープンになどやっていたら、日本国の秘密なんて敵国にまでダダ漏れ状態なんじゃないか? 日本人のこの感覚が情報漏えい事故の原因でもある。情報管理とは、きちんと情報を管理することだ。管理とは公開してはいけない情報はきっちり守ることであり、なんでもホイホイと情報をたれ流すような人は誰にも信頼されない。国家も同じ。

そのいい例が現政府のGDP値発表のインサイダー問題だ。その情報がどれぐらい重要がわかるなら、きちんと管理しているはず。ところが「たかが情報」と甘く考えたおかげで、市場では騒動だった。まあ、政治家の口がかるい人も同じ。何か言えば、マスコミも喜んで持ち上げると思うのか、他人との秘密もホイホイ語る。
企業でも顧客情報を重要視しないから、そりゃもう個人情報なんて世界中のネットに簡単に流れてしまう。

賢明な国民であれば、情報を公開していい時期と守秘する時期ぐらい認識できるはず。例えば、何十年後には情報を公開するとかすればいいだけの話だろう。
それにしてもたかが一国のリーダーが支持して使える金がたかが数億ってのはなさけない。それこそ現首相の資産からすればすずめの涙だろう。それでも公開するというなら、公開すればいい。それが日本国の安全や防衛にどう影響するかなど考えてないんだろうから、まあ、好きにすればいいだろう。しかし、世界から日本国はいかに信頼がおけない国、政治家、国民というレッテルは剥がれないぐらい強く貼られ、それこそ安全保障だってどの国も結ばなくなる。

マスコミこそ、情報管理の基礎ぐらい勉強させるしかない。そうじゃなければ、国家権力の監視など絶対にできない。いつまでもおばさんの井戸端会議レベルの記事しか書けないなら、それはネット上の壁の落書きと同じ情報価値しかない。
だったら誰も金を払って得る情報ではない。
企業もこんなマスコミを見切って、企業団体や産業界独自の広告システムを作るほうがいいんじゃないか? なにせ広告会社ですら、実際の費用対効果も捏造するぐらいだもんな。ここは売れるための消費者とのコミュニケーションを重視した新しい情報発信を模索するべきだ。

現政権は著作権を70年延長と発言した。さて、ネットで有名な青空文庫はどうなるのか。日本文化、文学を研究する海外の学生にはこの青空文庫は本当に重要な日本研究のソース。音楽とかもあったと思う。昨今、外国人作家が賞を受賞したり、日本文学も世界に広がっている。それを著作権に拘るのがいいが、使用料はなくせ。
権利は放棄せず、商用利用以外の使用料はなくす方向を考えて欲しい。
それとも日本文化は漫画、アニメやゲームだけとしか考えてないんじゃないか?
著作権を守るという団体は、文化を保護せず、作者しか保護しない団体だろう。
いい作品も金を払わないなら誰も鑑賞できないというなら、それが作者の要望というなら、そんな作品、後世に残さないでもいい。
自分たちに取って遺産となる作品であれば、それは国民が国家レベルで保護するもんだ。日本はそれができてない国。

何がオカシイかと言えば、やるべきことをやらないで、やらないでいいことを望むってのは、現実の世界からすれば、変でしかない。

法を犯しても逮捕されない。たかが100円でも万引きしたり、人から品物を騙して借りただけでも罪になるというのに、脱税しても国税庁は放置する、一体何が平等なのか。どんな職業だろうが、どんな地位だろうが、法に反したら処罰しろよ。
それが法治国家だろう。

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デフレだからのビジネス感覚を持たない日本のビジネス

2009-11-20 18:32:18 | Weblog
デフレの発表で何を聞かれたかと言えば、「日本でバーゲンはやるのか?」ばかりだ。そう、デフレってのは円が高いとしても在庫処分などのバーゲンではかなり安くなる。それも安い製品ばかりのバーゲンではなく、高価が製品のバーゲン狙いらしい。ホテルとかもそういったバーゲンツアーとか考えてもいいんだが、日本の良好会社はそういった発想がない。ところが海外の旅行代理店ではバーゲンツアーとかで、デフレをチャンスとしてMade in Japanを安く買うってことらしい。

さて、Made in Japanってどんな製品があるんだろうか?
家電は電圧の違いとかもあるので、輸出向け製品しか買えないだろうし、そういった製品は免税ぐらいだろう。まあ、小物でデジカメとかだろうか?
衣服はさすがユニクロ。グルメツアーってのもあるらしいが、さすがに生魚を食う寿司だけは賛否が分かれるらしい。日本人の寿司はにぎりだが、海外だと太い海苔巻き、いなりがある。タコなんてアジア人でも好きな人は少ない。
あとは焼き物らしい。

デフレだから駄目って訳じゃないのかもしれない。日本で売れなければ、海外に売ればいいだけなんだ。ところが海外とのビジネス経験がないと高いコンサルタントとか利用せざる得ない。だったら行政でそういった支援機関を一時的に作って対応させようとか考えないのか? 経済政策というなら、このくらいやれよ。
例えば、海外からの旅行客に対してはパスポートと航空券を見せたら、消費税抜きとするなら、合計いくら購入客とか指定すればいい。消費税での問題が出るいうなら、消費税分おまけをつけるとか。

中小零細企業を救うのは金融法だけじゃない。儲かるための支援もしないと、銀行や金融機関だって倒産する。ひとつだけ対応して、ほかを無視するなら、そんなもんは経済政策にならない。少しは前政権の経済政策の分析をするか、担当を顧問にして計画立案までやるぐらいじゃないと年内にも相当な企業倒産が現実化する。
つまり借金の返金を猶予したところで、売り上げがなければ倒産するって理解できない政治家の無知。個人のレベルでいうなら、住宅ローンの返金を伸ばしたり、猶予をしたところで生活できないければ餓死するのと同じ。
それが今回の中小零細企業向けの政策だ。最低だなぁ。

銀行、金融、財界、経済団体といい加減大きな声で現政権の経済政策を批判して欲しい。マスコミがそれを報道しないなら、いっそ広告を数ヶ月すべて引き上げるってのもいい。そもそもメディアが広告に頼るってのは権力を監視するというペンの力からすれば矛盾している。魂を金で売っただけだろう。

組合は何のために存在したのか。労働者の労働条件を守るためだろう?
それが企業の人材政策やらに口を出し、まともなリストラもできないとなれば、大手企業は倒産していくか、組合に依存した使えない労働者だけが残る。
これも差別だ。平等なら組合員だろうが、非組員だろうが、同じ権利を持つはず。
経営者がよほど悪列ならまだしも、そんなにひどい経営者が多いとは思わない。
連合とかもそうだが、何故失業者が労働できるような環境を創るために企業といっしょになって改善をしないんだろうか? これこそが労働者の保護であり、労働環境の改善なんだじゃないか?
組織の利益を優先するならば、そこから腐敗は進行する。

本来の目的を見失った組織や企業は、淘汰されるんだろう。
分相応という基本を忘れないなら、不況だろうが生き残ってきている。
トヨタにはがんばって欲しい。米国が買わないなら工場をさっさと引き上げればいい。そのくらい強気でもいいんじゃないか? 高級乗用車としてもターゲットと一般大衆車とは別だ。しかし、技術は売れる。米国の安全テストとかEUの安全テストとか、毎度おなじみの話しだしなぁ。実際には景気が回復しつつある米国では省エネ車の人気は維持している。

面白いのが日本の塗り箸。これが女性の髪飾りというか、髪を止めるのに人気がある。日本人からすると箸を頭に挿すってのは理解できないんだけどね。昔、中国では象牙だか、骨だかの箸があって、それも箸以外に使うとかで買ってく人がいたらしい。最近はプラスチックになっているんだけどね。扇子とかも。
日本食ブームのおかげで海外で茶筌とか茶器まで人気だそうだ。ところが抹茶は苦いので砂糖や蜂蜜を入れて飲むと聞いて、ちょっと固まった。甘い茶なんて想像できない。ところが中国や台湾では緑茶に砂糖を入れたりレモンやライチを入れたペットボトルがあるんだそうだ。ウーロン茶ですら甘いのがあるらしい。
確かに海外でレアなビーフの握り寿司は上手かった。日本の牛肉は脂が多いので苦手なんだが、もしかしたらこの焼いた肉だったらいけるのかも?
食べたときにワサビではなくHorse radishだったんだが、甘めのたれとあう。
さすがに最近はこの寿司は海外では常識になったらしい。中国だとチャーシュー寿司がある。これも上手い。おにぎりにチャーシューってのもあった。
韓国だってワサビの代わりにキムチとタコ、イカや秋刀魚とか鯖の辛い焼き魚とかもある。辛いのが苦手な自分は身しか食べないんだが、辛い物好きには最高だそうだ。寒い冬に風邪を引いて食べた黒い鶏に高麗人参とか栗とか入れた煮物は最高に上手い。こう考えると寿司も江戸寿司と言われたようにいろんなスタイルがあり、世界の食文化で変化していく。米国でvegetarian寿司とか台湾のvegetarian向け料理とか、本当に健康にいいならこういった食事でも満足だ、という気分にさせてくれる。

日本は世界に向けて、いろんなチャンスがあるのにそれを活かさないと損すると思う。円高は現政府の責任とも言えるが、まあ、それを逆手に取ったビジネス戦略を考えてもいいと思う。政治家に経済を支えさせるのが間違いって気づかないとなぁ。



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