有事緊張時に外国人参選権をもて遊ぶ民主党

民主党鳩山党首は、何をしに訪韓するんだろうか？　それもこの緊張時にだ。
反面、外国人参選権はマニュフェストに含まないと言い出した。
さて、いったい民主党は何をしたいのか？

この有事緊張時に日本国や国民などどうでもよくて、目的は政権交代でしかない。
もし、政権交代がスタートというなら、何故、国の危機に対して与野党協調できないのか？　経済危機でも足をひっぱり、今度は有事危機でも足をひっぱる。
これが日本国の政治を担う政党というのだから、日本の未来は明るいとは言えない。国政がいつからこんな見世物になったのか？　素人が簡単に国政を目指すとか、なんかもう国民のひとりとしては国の未来がとても不安になる。専門職業という中に国政政治家は含まれると思うからだ。確かに経験者でも小沢議員のような別な意味で玄人というのも困るんだが。

外国人参選権という言葉がよくない。特定国の外国人のみ参選権が持てるなら、そこから考えて欲しい。それをマニュフェストに含まないのに訪韓するという矛盾を平然と実施するのだから、まったく何をしたいのかわからない政党だ。こんな時期に訪問される韓国からすれば迷惑でしかないと思うんだけどね。
あくまで個人というか特定政党の責任としての訪韓という前提をはっきりしてから実施して欲しい。いや、有事に巻き込まれて死傷者が出るとか、誘拐とか言われても国民とすれば、国家や国民に迷惑をかけません、と一筆書いてから実施して欲しいと思う。まあ、こういった行動こそ、御身第一政党と言われる民主党だなぁ。

まあ、民主党党首の頭の中には、戦争なんて言葉は実体化して存在してないんだろう。だから、元党首でさえミサイルは飛んで来ないと明言したぐらいだ。
たぶん、日本国民がどうなるかという点も実体化して想定してないんだ。国民が望むことならなんでもかなえる政党となりたいんだろうが、実現するための予算は必要ならいつでもどこかから調達できるという自身もすごい。おまけに4年間は消費税議論もしないそうだ。年金や生活保護とか失業保険とかの財源がないとしても国民には福祉を約束はするが、財源は約束できないとはっきり言えばいいだけじゃないのか？　まあ、働かないでも生活できるならそりゃみんな失業して生活保護をもらってゆっくりとのんびり生活できるらしい。まるで新興宗教そのものだ。

政党という規定を再度考え直したいとつくづく思う。確かに支持団体がどんなであってもそれ自体に違法はないだろう。しかし、支持団体が違法行為を目標としている、違法行為をした場合、政党に影響はないもんか？
これを定義するなど難しいのだとは思うんだが、せめて選挙時には政党は支持団体や組織がどこかを明確にする義務を科して欲しい。
それと各政党ごとに目指す政策とかマニュフェストなりを比較して選挙時は閲覧できるようなHPを国会は作るべきだと思う。あと、比例代表名簿や立候補者の演説動画もサブタイトル入り（耳の不自由な人向け）も用意してもらい、比較して閲覧できるのが一番いいなぁ。こういったサービスぐらい国民にしてもいいんじゃないか？
メディアがすでにそういった中立な立場で情報を提供できないのだから、選挙費用としてこういった電子化で情報提供するサービスを考えてもいいと思う。
それこそ、図書館とかで誰もがインターネット経由で選挙期間中はアクセスできるようにすればいいだろう。ポスターとかチラシなんて環境保護に反する方法から脱却しないとせっかくCO2削減とかやっても無駄だと思う。印刷会社が困るというなら、選挙が一定期間に実施されないと利益が出ない印刷業界に問題があるんだろう。なんでもそうだが、どこの業界が困るってのは、一部の利益保護であり、国民および国家利益からすれば制限されることではない。たばこ税とかもそうだが、特定業界保護に依存している限り改革はできないんじゃないのか？
産業改革もそうだが、それこそ改革して利益が従来通りでないなら、すでにその業界が末期症状ということになる。ならば、それをどのような産業にシフトさせるかを積極的に考えればいいだけだろう。行政改革よりも業界や産業構造を改革しない限りは、本当に無駄な行政ってのは見えてこないと思うよ。

補足：友愛という概念には、国家国民のために協調して危機を乗り越えようという愛は存在しないようだ。手っ取り早く言うならば、国家経済および治安を安定させれば、外国人労働者招聘も少子化問題、食料不足などの問題は大幅に進展する。いや、あるいは解決できる。
そこに気づいた結果ならいいんだが、二枚舌を批判する度に、「清いだけでは政権交代はできないから、真似よう。」という魂胆なら、国民を舐めているだけだ。