
宜蘭にある国立伝統芸術中心へ行ってみました。ここは建築、音楽、演劇、美術、工芸など、台湾文化を体験できるテーマパークなんです。限られた時間内だったので、ゆっくり見て回ることはできなかったんですが、なかなか楽しめました。

着いたら寸劇が始まったところだったので、まずはそれを見ました。80年~100年位前の時代設定となっているようです。

捕まってしまった男性が箱の中に入れられますが、劇はマジックになっていて、この後男性は消えてしまいます。

お客さんとの掛け合いもお見事!

美しい女性が登場しました。中華式の舞を披露。

そこへ男性が現れ、舞を舞っていた女性はびっくり!おや、この男性、和服姿ですね。どうやら日本人の役のようです。

今度は先ほど箱の中から消えた男性が姿を現しました。どうやら、これからひと悶着ありそうな予感。

日本人役の彼は取り残されてしまいました。

役者さんの演技も面白いのですが、裏方の人の仕事もお客さんから見える仕組みになっているので、興味深いです。

輪とともに女性が登場し、リングダンスを披露しました。

ステージのすぐ向かい側には文昌廟というお寺もあります。ガイドさんもいらっしゃいました。

ステージの奥には民芸ストリートが広がっています。このセットは台湾映画にも使われました。

このお店は「浴室」とありますが、お風呂ではなく、石鹸などを売るお店になっています。「浴室」は一昔前のお店のつもりってことです。

チャイナ服のお店もあります。デザインもステキ、色もカラフル!

こちらも中華風の服のお店。店先には「大稲埕」という映画に出演した俳優さんのポスターが飾ってありました。この映画のロケでこちらの民芸ストリートをが使われました。

歩きつかれたらお店の前にある椅子に座って休憩しちゃいましょう。

敷地内には台湾の昔のお宅、三合院もあります。

もちろんお土産屋さんも飲食店もあります。

他にも展示館や演劇館、曲芸館、図書館などがあります。今回は短い時間内での滞在だったので、全部見られず残念でした。伝統芸術中心はとても広いので、見学には半日くらいかかると思います。
こちらのサイトを参考にしてください。
国立伝統芸術中心へは、台鉄羅東駅から台湾好行バスで行くことができます。