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我が家からバイクで南へ30分ほど走れば、山間の温泉郷烏来温泉に着きます。ここはタイヤル族という原住民も暮らす自然に恵まれた集落。歩いてよし、食べてよし、風呂に浸かってよしと、楽しいことずくめの烏来温泉をちょっと紹介しちゃいます。
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烏来歩きのスタートは烏来行きバスの終点「烏来總駅」。ここから奥へまっすぐ歩いてまもなく「烏来老街」と言われる通りに出ます。道の両側には土産物屋が並び、見て歩くだけでもおもしろい!飲み物の屋台あり、水着を売る店あり(台湾の温泉は水着着用の混浴が結構多い)、ゲームセンターあり、レストランあり・・・・。
烏来温泉の名物はたくさんあります。粟焼酎、色とりどりの小さな和菓子風お餅、冷たい温泉玉子(味付けが絶妙でうまい)、おっと、串に刺した焼き餅をいろんなタレに絡めて売っているお店も発見(上の写真)!日本のお餅と同じような味でおいしいです。これも烏来の人気フードなんですって!
また、老街沿いのレストランでは各種川魚料理や山菜料理に、タイヤル族伝統料理の竹筒飯(竹筒に入っているおこわ)、山豚の鉄板焼きなどが食べられ、山の幸の豊かさに改めて驚くことでしょう。
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タイヤル族の伝統工芸品のお店も多く、帽子、衣装、かばん、壁掛け、アクセサリーなど、ここに来ればいろいろ手に入ります。上の写真のお店ではタイヤル族の女性が機を織っていました。
温泉源の川べりに沿って道ができているから、老街には温泉旅館や温泉施設も多く並んでいます。烏来温泉での入浴料金は他の台湾の温泉地より少し高めに設定されているようですね。その分、設備も良く、お風呂もきれいだと評判です。また、子どもは大きいお風呂『大衆池』には入れないようになっていて、子ども連れの場合は家族風呂に入るように勧められます。どうもこれは烏来温泉のポリシーみたいですね。
ちなみに烏来のお湯は炭酸ナトリウム泉、無色無臭、飲んでも大丈夫なのだそうです。血行を促進して肌の艶をよくし、火傷や胃腸病に効果があるのだとか。確かにお湯は少しぬめりがあるので、お肌にはよさそう!
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さて、老街を抜けて橋を渡ったら、トロッコ乗り場があります。トロッコは小さくて、走りもどこかのどかだし、山の散歩には絶好の乗り物(上の写真)。このトロッコに乗って更に山奥に進むと、滝が見える絶景ポイントに到達。ここにもレストランやカフェがあるので、自然に埋没しながら食事したりお茶を飲んだりするもよし。そして更に奥に進むと森林遊楽地などもあります。
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ところで、烏来でおもしろいのは野渓温泉にも入れること。ここは無料なので我が家もちょくちょく利用しています。トロッコ乗り場の北側、老街の向かい側になるのですが、この川沿いに湧き出している温泉を、石やコンクリートで作った湯船にためているのですね。まあ、ここに来るとなんだか銭湯のノリです。また、川から温泉が出ている付近を石でせき止めて湯船をこさえ、川の水を適当に混ぜて温度を調節しているところも人気があるようで、多くの人が入浴していました。この野渓温泉は水着着用ですのでご注意を!また、更衣室など気の利いた場所はないので着替えには一工夫をお願いします。
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一度来たら、また訪れたくなる烏来温泉に是非どうぞ。好好玩了!(おもしろいよ)