ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

台湾高速鉄道だよ~

2007-02-28 23:43:34 | 生活に関する話題
 やっと台湾の新幹線、台湾高速鉄道(高鐵)に乗りました!!

      

 乗ったのは台北縣板橋駅から終点の高雄縣左営駅まで。上の写真がその切符です。切符を自動改札に入れるときは、表面を下にして磁気のついている裏面を上にして通さなければなりません。(普通表面を上にするわなぁ)間違っては大変なので、改札には多くの係員がいて教育的指導をしてくれます。

      

 新しいだけあって新幹線のボディはピッカピカ!白、オレンジ、黒と高鐵カラーが鮮やかに見えました。

      

 車内もきれいで清潔な感じ。椅子はこのようになっています。頭が当たる部分にはマジックテープでペーパーが留めてあります。ただ、台鐵の自強号のように足置き場がないのが残念でしたが。

      

 トイレはこんな感じで、飛行機のトイレみたいにコンパクトにまとまっています。トイレットペーパーの端も三角に折ってありました。

 衛生にはずいぶん気を遣っているようで、乗車中に2回も係員さんがゴミ集めに来ました。
 また、列車長さん(30歳代くらいの男の方でしたが)はいい香りの香水つけていたし、車内販売のお姉さんも笑顔で応対してくれたし、それぞれ頑張っているようです。ただ、まだ慣れていないのか、お姉さんのコーヒーを入れる手つきはちょっとぎこちなかったですが。

 板橋を出て2時間で左営駅に着きました。将来はもっとスピードを上げ、台北―左営を1時間半で結ぶ計画だそうです。左営駅は広くてきれいで、まるで飛行場のようでした。

まだまだいろいろな問題がある高鐵ですが、短時間で台湾の北と南を行き来できるので、やはり便利な乗り物だと思います。また、何度でも乗りたいですね。

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昔ながらの「ファーガオ」

2007-02-08 23:39:04 | 台湾の風習
 もうすぐ旧正月。台湾でお正月に食べる縁起のいい食べ物の一つに「ファーガオ」というお菓子があります。(“ファー”は發、“ガオ”は米へんに羔)いわゆる蒸しパンなのですが、“發財”(お金を儲ける)という言葉の“發”がつくことから、お正月には食べるんですね。

今、町で売っているファーガオはほとんどが小麦粉から作られていますが、今回ご紹介するのは昔ながらのファーガオ。小麦粉ではなく米の粉から作ったもので、台北市富錦街にある『非凡ベイカリー』で販売しているファーガオです。

      

 小麦粉を使うと簡単なのですが、米の粉で作るとずいぶん手間がかかるのだとか。でも、『非凡ベイカリー』の社長張さんの話によれば、手間を惜しまず昔の方法で作ったほうがファーガオ本来の風味があって美味しいのだそうです。

 その作り方とは・・・まず、在来米を約6時間水に浸し、それを磨りつぶして粉にし脱水します。そして12時間自然発酵させた生イーストと合わせ、黒砂糖で調味し、更に半日発酵させます。成形して蒸し上げたらやっと出来上がり!!

 『非凡ベイカリー』ではこの米の粉で作ったファーガオを『招財ファーガオ』という名で販売しています。懐かしい味を求めて買いに来るお客さんも多いとか。旧正月前後の期間限定商品なので、買いたい人はご注意を。

 私も食べてみましたが、普通のファーガオと比べたらしっとりしていて、モチモチ感があり、風味も柔らかく美味しかったです。

 データ:非凡ベイカリー
        台北市富錦街488号
        ℡(02)2753-0100
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オーガニックなカフェ

2007-02-06 21:01:44 | レストラン、喫茶店、茶芸館
 知人のMさんに「阿蜜利多」というカフェを紹介していただきました。「アムリット」と呼ぶそうです。こう呼ぶとああ、なるほど、確かにカフェっぽい名前だなと頷けます。なんでも昨年とっても売れた『奇怪ね』という本を書いた作者青木由香女史が「阿蜜利多」を気に入っているのだそうです。

      

 お店に入ってみると、テーブル席有り畳の席有りというタイプ。でも、ごちゃごちゃしておらず割とすっきりした空間です。下の写真は畳タイプの席。インテリアやライティング、またそれらの配置にも気を遣っているのが感じられるのでした。

      
           

 立派なメニューもあったのですが、Mさんが風邪を予防できるような飲み物を所望したところ、老板(店主)はレモンをベースに梅ジャムを入れたお茶を作ってくれました。リクエストしたら希望に添うよう応えてくれるようです。下の写真はその風邪予防茶。ガラスポットのふたがカボチャ風のデザインになっているのが可愛いですね。

      

 店内は2/3がカフェですが、1/3はオーガニック食品の売り場になっています。各種健康食品に加え、日本の明日葉エキスなんかも売っていました。体によい特別な酵素も販売しているとかで、日本の観光客がこの酵素を求めてはるばる買いに来るそうです。

 店を出る時、老板(店主)が「あなたのエネルギーを測ってみませんか」と言うので、試してみることにしました。椅子に腰掛けるよう指示され座ると、その正面で老板(店主)が不思議な振り子(能力棒というそうです)をかざします。すると振り子が揺れるのですが、後ろに揺れるとエネルギーが遠くまで発散されており、前に揺れると近距離までしか放出されていないことを表すのだそうです。振り子がバランスをとって動かなくなる位置まで老板(店主)は移動し、「あなたのエネルギーはここまで届いていますよ」と教えてくれるのでした。

 健康をモットーにしたみたいなカフェですが、エネルギーも測ってくれる老板(店主)もおもしろいので、興味のある人は「阿蜜利多」へどうぞ。
(あ、そうそう、老板(店主)は長髪を後ろに束ね、細い眼鏡に数本のあごひげを生やし、中国服を着たおじさんです。気功の先生って感じでした)

 住所は
    台北市新生南路1段170巷13号 
       11時~22時
                電話02-2358-2677

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迪化街で歳末市始まる

2007-02-02 23:55:22 | 台湾の風習
 いよいよ旧正月まであと2週間と迫りました。今日から迪化街ではお正月用の食品などの歳末大売り出しが始まりました。

      
      

 ウィークデーの昼間だというのに、早くも迪化街には買い物に来たお客さんで大賑わい。いつもは静かな問屋街も、今日からは店員さん総動員で売り込みに必死!大声で「試食どうぞ!」と叫ぶ人、マイクで呼び込みしている人、ハッピを着てやる気満々の人など、活気みなぎるスポットに大変身。

      
      

 台湾のお正月に欠かせない飴の量り売り、ピスタチオやピーナツなどナッツ類の量り売り、台に積み上げられたカラスミの山、ドライフルーツ売り場も人気の的となっていました。どこの店舗も迫力満点の商売風景です。

      
      

 迪化街の市は大晦日まで(2月17日)。連日大勢の人で混み合い、特に土日や夜間は押し合いへし合いの動けないような状態になるとのこと。行かれる方は是非ご注意を!

 年貨公車というこの時期にだけ走るバスもあります。普段は迪化街まで乗り入れていない518番のバスがこの期間は迪化街を経由して走りますので、これに乗って買い物や見物に出かけるのもいいでしょう。

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