ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

徳也茶喫に行きました

2009-09-29 22:53:46 | レストラン、喫茶店、茶芸館
             
 日本から友達が来たので行ってきました~、茶芸館「徳也茶喫」!!


             
 お店の扉をあけますと、こーんな感じで明るい店内です。ガラスケースに美しい茶器が並べられていて素敵な雰囲気が漂っています。


       
 茶器や茶葉など中国茶に関するものが販売されていて、お店の外からも見えるようになっていますね。


       
 お昼時だったので食事をまず注文しました。お友達は“素食(精進料理)”の麺のセット。左上のお肉のように見えるものは、実は豆製品です。今日のフルーツはスイカでした。


       
 私が注文したのは魚の煮物をメインにした定食。魯肉飯にタクアンがのっかってるわ!キャベツ炒めにクコの実が混ざっているのが茶芸館風かしら?


       
 食後は中国茶とお菓子でお喋りです。お菓子は徳也茶喫のオススメ、看板茶菓子を選びました。このお店の茶菓子は自家製の宮廷菓子なので、人気が高いとか。


       
 お茶はバラの蕾が入った烏龍茶をいただきました。お茶はほんのり花の香りがして、おしゃべりにもずいぶん花が咲いちゃいました。

徳也茶喫:台北市鎮江街3-1号
     MRT善導寺駅から徒歩2,3分。シェラトンホテルの裏側です。

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三峡老街

2009-09-22 23:05:52 | 町を訪ねて
 三峡は台北近郊の町で、1DAYトリップするのにもってこいの場所。しかも、老街もあり、有名なお寺もありで、なかなか楽しい散策ができますよ!

       
 三峡老街は数年前にリニューアルオープンされました。それまでは古いレンガ造りの建物が建ち並ぶだけの通りだったのですが、補強工事されてからは観光老街として生まれ変わり、土日など休日ともなると大勢の人で賑わいます。


       
 やはり何と言っても目を引くのはこのレンガ造りの建物のずらっと並んだ様ですね。


              
 飾りの彫刻といい、アーチ型の走廊上部といい、優美さをを感じます。


       
 ここのお宅には小さなバルコニーがついています。趣味の良いデザインです。


             
 このお宅の彫刻も素晴らしい~!立派な造りに感心して見てしまいました。


       
 1階はほとんどお土産物屋さんになっています。このお店は急須などお茶の道具を売っているようですね。


       
 住所を示す彫刻もずいぶん凝ってるなぁ~。


       
 三峡は「牛角麺包」が名産品です。これは何かって?日本語に訳すとクロワッサンという意味なのですが、三峡クロワッサンの特徴は外側の皮がパリッとしていて、中を割るとバターの香ばしい香がすることです。昔風の懐かしいお味が台湾の皆さんに好まれています。そういうわけで、クロワッサンのお店も多いんですよ!
       

       
 面白いのはこのクロワッサンをソフトクリームのカップにして特製アイスを売っていること!ほら、こんなふうにして!


             
 なが~い渦巻きソフトクリーム!いろいろな味の種類があって楽しいっ!


        
 さて、我が家は三峡老街に来たら、必ず決まったお店にはいるのですが、お店の名前を忘れてしまった・・・・でも、見て見て!必ずこの麺を注文するんです。美味しいですよ~、「紅糟肉麺」!


       
 こちらの油飯もオススメです。上にかけてある赤いタレと、香菜がポイントです!


       
 三峡老街のもう一つの見所は清水祖師廟です。遠くから見ると台湾ではよくある寺院のようですが・・・

       
       
 三峡祖師廟のすごいところは彫刻の素晴らしさです。この木工彫刻をご覧ください!溜息が出ちゃいますね。


             
 柱に掘られた龍の姿も猛々しく、それでいて滑らかさがあって。


       
 この龍は球になっています。石の塊をこういう形に掘り出すのって、難しいだろうなあ。


       
 この彫刻も見事ですね!龍の口から伸びた舌の長いこと!寺院というより美術館と思って見学してもよさそうです。

三峡老街の行き方:台北から市バスの275,705,703などで「民生街口」下車。
         MRT永寧駅から916でもOK。
         MRT景安駅から908でもOK。

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三峡の十八洞天

2009-09-18 16:36:47 | お勧めスポット
            
 三峡の奥の方にちょっと不思議な風景があると聞いて出かけて行きました。


       
 三峡の町から7号線を山奥に入り、三峡渓沿いに進んでいきます。湊合橋を渡り、北114号線に入って少し行くと、ほらほらほらほら見えてきました。川のほうを覗いてみると、大きな岩が連なっていて、そこに字が書いてあります。『十八洞天』という文字です。

 この岩のところに直接行くには、向かい側の道路から小道があるようなので、そちらに移ってみました。小さな階段がありそこを下ると、岩場に着きました。


      
 なんとこの岩には大きな穴がぽこぽこと空いています。雨水が穴に溜まっていて水たまりみたいになっていますね。『十八洞天』という名前もたくさん穴が空いていることからつけられたのでしょう。


             
 岩の上部だけではなく、壁面にも穴が空いていました。対岸の岩壁にはこんなに大きな穴が・・・・。そしてこの穴には神様が住んでいると言われているのだそうです。


       
 こちらの岩壁にも穴がたくさん!よく見ると細長い形の穴がありますね。これは観音様の姿に似ていることから神の岩と見なされ、実際こうやって皆さんちゃんとお参りもしています。


  
 こっちはこんな面白い形の岩。ぞうさんに似ているから象岩と呼ばれているんだそうです。

 ところで、ここで面白いことがありました。私達が『十八洞天』に着くと、何か不思議な行事が行われていました。


       
 派手な黒い衣装に黒い帽子をかぶったおじさんがいます。手には扇を持っていますね。おまじないか何かでしょうか。


       
 おっと黒い衣装のおじさんが徳利の中のお酒を飲んで、それをプーーーーーッとおばさんに吹き付けました。わあお!ありがたいのか、汚いのか?????


             
 更にこの方は黒い衣装のおじさんに扇でパタパタしてもらっちゃってます。いったいこれは??何かの儀式でしょうか????


       
 実はこの黒い衣装のおじさんは済公さんという神様の真似をしているんです。済公さんとは元々神様だったのですが、下界に降りて羅漢というハイランクのお坊さま、になったそうです。降龍羅漢でもあり、酒を飲み肉も食べる一風変わった羅漢だそうです。
台湾に廟も多くて、イタコみたいに人に憑いて、質問に答えたり、解決策を授けたりするそうです。お酒を吹き付けるのは厄除けの儀式だそうです。


             
 し、しかし、この済公さん役のおじさん、かなりお酒を飲んで酔っぱらってらっしゃったみたいだけど、大丈夫かしらん???

『十八洞天』への行き方:
 台北客運バス、三峡ー熊空路線(807)で「十八洞天 」駅下車

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応援します!宇宙人樂團!

2009-09-13 17:14:02 | 試してみてね
        
 今回は台湾の新人バンドの紹介です。今月4日に正式にメジャーデビューを果たしました、男の子4人のユニット「宇宙人樂團」で~す!イケメンというわけじゃないけど、どことなく可愛くて、元気でファンキーな奴等でしょ。オバサンも全面的に応援したくなっちゃいます~!

 さて、なんで 「宇宙人樂團」を応援するかと言いますと・・・。彼らが最初に発表した「太空警察(宇宙警察)」という曲のMV(プロモーションビデオ)に、実は実は、主人が出演しているんですよ。パンダのぬいぐるみの頭をかぶっているのがそうです。“55熊”という悪者の役なんですが、宇宙高校の校長先生が変身して“55熊”になるという筋書きのようです。YOU TUBEで是非ご覧ください~!
 ⇒⇒ 「太空警察」のMVです!


 更にですね、このMVでヒーローの警察役を演じているのが、あの“全聯先生(ミスター全聯)”と言われている名優さんです。台湾にお住まいの方はご存じかと思いますが、台湾全土に展開しているスーパー「全聯福利中心」のCMに出演されていて、かなりブレイクしているCM俳優さんだそうです。
 ご参考までにこちらをどうぞ


             
 話は「宇宙人樂團」に戻りまして、彼らは6日の日曜日に西門町の武昌誠品で、プロデビュー初のサイン会ライブを行いました。我が家も「太空警察(宇宙警察)」のMV以来すっかり「宇宙人樂團」のファンになったもので、出かけていきましたよ~。


       
 ライヴのスタートとともに「宇宙人樂團」は歌いまくり、新人とは思えないほど元気でまったく緊張感ナシ!トークもおもろいし、なかなかやります、この若者達!ただ、カンカン照りの中、影もないステージ上で1時間ぶっ通しで歌うのはかなりしんどかった模様。


       
 立ち見の観客も最初はメンバーの友達とか知り合いとかが多かったのが、徐々に人が増えてきて凄い熱気!演奏する方も聴く方もゆでだこ状態で「太空警察」を含め9曲、大いに盛り上がりました。


       
 では、メンバーのご紹介です。ボーカル&キーボード、そしてバンドのリーダー役の小玉!ユーモアのあるおもろい子です。


             
 ギターの阿奎(アークイ)。とっても元気で明るい人です。


             
 メンバーの中ではちょっとシャイなベースのA達。


       
 そして、ドラムの魏胖(ウェイパン)!コロコロッとしていて愛くるしい~っ!4人とも22歳~23歳のお兄ちゃん達です。 


       
 ステージでは司会者が
「それではお馬鹿な4人組の登場です~、イエーイ!」
と「宇宙人樂團」を紹介し、また「宇宙人樂團」も
「はーい、僕たちお馬鹿な4人組で~す!」
と言いながらへらへらステージに上がってきたのですが、実は何がお馬鹿なもんですかいな。メンバーのうち3人は建國國中卒業生よ!建國國中って言ったら、あーた、台北で最も秀才のお坊ちゃん達が通う男子高じゃないですか!しかし、コミカルで気さくで可愛いキャラはとても秀才バンドとは思えない~!(失礼!)


       
 ステージの最後にはボーカルの小玉がうちの旦那を見つけ、ステージ上に引っ張り上げられる一幕も!旦那は「どうも、55熊です~」と、一言挨拶してました。(厚かましいなあ)


 MVの第二弾もでました。「花花」です~。このMVもとってもおもしろ~い!ご参考までにどうぞ~

       
 もしも気に入ったなら、どうぞ応援してあげてください!今後年内に100回ライブをやるそうですので(台湾国内で)、台湾に来られた際、機会があれば是非、是非!

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田寮の月世界

2009-09-05 23:12:58 | お勧めスポット
 高雄縣田寮郷に驚くようなスポットがあります。


       
 私達は旗山の方から28号線をまっすぐ西へ進み、田寮に入りました。緑が多く、果樹園の多い田寮郷はのどかな雰囲気がします。肥やしの匂いもそこはかとなく漂ってきたりなんかして・・・


       
 ずんずん28号線を走っていくと、徐々に景色が変わってきました。山肌が剥き出しになった禿げ山が現れてきます。


       
 そして「月世界」という標示のある場所に来ると・・・こんな光景が見られます。道路沿いにある山はツルッ禿!!なんだか台湾じゃないような景色です。


       
       
 日月禅寺というお寺と公園の間の小道を入っていくと、そこにはこーんな山ばかり見えます。

       
       
 これはかなりカサカサの山肌ですね。すっかり乾いてゴツゴツしてて、亜熱帯の国の山とは思えません。


       
 地理学の専門用語では、泥が固まってできた山という「悪地」がここ月世界全体に広がっているとのことです。

       
       
 しかし、いくらカサカサの山と言っても、ほらふもとに見えるはマンゴーの木!こういう果樹とともに「悪地」の景色が見られるっていうのは、台湾ならではなんでしょうね。

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