ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

おいしくて可愛いかき氷!

2012-05-29 22:09:42 | 飲食五花八門

 台中市の逢甲夜市の近くに、おしゃれなかき氷屋さんがあるというので行ってみました!そのお店の名前は『糖姫』!お店を見つけて看板を見ると、なるほど可愛い~!



 ここが入り口です。では、早速入ってみましょう~。お邪魔しま~~す!



 お店の中は、あらまあ、想像通りキュートです!ピンクのソファ-、ピンクの椅子、ピンクの壁紙・・・と、ピンクを基調とした可愛さ溢れる雰囲気が嬉しいです!



 こちらがカウンターですが、この日は店員さんが一人だけでしたので忙しそうでした。看板メニューのかき氷以外にもゼリーやケーキなどのスイーツもあるようでした。



 天井の照明も、ほら!キラキラのシャンデリア!!可愛いインテリアで女の子が好きそうな雰囲気を演出しています。本棚には女性用の雑誌が並べられていて、ここだけ見たらなんだか美容院みたいな感じですね。



 さ~て、それじゃあかき氷を注文しましょうか。メニューを見てびっくり!たーーくさんの種類にわくわくしちゃいます!どれもデコレーションがステキ!!



 どれにしようか迷っちゃうなあ・・・それにしても、この盛りつけ、かき氷と言うよりもケーキのようなゴージャスさ。ああああああ、全部食べた~~い !!



 結局、焦糖蘋果牛奶(キャラメルアップルミルク)というかき氷に決定!待つこと5分、かき氷はど派手に登場!白いかき氷の山に、螺旋状にキャラメルシロップがかかっています!そしてまんべんなくカットりんごが突き刺さっているじゃあないですか!てっぺんにはアラザンがトッピングされていて、ああ、なんて見目麗しいんでしょう!


    
 お味の方も文句なしでした。かき氷の白い部分はほんのりミルク味で、マイルドなキャラメルシロップがりんごとよくマッチしていました。
 そしてなによりも驚いたのは氷の口溶けです。氷が泡雪のようにふわっふわで、口の中に入れるとスーッと溶けていくんですね。こういうタイプのかき氷を「雪花冰」というのですが、このお店の雪花冰はふわふわ度に磨きがかかっていて、口当たりが大層いいんです!

 可愛い店内の雰囲気だけじゃなく、かき氷のお味も強力に推薦したい「糖姫」でした!

糖姫:台中市西屯區福星路349号

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シンデレラ気分のパスタレストラン

2012-05-23 21:58:40 | レストラン、喫茶店、茶芸館
    
 台中市にあるとってもキュートなカフェレストランへ行ってきました!場所は市民広場のお隣です。この看板が目印ですよ~!



 お店の入り口はこんな感じです。「Crystal義大利麺」という名前なんですが、この雰囲気からして可愛らしいでしょ。


    
 では、さっそくお邪魔しま~す。と、入ってすぐ左側には飾り棚があって、可愛いお人形さんたちが並んでいました。



 あらまあ、真っ赤なハート型をしたソファーなんかもあるのですね。この段階ですでに乙女の心を鷲づかみ!!


     
 私たちは2階にある席に案内されました。階段の手すりにあしらわれたきれいな布や、壁に飾られたゴージャスなお花にわくわく~!!



 2階はこんな感じでした!家族連れのお客さんも多いです。



 椅子は紫色がメインで、天井にも薄い薄い紫色の布がふんわりと張りめぐらされています。なんともメルヘンチックな雰囲気ですね。



 このお店はシンデレラが主題のレストランなので、ほーら、こんな馬車席もありました!この席は予約していたら座れるようです。よーし、次に来るときには予約して馬車に乗っちゃおうっと!



 2階席の中ほどにはこんな座席もありました。うわああ、背もたれが高~い!まるで女王様の椅子みたい!



 窓際の席にも馬車風のテーブルがありました。うわあ、おとぎの国に来たみたい~。



    
 二人用の一般席はこんな感じです。



 店員さんもとっても親切でした。店員さんのユニホームもすごーく可愛いの!ちょっとメイド喫茶のメイドさん風なんですが、それよりももっとキュートな感じです。季節によってユニホームは替わるらしいです。



 このお店はパスタが看板メニューだということですので、それを注文してみました。ジュノベーゼパスタと・・・



 クリームスープパスタ、それに・・・



 海鮮トマトソースパスタをいただきました。事前にこのお店に来たことのある台湾の人のブログを読んだところ、パスタはそんなに美味しくなかったという感想が書いてあったんで、それほど期待していなかったのですが、思ったほどまずいわけでなく普通に美味しかったですよ!

 今回はパスタだけを食べてみましたが、他にもステーキやリゾットのメニューもありますし、デザート類やドリンク類も充実しています。
 午後2時頃からは下午茶(アフタヌーンティー)もありますので、ティーブレイクにもどうぞ~!

Crystal義大利麺:台中市西區公益路155巷15号

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驚きのツリーハウス民宿

2012-05-18 22:12:27 | オススメの宿
 台中の后里におもしろい民宿があると聞き、泊まりに行ってきました!どんな民宿かって?まずは下の写真をご覧くださ~い!


    
 ほら、見てください。小屋の真ん中を大きな木が貫いています!!この大木、屋根を突き破っているんですよ!それだけじゃなく、枝も方々に伸びて小屋の壁を突き破り、外に飛び出している有様。



 ほらね、枝が壁を突き破ってるでしょ。



 床下を見てみるとこんな感じになっていました。大きな木の幹がわかるでしょうか。この逞しい根っこが小屋全体を支えているように見えますね。この民宿、絵に描くのは簡単なんですが、実際に造ったら大変だったと思います。ご主人に伺うと1年以上かけてこの小屋を造ったとのことでした。鉄筋などで支えているとはいえ、小屋を宙に浮いているような状態に造るのはなかなか難しかったのではないでしょうか。



 ではお部屋の中をご紹介します~。私たちは3階の部屋(実際は2階なんですが)に泊まりました。ほーらね、お部屋の中にも太い枝が陣取ってます。



 角度を変えて見てみるとこんな感じです。枝がちょっと邪魔な感じもしますが、娘は大喜び!



 テレビを見るときも枝と枝の間から見るという形になります。



 部屋の中に木があると、ついつい遊んでしまいますね。こうやってよじ登ったり・・・


    
 こ~んなふうにおどけてみたり・・・



 お部屋の中にある木の椅子です。このエリアは「泰安鉄道文化園区」になっていますので、列車をデザインしたものがあちこちで見られます。観光に力を入れていることが感じられました。



 ベランダに出てみると、あらららら!こっちも中から外へ枝が飛び出しちゃってます!



 ベランダから屋上に行くことができます。この階段を上ると・・・



 はい、ここが屋上です!あらま、やっぱり屋上にも突き出た枝が伸びていました。



 屋上には木製のお風呂がありました。夏になったらここでお風呂ってのもいいですね。


    
 ところで、2階(建物的には1階なんですが)のお部屋はどうなっているのでしょうか。他の方が泊まっていらっしゃったのですが、特別に見せていただけました。お部屋の扉を開けると、わああああ~~~、すごい!部屋のど真ん中に木が!!!



 部屋の中の木はものすごい存在感です。この木に登って遊べるようにという、民宿のご主人の配慮がうかがえます。



 実際に木に登ってみました!う~ん、楽しい~~!!こういう木登り、最近できるところが少なくなりましたからねえ。子供は大喜びです。



 民宿の外に出てみましょう。庭には箱形ブランコがありました。ブランコに揺れながらボーッとするのもまたいいもんです。



 さて、こちらのご主人、実は木工職人さんなんです。自宅の敷地にある体育館のような広さの工場にはご主人の力作が並んでいますよ~。



 これは特大木製風呂桶でしょうか。かなりの大きさでした。



 こんな芸術作品もありました。この作品もジャンボサイズです。木工職人さんだからこそ造ることができたユニークな民宿なのですねえ。



 木のテーブルも木の椅子も自然のままの曲線をいかして作られていますね。とってもステキ!



 この民宿では朝ご飯がついています。朝ご飯は工場内の木のテーブルでいただきます。テーブルは台湾のお茶屋さんにあるような、立派な分厚い一枚板のテーブル!この上で台湾式の朝ご飯が食べられます。サツマイモ入りのお粥や、切り干し大根入りの卵焼き、野菜炒めなど、素朴でおいしい朝食でした。

 ところで、この民宿には日本のテレビ番組「ポチたま」のロケで、大介くんと松本くんが訪れ宿泊していきました。残念ながら大介くんは亡くなってしまいましたが、民宿のご主人は番組から送られてきたDVDを大切に持っていらっしゃいました。

泰安檜木樹屋民宿:台中市后里區泰安村安眉路17-2號
民宿のサイトはこちらです

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萬佛寺の佛光隧道

2012-05-11 22:00:33 | お勧めスポット

 台中市の郊外にある萬佛寺というお寺に行きました。この寺は911大地震(1999年9月11日の大地震)で大きく壊れたお寺で、今でもまだ完全に修復がなされていませんが、お寺自体は健在です!



 そんなわけで一部の神様はこのようにプレハブの体育館みたいな所に祀られていますが、信者の方々はひっきりなしにこのお寺を訪れているようです。



 さて、このお寺にやってきたのは面白い施設があると聞いたからなのですが、普段はこの施設は閉鎖されていて、事前に予約をするか団体でないと見せないということでした。そんなこととは知らなかったのでいきなり行ったわけですが、なぜか奇跡的に見せていただけることになりました。わがままを聞いてくださって申し訳ありません・・・
 で、その施設はと言いますと「佛光隧道」という不思議なトンネルなんです。



 トンネルに入るとすぐに大きな目が待っていました。


    
 目から少し歩いた所には大きな鼻がありました。


    
 そしてお次は大きくて長い舌がお目見えです。舌の表面には甘さ、酸っぱさ、辛さ、塩辛さ、苦さを感じる部位が顔のマークで貼りつけられていました。


    
 その次は人の形をした赤い枠組みのトンネルがありました。「身」と書いてありましたので体を表しているのでしょう。



 「体」をくぐって左側に曲がると、今度は頭の中の模型がありました。りんごの写真が貼ってありますが、これは尼さんの説明によると、『りんごを目で確認すると脳の中でそれを認知し、りんごの味やその美味しさを想像して欲しくなる』ということを説明しているとのこと。つまり、人間の欲望のメカニズムを表しているんだそうです。



 「欲望」コーナーから少し行った所には両の手がありました。この手のポーズはお馴染みの観音様ですね。



 更にトンネル内を先に進んでいきますと、神様の世界が展開されていました。



 こちらの神様コーナーでは神様が見下ろす先には山や川、橋、建物などの下界が表現されており、なんと模型の電車まで走っていて、ちょっとしたジオラマになっていました。いやはや・・・




 その先に進むとひときわ暗いコーナーとなっていましたが、ここは台湾のお寺でよく見られる地獄コーナー。悪いことをしたら来世ではこんな目に遭うぞ~と、わかりやすく説明しているのだとか。



 トンネルその1が終わるとマニ車のようなものがありました。これを1回くるりと回すと、お経を1回読んだのと同じことになるのだとか。



 佛光隧道には続きがありました。トンネルその2に入った所には小さな神様が祀られていました。この神様の周りの壁も厚紙で作られているということでした。



 こちらでは金の厚紙で作られた壁の中にお釈迦さまが立っていらっしゃいました。


    
 なんと廊下がガラスになっている個所がありました。ライトと花が埋め込まれています。極楽浄土ということでしょうか。



 トンネルのラストには涅槃が控えていました。写真では分かりにくいのですが、丸くかたどられた黄色、緑、青の枠はぐるぐる回っています。



 佛光隧道を見学した後、お寺の中のダイニングでお昼ご飯をいただきました。信者の方々に振る舞う食事なのですが、なぜか私どもまでいただいてしまいかたじけなく思いました。

萬佛寺:台中市 霧峰區 萊園村仁巷七號 (台湾省議会紀念園區内)

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八煙野渓温泉

2012-05-01 21:52:43 | 温泉

 台北から金山に向かう陽金公路沿いの山中に、とっても魅力的な野渓温泉があるというので行ってきました。



 まずはMRT台大医院駅の出口から金山行きの皇家客運バスに乗って出発です。1時間余り山の中のとくねくね道を走り、「八煙温泉会館」駅で下車します。そう、この看板が建っているところです。



 ここから八煙温泉会館へと向かう道を下っていきます。下りきったところを右に曲がると八煙温泉会館に行きますが、右には曲がらずにそのまままっすぐ進みます。黒いゲートの脇を入って更に奥へと進んでいきます。



 この道はハイキング道になっていて、歩いている人も少なくありません。黒いゲートの近くには車なんかも停まっていました。



 道なりに進んでいくと緑色のフェンスにぶつかります。そしてこのすぐそばに赤い看板が建っていました。そこには「ここは陽明山国家公園の敷地内にて進入を禁ずる!違反した者には1万5千台湾ドルを支払うべし!」という厳しい言葉が書いてあります。しかし、皆さんそんなものは無視して奥へと進んでいます。それに、違反した者には云々・・・と言っているのに取り締まっているような係の人は見当たりません。ま、ここは自己責任だろうと判断し、皆さんの後について私どもも奥に進みました。



 しばらくはこういう土の道が続きます。道なりに進んでいきましょう。



 道の右側を流れる川には大小様々な石がたくさんあるのですが、その色というと赤土色になっています。よく見ると川底も赤茶色っぽくなっていますので、水に鉄分でも含んでいるのかなと思いました。 



 道がかなり険しくなってきました。道というより河原のでこぼこを歩いているような感じです。



 木製の橋がありました。ここも渡って更に歩いて行くと・・・


    
 上りのでこぼこ道にさしかかります。ここまで来たらとにかく行くっきゃありません。



 再び平らな道になり、そこを歩いて行くと行き止まりとなっていました。鉄製の仕切りが見えます。どうもあの奥が温泉なんじゃないかな?人もいるようですし。



 しかし、黄色い看板が建っていました。「このエリアの地質はもろく、しかも硫黄の熱が高温のため危険です。入るべからず!」という厳しい言葉!



 しかし、皆さんこの鉄の仕切りの脇からひょいひょい中へ入っていきます。というわけで、我々も中に入って行きました。すると、こーんな風景が広がっていました~!



 野渓温泉ですから水着に着替える場所なぞありません。物陰に隠れて水着に着替え、いざ温泉へ!!!!秘境の野渓温泉というと知る人ぞ知るというようなイメージがありますが、ここは休日だったからかお客さんが大勢いて人気の露天温泉のようです。湯船も写真のように岩できちんと作られていました。



 湯船は4~5個くらいありましたが、上流の源泉に近いところほど熱く、真ん中の湯船が川の水も引き込めるようになっているのでちょうどいい湯加減でした。



 お湯に浸かって体がホカホカになったら川の水に入って冷水浴を楽しむ人もいました。


    
 熱いお湯は山の上から流れてきており、かなりダイナミックな風景が楽しめました。



 滝のように流れ落ちる硫黄泉の真下にある湯船のお湯は、熱すぎて入れませんでした。すぐそばに座っているおじさんは熱くないのでしょうか?



 食べ物も持参してハイキング気分で来ている人たちもいましたし、水着は持たずに足湯だけする人もいて、皆さん思い思いにこの露天温泉を楽しんでいます。
 


 八煙野渓温泉へは、皇家客運バスで「八煙温泉会館」で下車、上記の通りに歩いて行くと。バス停からだいたい徒歩30分くらいで着きます。
ただし、注意書きの看板に書いてある通り、罰金の警告がありますので運悪く見つかった場合は悪しからず! 

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