ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

「田園海鮮餐廳」で海の幸いただき~

2009-02-27 22:50:04 | レストラン、喫茶店、茶芸館
             
 宴会のお誘いで、「田園海鮮餐廳」というレストランに行ってきました!


       
 海鮮レストランというだけあって、店先には魚や貝、エビ、カニなどの入った水槽が置いてありました。うーん、期待しちゃうなあ!


       
 2階に上がっていくと、奥に宴会用の席がありました。きれいにセッティングされていて、ワインも用意されているではありませんか!ああ、食べる気満々、飲む気満々になっちゃう!


             
 最初に出てきたのは刺身の舟盛り!豪快に切り分けられた刺身はとっても新鮮!うん、おいしいです。魚の身を上から下へまっすぐ切ってあるのが台湾流ですな。


       
 これはナマコと豚足の炒め物です。美しく盛りつけられているから、豚足とは思わないでしょう?とろけるように軟らかくて、美味でした。


       
 ホタテと野菜の炒め物です。ソースが白っぽいから、クリーム仕立てかなと思うでしょ?いえいえ、違うんです。薄茶色の丸い粒々、わかりますか?これは台湾料理ではよく登場する味噌の味がする豆なんです。だからお味はお味噌風。


       
 これはなんとも豪快なサンドイッチ!伊勢エビの身が入った揚げサンドイッチなんですよー!これ、すっごくおいしかったです!贅沢な三明治だあ~。


       
 これは不思議な食べ物でした。カニ味噌をまとった肉団子のような・・・乙なお味で、パクパクッと2個くらい一気にいけそう。


       
 して、これが米粉湯(スープビーフン)です。土鍋の中に入っていて、迫力あります。海鮮の出汁がきいた濃厚なスープの中に、たっぷりビーフンが入っていて、すっごくおいしかったです~~。

 他にも3,4品料理が出てきましたが、食べるのに夢中で、また飲むのに夢中で、またお喋りに夢中で、写真撮るのを忘れちゃった・・・・

田園海鮮餐廳:台北市中山區八?路2段174巷5号  
(02)2781-5137
       営業時間 10:00〜14:00  16:30〜10:30

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金山の金包里老街

2009-02-23 22:18:51 | 町を訪ねて
      
 台北市にそびえる陽明山の北に、海辺の町であり温泉の町でもある金山というところがあります。今回はこの金山で週末賑わう「金包里老街」をご紹介します。

 金包里街は石畳の古い町並み。この道沿いにいろいろなお店が並んでいて、大勢の人が行き来し、週末は常に大変な活気に満ち溢れています。


      
 海に近いこともあってか、寒天の原料テングサを売っているお店も多かったですねー。しかも今年は日本から入ってきた寒天ダイエットブームが台湾でも火をつけ、寒天関連の食品販売は大繁盛のようです。


      
 ジュースの屋台もたくさんありました。透明のプラスチックコップの中に入っている不思議なモノにひかれて見てみると、それは「石蓮花」でした。(日本にもこの植物、あると思うのですが、日本語では何というのかわかりませーん)台湾の人はこの石蓮花に梅味砂糖をつけて食べます。スーパーなどでも石蓮花+梅砂糖のセットがパックに入って売っていますが、ジュースは初めてなので飲んでみることに。おばさんが石蓮花と砂糖と水をミキサーにかけ、氷を加えてくれました。アロエみたいな爽やかさがあって、意外とおいしかったです。


      
 他にも名物の鴨肉を売る店や、名産のサツマイモを使ったお菓子を売る店、牡蠣フライの店、いろんな味のシャーベットを売るお店なども人だかりがしていました。(上の写真は行列ができていたシャーベット屋さん)


      
 シャーベット屋さんでシャーベットを食べてみました。白いのがヤクルト味、黄色いのがマンゴー味、紫のがサボテンです!


      

 が、老街での一番人気は何といっても“お寺レストラン”!老街沿いに「保安宮」というお寺があるのですが、その中に露天の厨房があって、ここでおばさん達が海鮮料理や野菜炒め、焼きそばを脇目もふらず一心不乱に作っているのです!料理が出来上がったら前の台に順次並べていきます。観光客はその中から自由に気に入ったおかずを取って、老街沿いの空いているレストランのテーブルにつき食べます。食べ終わったら最後に精算するのですが、レストラン自体はただお箸と小皿を出すだけ。なんだか不思議なシステムですが、つまり、この老街ごとセルフサービスのレストランになっていて、厨房がお寺の中に位置しているというわけです。(上の写真のおじさんはおかずを手にテーブルのある所へ移動中)それでお客さんはおかずの皿を持ったまま、空いているテーブルがあるレストランが見つかるまで、混み合った道をしばらく歩かなくちゃならないのです。


      
 というわけで、ゲットしましたよ!人混みの中格闘すること15分!大変でしたがお皿を運んでまいりましたっ!!!

 なかなかおもしろい金山。もう一度行きたい町でした。台北に来られたら、この金山にも是非足を伸ばしてみてください。

 金山へは台北からバス(国光客運か、皇家客運で約1時間半)で「金山」下車。

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大好き、「朱銘美術館」!

2009-02-19 23:08:18 | お勧めスポット
 金山郷にある、とってもユニークで個性的な美術館「朱銘美術館」に行ってきました!

 朱銘氏は台湾の有名な彫刻家。というわけで、美術館は氏の彫刻作品がたくさん展示されています。その多くは野外に展示されているため、広い美術館の中の敷地内を散歩しながら鑑賞できるのです。


       
 まずは入り口近くの室内展示から。大勢の落下傘部隊が空から降りてくる様子を表した作品です。落下傘の人々はこの美術館のシンボルになっていて、要所要所に設置されています。


       
 これはおもしろいアート!人々の服が選挙で使用された幟の布でデザインされていました。


             
 これは体操選手。木工彫刻です。朱銘さんはスポーツ好きなのか、運動をテーマにした作品も多いですね。


    
 では、屋外展示編~!
 兵隊さんの作品も多いです。様々な表情をした兵隊さんが遊歩道のあちこちにいますよ~。


    
 行軍する兵隊さん達が等間隔に並んでいる様子。皆、鉄砲や重そうな荷物を持っています。大変そうだあ~。


       
 これは陸軍の集団でしょうか。ヘルメットをかぶり、迷彩服に身を包んだ兵隊さん達は武器を手にしていますね。実弾を巻きつけている人も。


       
 こちらはジープに乗った兵隊さん達。この車も彫刻作品なんですよ!


       
    「隊長!負傷兵です!」
    「よしっ!担架で運べ!急げ!」
    「はっ!」


       
 自然豊かな館内。こんなお池もありました。白鳥さんも気持ちよさそうに泳いでいますね。・・・・・実は、この白鳥さんも彫刻作品なんですよ!本物みたいでしょ。


       
 兵隊さんばかりではなく、こんなほのぼのとした作品もあります。


       
 これは「ファスナー」シリーズの一作品。不思議な物体ですなあ。


       
 ベビーカーに赤ちゃんを乗せた若夫婦。お散歩しているところでしょうか。


       
 疲れてベンチにぐったりと座り込む人々。買い物の最中でしょうかね。そう言えば、デパートのベンチでこういう人、見かけますよね。


       
 傘をさすジェントルマン達。記念写真を写すのに最適の作品です。傘の中に入れてもらって写すもよし、一緒に傘をさして写すもよし。


       
 ほーら、並んで、並んで!というわけで、我々も列の最後尾に並んでみました。


       
 朱銘氏の代表作、「太極」。巨大な作品です。美術館のほぼ中央の小高い丘に展示されています。


             
 おっと、ここにもいましたよ、落下傘部隊が!川の真上にいる方、気をつけてね!


       
 大きなお船の骨組みには大勢の水夫さんがいました。このエリアは海軍シリーズがたくさん!


       
 航空部隊もいました!もちろんこの飛行機も作品なんですよ。

 広い館内を作品を見ながらぐるっと回るのはおもしろかったです。遊歩道にはレストランやカフェコーナー、トイレなどが何カ所か設けられていますので、安心です。子ども専用のキッズレストランもありますので、お子様連れでも楽しく見て回れますよ。

 子ども連れじゃなくても友達同士わいわいいいながら、また一人でじっくり鑑賞するのもいいでしょう。カップルのデートの場所としても最適!金山に行ったら、ユニークな作品ばかりの美術館へ足を伸ばしてみるのもいいですよ!

行き方:台北から國光客運、または皇家客運などのバスで金山へ。「金山郷公所」で下車。
    金山郷公所の前から朱銘美術館行きの専用バスが出ています。(無料)
    バスは金山郷公所前 10:30, (12:00), 14:00
    美術館からは    13:40, (15:40), 17:00
                       (  )は土、日、休日のみ運行
定休日は月曜

チケット: 大人250元  110センチ以上の子ども、学生、65歳以上220元

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天然記念物だ、石門洞

2009-02-16 23:54:48 | お勧めスポット
       
 石門郷のビューポイントとでも申しましょうか、海岸に突如現れた石のアーチのご紹介で~す!このように北海岸をズズズイ~ッと走っていきますと・・・・・


       
 これは一見、作り物ののようですが(階段なんかがついているからそう思う)、実は大きな岩が長年、海水の浸食作用で穴が空き、洞窟になったものなのです!


       
 近寄ってみると、大きなトンネルみたいでしょ。


             
 ほらね、ほらね、正真正銘の天然記念物なんです~!!


       
 階段を上って洞窟の上に上がれますが、ここからの見晴らしはいいですぜ!一面海で、はい写真のような感じでございました。


       
 石門洞の前に広がる海には、岩場がつきだしていて、アーチ型の小橋でつながっています。この小橋まで行って、ざぶ~んと寄せ来る波の迫力を直に感じるのもまた一興ですよん。  

行き方:北海岸を走る(淡水-金山)バスで「石門洞」下車

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台北ランタンフェスティバル2009

2009-02-12 22:54:17 | 台湾の風習
       
 台北ランタンフェスティバル2009が行われている国父紀年館に行ってきました。今年は丑年なので、牛の花燈(ランタン)が中心に展示されていました。


       
 牛さんが温泉に浸かっている花燈(ランタン)。牛さんの表情がなんともいいですねぇ。


             
 ショッピングに浮かれている牛さんもいました。ピンクのハイヒールが可愛いわ!


       
 この作品は秀逸です!デザインといい、色といい、ナイスセンスだと思いませんか?


       
       
 バレンタインが近いからでしょうか、こういうのもありました。


       
 牛の坊やと、自転車に乗る牛さん。このところのサイクリングブームを反映しているようです。


       
 台湾独特の赤い布を使ったこの花燈(ランタン)も素敵でした。大きい作品で、骨格だけで勝負しているシンプルさがいいです!


             
 何故かガンダムもありました。そう言えば、台湾にもガンダムファンは結構いるんですよ~!


       
 これもなかなか迫力ある牛さん達です。躍動感を感じます。


       
 この花燈(ランタン)はかなり大がかりな仕掛けがありました。動いたり、光が瞬いたりして、ファンタジックです。


       
 サッカーをする牛さんとテニスをする牛さん。2009年は台北で聴力障害者のオリンピックが開かれるので、こういうスポーツ関係のものも多かったです。


             
 この牛さんはバレーボールをしているのかな?それともバスケット?新体操だったりして。


       
 これはとってもわかりやすい作品です。ホルスタイン大集合!

       
 芽の坊や達でしょうか。キュートな表情がいいです~。


       
 1月から木柵の動物園で、中国からやってきたジャイアントパンダが公開されたのを記念して、パンダの花燈(ランタン)も幾つかありました。

 今年は聴力障害者のオリンピックの宣伝も同時に行われていたので、花燈(ランタン)の展示は例年よりも少なかったです。


             
 しかし、中央には大きな牛さんの花燈(ランタン)がドカンと置かれていて、30分毎くらいにレーザー光線を浴びてクルクルとゆっくり回るショーがあり、存在感がありました。


  
 五色の色に変わりながら、音楽に合わせゆっくり一周します。かなり派手な演出でした。


       
 国父紀年館の建物のぐるりにはきれいな提灯ランタンがずらっと並んでいました。遠くにライトアップされた101大楼も見えて、いい眺めでした。


        
 やはり牛さんが描かれています。提灯ランタンも味わい深くてきれいです。

 元宵節にはやっぱりこれを見なくちゃ始まらない!ランタンフェスタは毎年見ても飽きないお祭りです!

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「劉家」の肉粽

2009-02-09 23:19:58 | 飲食五花八門
            
 石門郷にはちまき屋さんを多く見かけますが、中でも「劉家」の肉粽は大人気!石門に行ったついでに立ち寄ると、お店の前にはすでに大勢の人が買いに来ていてびっくり!


       
 お店の中に入ると、どどどどどどっとちまきが積み上げられており、それを店員さんが手早くより分けていました。

 実は9年前にもこのお店に来たことがあるのですが、その時はこんな立派なお店ではありませんでした。掘っ立て小屋(ちょっと言い過ぎか)みたいな建物の中に、おばさん達が座っていて、すごい勢いでちまきを包んでおり、お店というよりも作業場という感じだったのです。しかし、9年前からこのお店はすでに有名店でした。
 時は流れ、月日が経ち、久しぶりに訪れてみたら、お店は綺麗になり、店員さんはちゃんと制服を着ているし、スタッフの中には若いお姉さんもいるじゃあーりませんか!えらい変わりように、ただただ驚くばかり。評判がいいとお店も出世するもんだわ!


       
 さて、このお店のちまきは全10種類!大肉粽、小肉粽、招牌粽、満漢粽、蛋黄粽、南部蛋黄粽、南部粽、客家の粽、豆沙粽(あんこ入り)、甜心粽(くず餅風でデザート用)と、種類も豊富!しかもどれもおいしいので、商売は繁盛する一方なんでしょう。


       
 今回買ったのは大肉粽!干しシイタケ、豚肉、ピーナッツ、切り干し大根が入っていて、とってもおいしかったです!

「劉家」
 本店:台北縣石門郷中央路30号 
 
 台北の士林にも分店がありますよ~!
 分店:台北市文林路726号

 ホームページはwww.liujiarice.com.tw 

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神様のテーマパーク?石門金剛宮!

2009-02-04 16:46:13 | お勧めスポット
 石門縣の西の端に神様のテーマパークのようなお寺があります。そのユニークさにはぶっ飛びますよ~!お寺に来てこんなに笑っちゃうとは思いもよりませんでした。


       
 やってきました、石門金剛宮!ここにいろんな神様が大集合していると聞き、玉皇大帝がデーンと座っておいでの入り口をくぐりました。


       
 進んでいくと、上り坂になった廊下がありました。廊下の両脇には石像が並んでいます。これは『二十四孝感恩坡』という名がついた道で、昔から伝えられている孝行のあるべき姿とでも申しましょうか、とにかく孝行の図が石像となって表現されているのでございますよ!!


            
 これは・・・年老いた親の代わりに荷物を担いでいます・・・っていうことかしら?


       
 ぎょぎょぎょぎょぎょ!!!なんとこれは、“母親を生かすために小さな息子を土に埋める”と書いてあるじゃあーりませんか!こんなの孝行なのかっ!!


            
 ひゃーーーっ、なんとこっちは“歯のないお婆さんに自分の乳を与える若いお嫁さん”ですってよ!び、び、び、びっくりじゃーーー!!!


            
 『二十四孝感恩坡』を上りきると、本殿になります。一階エリアには特大の媽租様が立っていらっしゃいました。


       
 ここは八仙洞と言われるエリア。いろいろな神様が座っていらっしゃいますが、真ん中の赤いお召し物の神様は、スカート(?)が丸っこくなっていて、愛らしい感じがしました。


       
 そのお隣には、これまたいろんな神様がお揃いです。なんとか仙者と書いてありますから、皆さん仙人様なんでしょうか。こんなに仙人様がお集まりで、笑みを浮かべ、テーブルを囲んでいらっしゃるのは、何か会議でもなさっているんでしょうかね?


       
 こちらのお部屋には真ん中に黒いおひげの神様がおいでですが、孔子様でしょうかね。右側にいるお方はひょいっと足を上げ、足の裏に何か載せていらっしゃいますが、なかなかお茶目なポーズです。


       
 2階に上がっていくと、壁ぎわに神様がずらーっとお並びです。等間隔にお座りですが、みんなで『六十甲子太歳』という名がついていました。


            
 この『六十甲子太歳』をお一人お一人拝見していきますと、中ほどにこんな神様が!!
ぎゃああああああああああああああああああああああっっっっっっ、こ、こ、これはなんだああああっ!!目から手が出てる~~~!!!その手のひらに目がついてる~~~!!!


       
 あまりびっくりしたので階下に走ると、横手の庭にお金をくわえた巨大ガマガエルがっ!!『蟾蜍財王』というのだそうで・・・・・

 このお寺は敷地がとっても広く、短時間では回れませんでした。先を急いでいた私達は、本堂の手前のエリアで引き上げましたが、奥にはもっと面白い神様達にお目にかかれるようです。
 パンフレットを見るとわかりますが、このお寺はA~Fまでのエリアに分かれていて、それぞれに特色豊かな神様がいらっしゃいます。右奥のDエリアには天国と地獄の世界が表現されていて、地獄世界ではそりゃ~もうおぞましいオカルトワールドが広がっているということです。興味のある方は是非ともこのお寺を隅から隅までじっくりご覧くださいませ!(笑うよ!)

住所:台北縣石門郷富基村崁仔腳41-3
電話:(02)2638-2076
行き方は、淡水客運のバス(淡水~金山)か、基隆客運のバス(基隆~淡水)で「新十八王公」駅下車、徒歩7,8分

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