ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

大好き、豆花!

2007-03-30 16:06:50 | 飲食五花八門
 今回は大好きな台湾スイーツのお話。台湾には魅力的なスイーツがたくさんありますが、中でもヘルシーで美味いのが豆花(ドウホア)です。

      
      

 豆花(ドウホア)は豆腐のデザート。プリンのようにふるふるっと柔らかい豆花(ドウホア)をまず容器に入れ、その上にいろいろなトッピングをしてもらいます。甘く煮たアズキやタピオカ、ピーナッツ、金時豆など、好みのものを選んでのせてもらい、蜜をかけて出来上がり!個人的にはアズキ入りの豆花(ドウホア)がお気に入りですが、他のトッピングもグーです。

      

 上の写真はうちの近所の豆花(ドウホア)のお店。入り口の扉がないオープン式のお店ですが、店内で食べられます。お持ち帰りもできますよ。

      

 豆花(ドウホア)はカウンターの奥の、この木樽の中に入っています。毎日作っているから新鮮よ、と店の老板娘(オーナー)が言っていました。
 夏は冷たくして、冬は温かくして、フルシーズン楽しく味わえるスイーツです。

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隠し味には『蒜頭酥』をどうぞ

2007-03-23 23:57:54 | 飲食五花八門
 日本語では何と言うのでしょうか。『揚げニンニク』とでも言ったらいいのかしら。NHKの「今日の料理」に出演していたグッチ裕三さんは『こがしネギ』と言っていましたが、とにかく台湾では『蒜頭酥』と呼ばれているものをご紹介します。

          

 ニンニクを揚げて細かくしたものなのですが、台湾のスーパーでは写真のように袋詰めにして売っているのです。ティッシュに中身を出してみましたが、おわかりでしょうか。
袋を開けると、ぷーんと香ばしい香りがします。
 
 さて、これをどのように使うのか。袋の後ろの説明を読むと、挽肉みそを作るときに入れたら美味しくなるというようなことが書いてあります。あの台湾名物の魯肉飯の上に載っている肉そぼろのことですね。

 しかし、私は主にスープを作るときにこの『蒜頭酥』を使っています。まず、鍋に水を入れ、その中に『蒜頭酥』二つまみくらいと、中国セロリのみじん切り少々を入れて火にかけます。沸いてきたら魚丸(ツミレ)を入れ一煮立ちしたら、塩で調味します。はい、これで台湾風スープの完成!化学調味料など入れなくても『蒜頭酥』を入れるだけで、なかなかコクのある風味のよいすーぷが出来上がります。町で食べるすまし系のスープは『蒜頭酥』と中国セロリのみじん切りが入っているので、それを真似してみたら大成功!

 台湾土産のリストの中にこの『蒜頭酥』を加えてみるってのはどうでしょうか。結構重宝する隠し味さんですよ。

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台北の桜

2007-03-13 16:54:37 | 風物詩
 烏来温泉にお花見に行ってきました。毎年3月になると烏来温泉の山には桜の花が咲くそうですが、暖冬の影響か2月の旧正月の頃から咲いているようですね。

      

 桜というと、日本人のイメージはピンクの花なのですが、台北の桜は赤に近い濃いピンク。梅の花かと思うほどはっきりした色で初めて見たときは驚きましたが、木を見るとなるほど確かに桜でした。

 調べてみたところ、烏来に咲いている桜の多くは『緋寒櫻』という種類だそうです。八重桜のようなたくさんの花びらと濃いピンクの色が特徴だそうです。

 台北市の北にある陽明山の桜もこちらでは有名だそうですが、やっぱり烏来温泉と同じ種類の赤い桜。しかし、同じ台湾でも阿里山の桜は白に近いピンクで、日本の桜に似ていて綺麗だそうです。

 桜の種類って、本当にいろいろあるのだなと改めて思いました。

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四重渓温泉だっ!

2007-03-11 00:11:47 | 温泉
 春節の少し前に屏東縣の四重渓温泉に行ってきました。

 高雄からバスに乗って南へ約2時間半ほどで、台湾の四大温泉の一つ四重渓温泉に到着です。

      

 泊まったのは南台湾温泉大飯店というホテル。結構大きいホテルでした。このホテルには屋外に水着着用の温泉がありました。(上の写真照)滝の流れるお風呂以外にも、屋外には薬風呂コーナーや、ちょっと広めで泳げるようになっているプールのようなお風呂や、スパ風のお風呂、子供用の浅くてぬるいお風呂などがありました。

 よかったのは外のお風呂より内風呂。こちらは男女分かれていて裸で入ります。内風呂の方が温泉の成分が感じられました。残念ながら写真は撮れませんでしたが、広くてゆったり入れました。四重渓のお湯は無色透明ですが、少しぬめりがあって、肌にお湯がまとわりつくような感じ。お風呂上がりのお肌がつるつる、し~っとり!さすがは名泉の一つだなと感じました。

      

 ホテルの食事はおいしいとは言えずあまりお勧めできませんが、近所のレストランの料理はよかったです。中でもこの辺りの名物『過山蝦』というエビは好好吃!!塩茹でしただけなのですが、プリッとしていて甘みがあっていいお味でした。(上の写真)

      

 また、四重渓から最も近い車城という町の名物、『紅仁鴨蛋』(塩卵)や緑豆を剥いてシロップに漬けたおしるこ風のおやつ『緑豆蒜』(上の写真参照)も食べてみましたが、なかなかオツな味。これから行かれる方は是非試してみてください!

データ:四重渓温泉
泉質  炭酸ナトリウム泉
特色  無色透明、やや炭酸の匂いあり
効能  関節炎、神経痛、筋肉痛、骨折回復、皮膚病、胃酸過多、消化器系の病気など

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元宵節だー!放天燈だー!

2007-03-07 22:28:32 | 台湾の風習
 台湾では旧暦の1月15日を元宵節と言います。元宵節には台湾中でランタン祭りや爆竹祭りや花火大会など、各町ごとに華やかな行事が行われますが、台北市内では中正紀年堂でランタンの大展示会があったり、台北縣の平渓という町では天燈という紙風船(?)を夜空にとばす“放天燈”の行事があったりします。この紙風船飛ばしに参加するのがかねてからの願いだったんだけど、平渓まではちょっと遠いんで娘を連れて行くのは無理か~と諦めていた私。が、しかし、灯台もと暗しっていうか、うちのすぐ近くの碧潭という河原でそれをやっているというではあーりませんか。それでは、いざ行かん!!ってんですっとんで行きました。

 

 行ってみると、あー、みんなやってる、やってる!うちもひとつ200元の天燈を購入。天燈はまさにちょうちんのごとく薄い紙でできています。紙の色は赤、ピンク、薄紫、レモン色、黄緑などいろいろ。うちはピンクのを選びました。

 さて、やり方ですが、まず、その紙を広げ、願い事をたくさん書きます。書けたら2~3人で天燈の形を整えながら持ち上げ、下の部分の針金を十字に組み、針金の中央にあるフックに油のよく染みこんだ紙の束を引っかけます。(油紙は天燈購入時にもらえます。)で、そっと天燈を持ち上げ、それに火をつけます。この時紙全体にまんべんなく火をつけないと、傾いたりしてうまく飛ばないとのこと。左上の写真は火をつけているところです。近くにいたお兄さんたちの助けもあって、スムーズに点火OK!火がついたら下の針金のふちを押さえ、天燈内の空気が暖まって自然に浮いてくるのを待ちます。(右上の写真)やや浮いてきたら、バランスよく飛ぶようにそろそろと手を離します。うまく飛んで空高く舞い上がったら書いた願い事が叶うと言われているので、ここは慎重に。さあ、どうかな・・・・うまく飛んでね・・・・・・

        

 やったー、飛んだ、飛んだ、夜空にふわ~っと我が家の天燈が旅立ちました!!
(上の写真)おおおおおぉぉ~成功だあー、万歳、万歳!!うーーん、感激です!

 周りを見ると大勢の人が天燈を飛ばす準備をしています。(最後の写真)どの天燈も途中で落ちることなく、大空に放たれてほしいものだと願わずにいられない元宵節の夜でした。

            

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台北市ランタンフェスティバル

2007-03-05 00:07:30 | 台湾の風習
 元宵節です!ブタ年の2007年は「何事もうまくいく」年と言われ縁起がいいので、例年よりも華やかな燈會(ランタン祭り)になりそう!

         

 台北市燈會(ランタン祭り)のクライマックスは中正紀年堂で行われる大規模なフェスティバル。いろいろなアトラクションもあって毎年活気に満ちています。しかし、なんと言ってもメインは紀年堂中央に作られる干支の巨大花燈(創作ランタン)です。今年はブタ年だからジャイアントブタ君の張りぼてが立っていて、ブタ君の周りに台北のシンボル「台北101」や観覧車なども並べられていました。そして豚君の足下には台湾の電車MRTが走る仕掛けになっていました。またこの大規模な張りぼてはゆっくりと光の色が変わる装置が中に入っていて、夜見ると綺麗だし迫力もあるしで、拍手モノですよ。

 紀年堂内の別のスペースや城壁の外側の通路にも花燈(創作ランタン)がずら~っと並んでいます!やっぱり豚をモチーフにしたものが多かったですね。豚の花燈(創作ランタン)の数々をご覧ください。なかなか愛くるしいでしょ。

      
      
      
      
      
         

 菩薩様(?)の花燈(創作ランタン)も発見しました。写真ではわからないかもしれませんが、かなり高さがありました。

         

 なんと、ガンダムみたいな花燈(創作ランタン)もありました。子どもたちがこれを見て大喜びしていました。

         

 元宵節は台湾各地で大きなお祭りがあって、台湾全土が最もアツくなる日なのです!元宵節に台湾に来られたら、是非お祭りを見に行ってみてくださいませ!

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