ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

シックなムード「遊茶」カフェ

2007-10-28 23:15:51 | レストラン、喫茶店、茶芸館
 今回は最近最も気に入っているカフェをご紹介します。かかりつけの歯医者さんの近くにある「遊茶」というカフェです。

      

 扉を押し開け中にはいると確かにカフェなんですが、ちょっと茶芸館風。それもそのはず、このお店では茶葉も各種販売しているし、お茶のお供の蜜銭(シロップ漬けの梅)やドライフルーツ、瓜子(スイカの種やカボチャの種)も売っていて、茶芸館と言ってもよいのですよ。普通の茶芸館のように中国茶を楽しめるんです。

 しかし、このお店の自慢はそれだけじゃなく、お茶のゼリー、コーヒーゼリー、ミルクゼリーなどのゼリー各種。老板娘(女将さん)お勧めのお茶のゼリーは舌から喉を通るまでの間ゾクゾクしちゃう味わいです。

           

 ところで私のイチオシは抹茶ラテ。抹茶の苦みとコーヒーの苦み、それぞれ異なった苦みとほんのりした甘みがグラスの中で融合してお口に中に広がります。夏場やちょっと暑い日のブレイクタイムに◎です。

      

 お店の中のインテリアもシックで大人っぽくまとめられています。老板娘(女将さん)の趣味の良さとこだわりが感じられて、すっかりこのお店のファンになってしまいました。

 地元台湾のお客さんだけではなく、「最近では香港、日本など海外からもお客さんが来るのよ」と、老板娘(女将さん)は笑顔で言っていました。


※「遊茶」
 住所:台北市樂利路18号
 ℡(02)2378-3939,(02)2738-2757

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

陶器の町鶯歌

2007-10-24 23:03:39 | 町を訪ねて
      

 久しぶりに鶯歌へ行きました。鶯歌は陶器の町として有名で、日本人も訪れる観光スポットにもなっています。

      

 鶯歌「老街」はここ2,3年でお店の数が増えたような感じでした。休日にはお客さんも多く、賑やかなスポットになります。レストランも7,8年前には「老街」沿いにはそんなになかったのが、今では多くなったようです。

      
      
      

 「老街」を歩けば至る所に食器が売っています。

      

 急須やコップの類も多く見られます。

      

 砂糖壺とマグカップ!コップの蓋もいろいろあります。 

      

 風水を気にする台湾ならではのインテリア、「時来運傳」もたくさんありました!

 以前と変わらないのは鶯歌商法とでも言いましょうか、食事をしたらサービスに食器をプレゼントしてもらえること。今回は葉っぱの形の小皿一枚と、小さめの四角い皿を2枚選んでもらいました。だけど、もっと前は大きい丼なんかをくれたんですが、そんな大きい食器は置いていなかったなあ。ま、大きすぎると重いし、持って帰りにくいからかえって敬遠されるのかもしれません。

      

 写真はおもしろい丼に入った牛肉麺です。

      

 また、大きいお店の中では食器の手作り教室があり、ちびっ子達がろくろ回しに挑戦していました。う~ん、皆さん真剣な表情。

      

 子どもも大人も皆真剣に作品作り。

 このように鶯歌は陶器に溢れた楽しい町ですが、実のところこれらの陶器の多くは中国から輸入されたものだそうです。最近鶯歌では陶器の職人さんの数が減り、量産は難しいとのこと。本当の鶯歌陶器は結構値が張るんだそうです。だけど、中国からの輸入物なら手頃な値段で買えるし、数も多いし、観光地としてやっていくにはこうするのも一つの「手」なんでしょうね。ですから、本物の“鶯歌”を買うなら、店員さんによく聞かないといけないらしいです。

      

 最後にご紹介するのはもう一つの鶯歌名物、「阿婆寿司」。いなり寿司や海苔巻きのお寿司、味噌汁、茶碗蒸しなどを売るお店です。台湾の人も日本時代の影響でいなり寿司や巻きずしが大好き。そんなわけで庶民的なお寿司を販売しているこのお店も有名になりました。我が家も買ってみましたが、いろいろなお寿司を知っている日本人にとっては『まあまあかな』という感想。お味は確かに懐かしい味わいで、日本人にもOKでしょう。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
 

南横沿いのマイナー温泉

2007-10-17 23:35:14 | 温泉
 宝来温泉に行ったついでにその周辺の温泉にも足を伸ばしてみました。南横(南部横貫公路)沿いは温泉の宝庫!折角だから探索しなきゃ~!

 最初に宝来渓という川沿いにあるという“温泉源頭”に行こうとしましたが、現地の人いわく
「台風で流されちゃって、今はもうないよ。」
ということでした。残念!

 では、もう少し南横を北上した所にある野渓温泉(老老温泉)に行ってみようと上りのバスを待ちました。が、バスの運ちゃんに「老老温泉なんか知らん」とけんもほろろに断られました。次のバスが来るのは約3時間後。そんなに待っていられないので、ホテルのフロントに相談しバイクレンタルかタクシーの手配をしようとしたら、従業員のお姉さんが自分のバイクを貸してくれました。ラッキー!ありがとうございます!というわけで、バイクで南横を走ることに。ただ、借りたバイクは後ろのタイヤがすり減っていて、その上空気圧が足りないみたい。ちょっと心配だな。

      

 バイクで走る南横は爽快です!景色がとっても素敵!川の流れに山の緑。自然を長めながらのツーリングです。

      

 さて、目的の老老温泉は地元の原住民ブヌン族の一家がすっかり取り仕切っていて、銭湯みたいにきれいにコンクリートで固めた浴槽に湧き出た温泉を汲み上げていました。しかも一回2時間600元とかなりのお金を取り、ちょっと暴利!野渓温泉の自然な味など全くなしでした。それでここは入るのはやめにし、もっと山奥の桃源温泉を目指しました。


      

 が、桃源温泉は自然災害で壊れていて、お湯を汲み上げるラインが切断されちゃったとのこと。写真のようにお風呂にはお湯が入っていませんでした。ああ、がっかり。来月には直るんじゃないかな。おやおや、野渓温泉には入れないのか・・・と思っていたら、なんと「トルプス(渡鹿布斯)温泉」という立て札発見!矢印の方向にバイクを走らせると川沿いの一角にありました、温泉だ~。


トルプス温泉は新しく見つかった温泉なのか、知る人ぞ知る秘湯のようでした。毎週この温泉に入るため高雄から来ているおじさんおばさん三人組に会いました。温泉を引き込むための浴槽が二つ作られていて、どちらも源泉をそのまま溜めていました。

      

 一つは源泉温度40度くらいのお湯。

      

 もう一つはなんと冷泉でした。どちらも硫黄の匂いがして、いかにも温泉という感じ!うーん、野渓温泉はおもしろい!

      

 40分ほど遊んでトルプス温泉を後にし、再びバイクに乗って帰路につきました。が、桃源を過ぎたあたりでなんと、バイクの後ろのタイヤがパンク!!心配していた部分でしたが、まさかパンクするとは・・・・。困っていたら、道沿いの家に住むブヌン族のおじいさんが助けてくれました。おじいさんは小型トラックを持っているから荷台にバイクを積んで、宝来のバイク修理屋まで運んで行ってあげようと申し出てくださいました。ああ、ありがたや、これぞ地獄に仏。

            

 次に、荖濃渓という川沿いにあるという“向竹冷泉”へ。ここは町からそう離れておらず、地図で見てみると徒歩30分くらい。雨の予報が思いっきり外れ暑い日射しの中を歩いていくと、トンボの群れ、池にわんさかオタマジャクシ、道の両脇はマンゴの木!と、台北では見られない景色にびっくり。宝来温泉のあたりは金煌マンゴという大きくて皮の黄色いマンゴの産地で、あちこちにマンゴの木があります。が、今は遅い時期に収穫される凱特マンゴの収穫期のようで、大切に袋がけされている木が多く見られました。

 残念ながら“向竹冷泉”は何故かクローズドで入れませんでした。やむなく退散し、今度は荖濃渓の対岸にある“宝来硫黄冷泉”へ。またトコトコ山道を歩いて川沿いへ下りていくと、今度はやっとありました、温泉が!

      

 しかし、ここは硫黄冷泉を引き込んでコンクリートの浴槽に汲み入れているので有料でした(一人100元)。しかし、100%天然温泉で硫黄の匂いがします。冷泉に入るとちょっと冷た~い!!

      

 冷泉を温めた浴槽もあったのでそちらのほうに入るといい湯加減でした。ここには地元の方々がやってきていました。

 めいっぱい温泉巡りをして、またもや日焼けしてしまい、鼻の頭が赤黒くなっちゃいましたが、台湾温泉旅行は楽しくってやめられません!

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
 

宝来温泉だよ~

2007-10-15 16:31:19 | 温泉
 台湾の南部、高雄縣六亀郷にある宝来温泉へ行ってきました~!この温泉地は台湾の南横(南部横貫公路)の途中に位置し、かねてから南横へ行くことが夢だったのでそれが実現し、もう嬉しくて!!

      

 まず、高雄まで行き、そこから高雄客運で宝来温泉へ向かいました。バスは町中では渋滞などでゆっくりペース。旗山、美濃、六亀などの町を経て、20号線に入ってからは南横の醍醐味ともいえる山また山のカーブ道。宝来温泉に着くまで3時間近くかかりました。

           
            
      

 泊まったホテルはロッジ風の「鴻來渡暇温泉山荘」。お部屋の中も広く、スタッフも大変親切でした。

      

 ホテルの中には露天の温泉浴場があり、お客さん達が楽しそうにお湯に浸かっていました。台湾の温泉にありがちな水着着用の混浴です。宝来温泉のお湯は透明で匂いもほとんどありません。が、かすかにお湯のぬめりが感じられ、お湯の中で肌をこするとつるつるした感触があります。炭酸ナトリウム泉で、胃腸病、糖尿病、関節炎などに効果があるとか。

      

 宝来の町には原住民ブヌン族(布農族)が多く住んでいます。というわけでブヌン族(布農族)レストランなどもありました。

      
            

 この辺りの名物というと、山で採れる梅を使ったお料理。梅子排骨(メイズパイグー)は梅のソースがかかった豚肉のスペアリブ。梅の味がフルーティーで、ひと味違う酢豚のようなお味でした。
 また、「梅汁豆腐」(写真奥)という一品もありました。揚げ豆腐に梅ソースを絡めたものです。これも甘酸っぱくて美味でした。手前の野菜は「皇宮菜」という野草を炒めたお料理です。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ 

杏仁豆腐が食べたいなら

2007-10-07 00:11:03 | 飲食五花八門
      

 「于記杏仁豆腐」名前の通り杏仁豆腐のお店です。ここの杏仁豆腐の香りに惹かれてしまいます。

      
      
 
 杏仁豆腐は一つ43元。付属の杏仁シロップをかけてたべるのですが、このシロップがまた量が多い!かけたらよく混ぜ混ぜして食べます。

 お店には杏仁豆腐以外にも杏仁かき氷や、杏仁アイスキャンディー、杏仁パイ、杏仁クッキー、タピオカ入り杏仁ミルクなどがあります。

 写真のお店は光復南路5号にあるお店ですが、支店は他にも通化街、衡陽路、永和市の夜市の中にもあるります。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ