ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

彰化の台湾ガラス館

2012-06-29 21:56:37 | お勧めスポット

 彰化縣の濱海工業区には他にも見所がたくさんあります!その一つ、「台湾坡璃館(台湾ガラス館)」にも行ってみました!



 建物の中に入るとこんな感じで、ちょっと雑然としていました。ん?ここって本当に博物館なの?と思っていたら、見学は2階からだということで上の階に移動しました。


    
 2階には展示スペースがあり、そこにはいろいろなガラス作品、鏡の作品が並んでいました。ほら、こんなガラスの廊下もありました!ガラスの下には白い砂が敷き詰められていて、その上に貝殻やきれいな小石が置かれていて、ちょっとしたアートなスペースとなっていました。


    
 わお!これ、台湾の地図だ!!海に浮かぶ台湾島がガラスによって見事に描かれていますね!



 おっと、こちらは鏡の廊下だー!パステルカラーの壁がポップな感じです。



 こちらは鏡を煉瓦風に組み合わせた壁。



 ガラスで作ったいろんな作品も展示されていました。これはガラスの書物。涼しげな色合いもいいですね。



 卓上ランプもシェードがきれいな模様のガラスです。



 この作品は何だかわかります?小さい粒々のものはアリさんたち!キュウリももちろんガラスでできています。



 ガラスの自転車もありました。これ、棚の上なんかに飾っておくのによさそう!



 この薄紫色の花瓶はとってもエレガント!可憐で繊細でデザインもステキですね。



 動物の作品もありました。これもその一つ。ペンギンさんの親子!



 実用品も展示されていました。こういう棚やテーブルがお部屋にあったらステキだな。



 こちらはガラスの壺や花瓶が勢揃い!



 橋の下にはなにやら池らしきものが・・・これもガラスで作った蓮の花と蓮の葉っぱなんです!



 さて、台湾坡璃館の1階奥には鏡の迷路があるんです!受付でスリッパを購入し、白い手袋もはめてやっと入場できますのでご注意を!では早速迷路の探検だーい!



 おっと!黄色っぽかった鏡の間が進むにつれてブルーの世界に変わっていきました。鏡だらけなのでどれが本当の道なのかわかりづらくてスリルがあります。



 しばらく行くと広間に出ました。周りは鏡だらけで不思議な世界!


    
 地面も鏡なので歩くときはおっかなびっくり・・・


    
 なんともミステリアルな空間です。だけど鏡の迷路探検は面白かったです~!!



 台湾坡璃館はお土産コーナーも大変充実しています。1階のあちこちにお土産売り場があり、どれを買おうか迷っちゃうほど。写真は果物シリーズですが、色がとってもきれいでしょ?ただ、ガラスなので小さめでもかなり重量があります。買いすぎると重くなるのでご注意を!

台湾坡璃館:彰化縣鹿港鎮工南四路30号 8:00~18:00

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彰濱秀傳紀念医院

2012-06-17 21:41:54 | お勧めスポット

 彰化縣の濱海工業区にやってきました!



 目指すは、はい、この建物!これ、大きな総合病院なんです。彰濱秀傳紀念医院という台湾ではそれはそれは有名な病院。え?病気になったから病院に行ったのかって?いえいえ。そうじゃないんです!



 まずは病院の中に入ってみましょう!おやおや、正面ホール入り口にはピアノが置いてありました。ピアノは電気仕掛けなんでしょうか、自分で演奏してるんです。まるで出迎えてくれているような感じです。



 1階から地下へとつながる階段を発見!壁には「秀傳醫学博物館」とあります。実はここへ来たかった我々です!



 階段を下りていくと、いきなりこんなものが!これは、“我々人間も動物だから動物に見られていることもある”という意味なんだそうです。



 これはなあに?おそらく肉も野菜も好き嫌いなくバランスよく食べましょう!という意味なんでしょうね。



 この博物館では人間の体についていろいろなお勉強ができるんです。体の仕組みを知りましょうっていうわけなんでしょうが、それにしても博物館の敷地は広~い!模型も工夫して取り入れていて、子供にもわかりやすく説明しています。ちなみにこのコーナーは視覚について。目玉の模型がわかります?



 こちらは耳の仕組みについて学ぶコーナー。



 味覚についてお勉強するならこちら。大きな舌がベーッと出ていますね。下の方にある赤いボタンは甘み、辛み、酸味、苦みのボタン。これを押すと感じる部分が点滅します。



 こちらは平衡感覚を試す装置です。中に入るとスイッチが入り、グオングオン~と揺れます。倒れないようにバランスをとれるかどうかを試すんですね。



 これは力比べマシーン。スイッチを入れるとロボットと腕相撲ができます。



 こちらは人力で発電するコーナー。自転車をこいで発電させ、正面に据え付けてある鏡を電気で照らします。こぐ力を弱めると電気が暗くなって鏡が見えにくくなるというわけ。


    
 むむむ、なんだか奇妙なものが・・・これはいったい何?はい、これは口なんですが、その先をたどっていくと・・・



 胃に到達!!血管まであってリアルです。だけど、この模型巨大すぎません?



 さらに進むと小腸が見えまーす。黄色のボコボコしたトウモロコシみたいなのは膵臓なんでしょうか?むむむ・・・



 そしてラストは大腸に突入-!!というわけで、この巨大模型でもって消化器系のラインが学べるのですね。


    
 変わってこちらは曲がった平均台。あなたの平衡感覚を試してみましょう、と壁に書いてありましたが、正面に貼ってある体操選手のポスターが気になって台から落ちてしまいました~。


    
 こちらは体内のコントロール機能を学べる装置。



 心臓の模型も置いてあります。


    
 さて、この広い病院内には洋服店や大規模なフードコートなどもあります。病院と言うよりもデパートみたいな感じ!というわけで、私たちもフードコートでランチをいただいてきました-!

彰濱秀傳紀念医院:彰化縣鹿港鎮鹿工路6号 健康区博物館は8:30~17:30

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台中の清新温泉ホテル

2012-06-10 21:55:22 | オススメの宿

 台中市の温泉ホテルに泊まりました!高鐡(台湾新幹線)台中駅にほど近い所にある清新温泉というホテル。ここはわりと新しい温泉ホテルなんです。



 私たちが泊まったのはこの4人部屋。小高い丘の上にあるホテルなので、窓からの眺めはよかったです!台中の町が見渡せました。お部屋も広く、ベッドの寝心地もグー!日本人客も多いのか、案内用パンフレットには中国語、英語の他に日本語でも書かれていました。



 アメニティーも充実していました。ウェルカムフルーツはみかん、そして白いお皿にはパイナップルケーキとチョコレートが載っていました。チョコレートは爆竹の形をした容器の中に入っていました~。



 お部屋のお風呂も大きめで、窓から外の景色が眺められます。シャワーはお湯の出口が縦長で、変わった形をしていました。



 お風呂もやや深めだから、体をどっぷり浸けてお湯の中でくつろげます。もちろん出てくるお湯は温泉。この温泉のお湯は



 ホテルの 階奥のエリアは温泉施設になっています。手前には水着着用の露天風呂がありました。



 SPA用のお風呂、温めのお風呂、熱めのお風呂、また、バラの香りのする香り風呂なども設置されていて、みんな思い思いに入浴していました。この日は連休だったのでお客さんも多かったです。
 さらに奥のほうには男女別の裸で入るお風呂がありました。こちらのほうが温泉の泉質が濃かったように感じました。



 ホテルにはそのほか、ジムやキッズルームもあります。写真はキッズルームです。玩具や絵本、ボールプールなどちびっ子が楽しめるグッズや遊具がそろっていました。



 また、キッズルームにはパソコンもあって、ゲームなどをして遊べるようになっていました。



 朝ご飯はバイキング形式。 階のダイニングでいただけ、西洋式、中華式それぞれの朝食が用意されていました。



 窓側に設けられた席は明るくてグー!



 こんなにいっぱい取ってきちゃいました。欲張りすぎでしょうか。



 ホテルの中庭には大きな池があり、何匹もの鯉が泳いでいます。



 池は2段式になっていて、橋をまたいで滝が作られていました。

 清新温泉ホテルのサイトはこちら

清新温泉渡假飯店:台中市烏日區成功西路298号

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台中にある虹の眷村

2012-06-05 15:42:35 | お勧めスポット

 台中市内のある眷村に行ってきました。ここは近年人気のスポットとなっているっていう噂。それなら見逃したくないってんで行ってみると、あら本当だ!こーんな看板があるじゃない!!

 眷村というのは、そもそも蒋介石が中国大陸から連れてきた軍人や役人を、町の郊外に住まわせていた住宅のことで、外省人が住む古い住宅のことを指します。しかし、最近こういう眷村は老朽化が激しくなって、徐々に取り壊されていき、新しい住宅に造りかえられています。
 春安里の眷村もそんな古い住宅でした。が、ここの住人の黄永阜というおじいちゃんが住宅の壁や地面に絵を描き始め、その絵が人気となって訪れる人が増えていってるのです。



 この日も大勢のお客さんが眷村を訪れていました。皆さん手に手に立派なカメラを持っています。住宅に近づくにつれて人の多さがわかってきました!


    
 お!「彩虹村」って書いてある!



 地面にもこんな風に自在に絵が描かれていました。これはウサギさん!



 この絵もなんだか愛らしい!上の動物はトラでしょうか?



 壁にも隙間なく絵が並んでいます。似たような絵ですが、一つ一つは全部違っていますね。




 おじいちゃんの描く絵は色がきれい!赤、青、緑、ピンク、黄色などの明るい配色です。



 どの絵も可愛いというのでもなく、また芸術的だというわけでもないのですが、何故か心惹かれる絵なんです。



 ん?これは水牛でしょうか。みんなお気に入りの絵の前で記念写真を撮っています。



 おうちの壁にもドアにも絵が描かれていました。この落書き、住人の皆さんももうすでに承諾しているんでしょうね。



 地面にも隙間亡く絵が描かれています。なんだか楽しい気分になります!



 お客さんも大喜び!絵を見ながら口々に感想を言っていました。




 住宅の中の、小路になっている壁伝いにもびっしり絵が描かれています。もうこうなったら青空美術館みたいです!



 あれっ、これはパンダかな?團團と圓圓って書いてあるから、きっとそうでしょう。中国から台湾に送られてきたパンダです!



 ひゃああ、こりゃまたたくさんの人が描かれていること!背景のピンクがキュートさを出しています。



 黄さんのおじいちゃんのお部屋の中も絵が描いてありました!ほら、壁にもごらんの通りいろんな人物が・・・おっじいちゃんは気さくに「入って見ていってくださいね」とごきげんさんでした。



 鮮やかな色使いで描かれた絵はなんだか楽しそう!



 この絵の表情は印象的!つい、アップで写真を撮っちゃいました。



 これが私の一番のお気に入り!この標語も言い得て妙だと思いました。



 ここは住宅ですから一般の人が住んでいるんですが、超人気スポットとなってしまった今では、住人の方々も食べ物の店やら飲み物の店などを出していたりなんかします。



 ほらね、こんな看板なんかもたってますよ。「ソーセージ売ってます」とか、「冷たい飲み物、温かい飲み物」なんてのも・・・



 ストリートパフォーマンスやってる人までいるんだから!いやはや・・・



 おじいちゃんのお宅の前です。お客さんは後から後からどんどんやってきます。 



 壁にも地面にも絵がびっしり書き込まれているので、賑々しい感じがしますね。


    
 このピンク色のキャラクター、なんだか心惹かれます。

    
    
 だけど、この人物画や動物画って、おそらく・・・何の脈絡もなく描かれているような・・・
    

    
 窓のある壁にも、ほらこの通り一面に落書きが・・・



 この壁には台湾や香港の芸能人が勢揃い!一番左が劉徳華ですって!う・・・ん、似ていないけれど、服はイカしてるな!



 真ん中の女の子は日本の女の子だって。


 こんなにも観光地になってしまった彩虹村の眷村は、取り壊されるどころか、保存決定となりました。おじいちゃんも台中市政府から大々的にお誕生日のお祝いをしてもらったようですし、今後も精力的に絵を描き続けていくのでしょう。 
 そんな元気なおじいちゃんの描いた絵を一つ一つ見ているだけで、なんだか楽しくなってしまう・・・そんな面白スポットでした!

彩虹眷村:台中市南屯区春安路56巷

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