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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

緑色隧道でマングローブ見学

2013-08-27 15:43:02 | お勧めスポット

 やってきました、台南です。お天気がよければ冬でも暑い台南です。台湾の第八番目の国家公園に指定された台江国家公園には、船に乗ってマングローブが見学できるスポットがあるんです!



 その場所は、はい、こちら。四草大衆廟のすぐ近くです。四草大衆廟は台南市安平地区の西北にあります。



 廟の近くにマップが貼ってありました。まずはこれを見てよく予習しておきましょう。



 廟の向かって右方向のお土産物、食べ物飲み物売り場の奥に、船のチケット売り場があります。船の種類は2種類。マングローブを抜ける筏コースと、台江観光船コースがありますが、マングローブだけを見るコースは時間にして約30分くらいなので、こちらの方が人気がありました。それでも、お休みの日に行ったので、船に乗るまで1時間くらい待ちました。ああ、やれやれ。



 船はこういう船です。お天気だと暑いので、菅笠をかぶり、救命胴衣を身につけてから乗り込みます。船にはガイドさんが乗っていて、詳しく解説してくれます(但し、中国語)。



 乗った船から見ると、こんな風景が広がります。



 ガイドさんの説明を聞きながら船は進んでいきます。



 主要な植物には名前のついた札が下がっていますので、よ~く覚えて!



 おっと、ここにもあった、名前の札!「水筆仔」って、マングローブの赤ちゃん!




 水辺の風景にお客さんも興奮!



 マングローブの緑が頭すれすれに船が走ったりするので、ちょっとスリルがあります。



 あ、鳥さん発見!川にはいろんな種類の水鳥も生息しています。



 川の両端から伸びるマングローブの林が、頭上で交差して、トンネルみたいに感じます。



 わーお、緑のトンネルに突入!



 「緑色隧道」といわれる由縁が、これですね。



 船がスタート地点に戻ってきました!橋の上から見ている人が手を振ってくれます~。



 逆に橋の上から川を見るとこんな感じ。今度は橋の上から船に乗っている人に向かって手を振りました!



 船を下りてから、川沿いに続いている道を歩いてみました。



 川べりを覗くと、いろいろな生き物の姿が見られますよ。湿地に一番多いのはこのカニさん!



 マングローブの種もいっぱい見られます。


マングローブ観光筏ツアー:台南市安平区の四草大衆廟の裏から発着。 約1キロの水路を約30分かけて往復する。大人150元。 月-金は午後2時半、土日休日は随時。四草大衆廟の住所は台南市安南區四草里大衆路360號

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南投の金針花畑

2013-08-20 22:06:59 | お勧めスポット

 夏から秋にかけて、台湾ではこんな花が咲き乱れるエリアがあります。花蓮縣や台東縣の山などで咲くことが有名な金針花(日本語ではワスレグサ)です。



 金針花の絨毯は南投にも存在しました。花蓮縣や台東縣ほど規模は大きくないのですが、日月潭にほど近い頭社というエリアに、金針花の花畑があると聞き、行ってみました。
 最初は金針花ではなく、ヘチマの畑だけが目についたのですが・・・・・



 しばらく進むと、あ!見えてきました!あちらの方に黄色がかったオレンジ色の塊が!



 更に近づくと、もう間違いありません、金針花の花畑です!




 うわああああ~。絶景!


    
 8月から9月にかけて咲くので、この時期この花に出会うのが楽しみです!



 まだつぼみの金針花も少なくなかったです。



 農家のおばさん達が金針花をせっせと摘んでいました。食用に乾燥させて売るのです。



 花の部分だけではなく、茎の部分も食べられるんです。これが金針花の茎。「美人腿」という名前なんです。



 この「美人腿」は生で食べられます。そのまま囓ってください。ショリショリとした食感、ほんの少し感じる甘みがクセになりそう。



 見渡す限り金針花の花畑、美しい長めです。



 8月、9月に南投日月潭を訪れたら、頭社の金針花畑にも是非立ち寄ってみてください。

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青田七六

2013-08-13 21:44:22 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 台北市の人気スポット永康街にあるレストラン「青田七六」へ行きました。



 お店の建物は、ほら、このように木造の和風建築です。最近台湾では古い建物をリニューアルして、喫茶店やレストランをやっている所が少なくありません。青田七六もそんなお店の一つです。


    
 この建物にはかつて馬延英という地質学者が住んでいた、と入り口の看板に書いてありました。



 お店の敷地に入ってすぐ右手にある壁には家紋のようなマークがずらっと並んでいました。あとでわかりましたが、これは365日分の誕生花のマークだそうです。




 建物の周りをぐるっと歩いてみました。古い木造家屋ですが、保存状態がいいですね。



こういったガラス戸も懐かしいですね。木造の建物は温もりを感じます。



 苔むした屋根に年月を感じます。



 樹齢2000年だという木が倒れていました。朽ち果てるまで保存する構えのようです。


    
 店内も純和風。ほら、廊下も木の床です。木の扉も年季が入っています。



 客室に通じる廊下も木の床。昔の佇まいをそのまま活かしています。


    
 台所と書かれた木の札が下がっているところは、本当にお店の厨房になっています。



 こちらは客席ではなく、展示室。馬延英氏の書斎だったと思われます。



 こちらの部屋も書斎のようです。ちゃんとそう書いてありました。



 こちらは廊下の突き当たり。木戸で仕切られていますが、昔はこの向こう側は納屋だったのかしら?


    
 女中部屋まであったみたいですね!今はもちろん女中さんなんていませんが、当時の部屋の役割がわかるようになっています。



 さて、こちらでランチをいただきました。とんかつ定食には鍋がついていました。



 私が食べたのは鶏の唐揚げ定食。これもお一人様鍋付き。



 娘が注文したのは餃子定食。東門市場で売られている貝柱餃子(緑色)、エビ入り餃子(赤)に、やっぱり鍋がついていました。



 レトロな空間に囲まれて食事を楽しみました。台北市内の賑やかなエリアに、こんなに静かで落ち着いたスポットがあるのに驚きました。

青田七六:台北市青田街七巷6号 電話(02)2391-6676

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三峡のレトロレストラン

2013-08-05 21:58:07 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 三峡の奥にある素敵なレストラン「陶轤」をご紹介します。お店の玄関周りは写真のように緑の木々で覆われているので、ちょっとわかりづらいかもしれませんが・・・



 お店に入るとみんなびっくりするのがずらーっと並んだ骨董品や陶器のお茶碗の数々。全てオーナーのコレクション&手作りの作品です。



 しかもこのお茶碗、すごくたくさんの種類があるんです~。



 壁の飾り棚にもお茶碗が飾ってあります。この飾り棚も蒸籠を改良した物ですね。面白いアイデア!


    
 こちらにも蒸籠の飾り棚がありました。また違った種類のお茶碗が飾ってありますね。



 他にも所狭しといろいろな物が陳列されています。



 こちらは花瓶コーナーでしょうか、鉢類が並んでいますね。



 こちらの古めかしい棚には瓶など、ガラス製品がたくさん!



 席は一階だけではなく二階もあります。二階へ上がる空間にも様々な物が飾ってあります。



 階段を上りきったところから下を見ると、陶器の壺やかご類などが目に入ります。



 こちらは二階座席。テラスにもテーブルが用意されているので、外でもお食事が楽しめます。



 さて、では我々も食事をいただくとしますか。まずはお茶のセットが出てきます。



 前菜はトマト、キクラゲ、春雨、そして過猫という野草のサラダです。甘酸っぱくておいしかった!



 白身魚を味噌味の豆で煮た一品。これも美味でした。


    
 ご飯は木のお櫃に入って登場です。玄米入りでヘルシー!



 ちゃんと香の物もありました。日本と同じようにダイコンのお漬け物!



 鶏肉のスープは漢方薬風煮込み。アカナツメが隠し味かな。



 キャベツと中国セロリの炒め物も美味しかったです。



 牛肉とタマネギとニンジンの煮物。どこかで食べたような味だなあと思ったら、肉じゃがの味に似ていました。懐かしい日本の味!



 キノコ類と野菜の醤油煮込み。味が濃すぎずおいしかったです。



 デザートは紅豆豆花。甘すぎずちょうどいいお味。

 雰囲気が良くて隠れ家的なレストランでした。

陶轤:新北市三峽區插角里36號 TEL(02)2672-9071 食事は一人350元

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