台湾南端の町、恒春の町を探索してみました!
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恒春の町は「古城」と言われるほど古くから開けた町。町の中心部に残る城壁がそれを物語っています。これは南門路のロータリーにある城壁跡、“南門”です。
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こちらは“西門”。中山路の細い道に跨るようにして建っています。この西門は去年大ブレークした台湾映画『海角7號』の撮影場所としても使われました!
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これは“北門”です。北門路の北端にあります。
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そしてこれが“東門”。東門路の東にあります。東西南北の門と城壁が、今も恒春の中心を囲んでいる、面白い造りの町だと思いました。
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ところで、私達がこの町を訪れた頃、東門のすぐお隣にこんな建物ができかけていました。いったいこれは何かしら???昔のお城を再現しようとしているのかもしれません。
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さて、恒春の町で人気スポットとなっているのが『海角7號』のロケ地となった“阿嘉の家”です。主人公の実家のセットなんですが、ここがもう大勢のお客さんが押しかける観光地となっていました。玄関先では映画のグッズなどが販売されていましたよ。
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“阿嘉の家”の近くには飲み物を売るお店まで出ていたりして、お客さんの多さがうかがえます。
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入室料一人5元を支払えば、“阿嘉の家”に入れます。折角来たので、入って中を見学することにしました。玄関の引き戸の内側には、なんと友子役の田中千絵さんのサインが書いてありました。映画を見た方はご存知でしょうが、酔っぱらって友子が靴を投げつけ、ドアのガラスが割れてしまうシーンがありましたが、今はその割れた部分は新しいガラス板がはめ込まれていて、そこにサインが書かれてました~!
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一階の事務机の上に、無造作にギプスが置いてありました。これは茂伯が足を怪我をした後につけていたギプスです~!!
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部屋の奥にある階段を上って二階に上がってみました。この階段、すっごく狭くて危なっかしかったです~。
二階は意外と狭く、よくもまあこんな狭い場所で映画を撮ってたなあ~とびっくりしました。で、ありましたよ、ありましたよ、阿嘉と友子のベッドシーンに使われたベッドが!!二人のサインも書いてあるのがわかります?
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で、ベッドサイドのテーブルには、この映画のキーとなる手紙の束がありました。台湾人の友子さんに届かなかった、日本からの手紙を阿嘉が届けることになった、あの手紙です!!
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壁には一面に映画の名場面の写真が飾られていました。うーん、確かにこのシーンあったなあ~と、映画を見た人なら頷いちゃうでしょう。
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これはお馴染み、『海角7號』のポスターも壁に貼ってありましたよ。主役二人と、監督さんのサイン入りでした。
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部屋の隅には阿嘉が弾いていたギターもありました。『海角7號』ファンにはたまらない映画グッズです~。
ところで、この“阿嘉の家”は『海角7號』のロケに使われましたが、実際に人が住んでいるお宅を改造した所なんです。それで、このロケ部屋の奥はここに住んでいる人のお宅にそのまま続いているんで驚きました。
それで、ここを管理しているのも住人のご家族でした。
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さて、町の東側の郊外では面白い風景が見られます。それが出火特別景観区と呼ばれるところです。
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文字取り地面から‘出火’しています~!なんと、ここは地面から天然ガスが噴き出しているのでした!!私達は昼に見ましたが、夜に見に行くとまた違った雰囲気が味わえると思います。
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火が吹き出している附近をよく見ると、なんと白い鳥さん達がいます!!こんな火の近くにいて熱くないのでしょうか?ガスの匂いで気持ち悪くならないのでしょうか?とっても謎でした。
恒春:台湾高鐵左榮駅から墾丁快線(高雄客運バス)に乗って、「恒春」下車。乗車時間は約2時間ほど。