ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

楽しい野渓温泉、精英温泉!

2011-10-30 21:52:22 | 温泉

 廬山温泉街から北東の方角約1.5キロあたりに、面白い野渓温泉があると聞き、そこにもトライしてみました!廬山から14号線をそのまま東に奥へと進みます。目印はこの赤い服を着た女性の壁画。これが見えてきたらちょっと注意してください。



 この壁画から少し行くと、こんな場所に出てきます。写真ではわかりにくいかもしれませんが、ここで14号線を外れ、電柱がある方向の下り坂の道を行きます。産業道路になっていて、道幅が狭いのでご注意を。



 いいお天気でしたので辺りの景色は抜群によく、山の緑が美しい~~!!



 この辺りの名産、桃も木にたくさんなっていました。



 ほら、きれいなピンク色の実をつけています~!



 更に道を下っていくと分かれ道になっていました。向かって左の方の道を進んでくださ~い。



 しばらく行きますと、また道が分かれています。今度は向かって右の道、建物がある方の道を進みましょう。



 ずんずん道を下って行って突き当たった川がこちら。塔羅灣渓という川です。あ、この緑の橋は渡らずに、下手の方から川を渡ってくださいね。



 もうすでにこちらでキャンプしているグループもいました。皆さんキャンプしがてら、川の温泉で遊んでいる模様。



 その温泉というのがこちら!これが精英温泉(塔羅灣温泉)です!ここの川底から温泉が湧き出ているんです!!




 パラソルを用意してすっかり野渓温泉を楽しんでいるようですが、お湯加減はどうなんでしょうか?ちょっと足をつけてみると、あちちちちちちちち!!!!!あっつー!熱い熱い!!
 するとすでに川の中に入っていた子どもたちが
「よくかきまぜたら大丈夫だよ~。」
って教えてくれました。



 キャンプをしていた方々が、水着に着替えるならテントを使って、と言ってくださったので、遠慮なくお借りすることにしました。



 では、入ってみましょう!かき混ぜながら入っていくと、うん、本当にちょうどいいお湯加減です。だけど、かき混ぜるのをやめると、またすぐに熱いお湯が川上の方から流れてくるので、絶えずかき混ぜていなければなりません。手足を川の中で動かしながらの入浴です。いやあ~、これ、面白いです!!



 ところで、温泉はいったいどこから湧き出ているんでしょうか。どうもこの石の下辺りからのようなんです・・・それにしてもかき混ぜ続けていないと、かなり熱いお湯が流れてくるのですから、源泉温度はかなり高いと思われます。



 大人も子供も川に体をつけて野渓温泉を楽しみます。が、ずっと寝ころんでいたら、熱いお湯がどどどどどどっとやって来ますので、常に手足は動かしていなければなりません。



 青い空、緑に聳える山々、きれいな川の流れ!大自然を眺めながら自然の温泉に浸かるのは最高です!



 小一時間ほど精英温泉を楽しんであがりましたが、後に残った男の子がずっと手足を動かしてお湯をかき混ぜながら、まだ一人で温泉浴を続けていました。

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瑞岩温泉?

2011-10-24 22:17:15 | 温泉

 紅香温泉を訪れた後、そのお隣のにも行ってみました。發祥村にも温泉があるということなので寄ったのです。その温泉は瑞岩温泉という野渓温泉。ただ、ここはかなり前には温泉があって、お客さんが入浴できる施設もあったのですが、台風などの影響で流されてしまい、すでになくなってしまったという話を聞いていました。実際、地図にも《淹没》(消失)と書いてあります。

 が、しかし、最近復活してお湯が出てきているという情報を得たので、それならちょっと行ってみようかという話になったのです。



 發祥村にもキャベツ畑がこれでもかというくらいドバッと広がっていました。



 あれに見えるはなんの小屋でしょうか。同じ色、同じ形の小屋が並んで建っていました。村の人に聞いてみようと思ったのですが、この辺りには誰もいなかったので聞けませんでした。



 瑞岩温泉の付近にやってきました。北港渓にかかるこの橋が目印です。この橋を渡って対岸を向こうのほうに歩いて行くと温泉があるというのですが・・・




 早速橋を渡って向こうの岸に・・・そして川上の方に向かって歩いて行くと、川の水がオレンジ色になっている部分がありました。う~ん、あの辺りが怪しそうだなあ。




 近づいてみると、岩の下の部分がオレンジ色に変わっています。温泉の成分が出てきているのでしょうか?



 この岩だけじゃなく、この辺りは川の水がオレンジ色になっているところがたくさんありました!!



 このオレンジ色の部分を触ってみると、うん、あったか~い!でも、熱くはありません。35度前後でしょうか。



 私も足を突っ込んでみました。わお!ちょうどいい感じにあったかいです~~~!!この川底に見えるオレンジ色のもの、不思議な感覚です。ふんわりしていて触るとスーッと溶けてしまいます。




 それにしてもこの温泉成分が持つ(?)オレンジ色がまるでアートに見えてしまいます。


 
 きっとこれって瑞岩温泉だよ!と確信しながら足湯を楽しんだのでした。

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山の秘境、紅香温泉

2011-10-18 21:59:09 | 温泉

南投縣の秘境温泉を求め、霧社から14甲線(中横公路霧社線)を北に向かいました。
そのまままっすぐ進むと、今や大観光地となっている清境農場へ行くのですが、途中から力行産業道路に入りました。
 山を縫うようにして走っていると、こういった段々畑が見えてきます。



 濃い緑色の山に囲まれた道はどこまでも続きます。



 途中で山の斜面に植えられたキャベツを発見!たくさんのキャベツ!そうです、南投は高原野菜のキャベツをたくさん作っています!



 今からキャベツを出荷するんでしょうか、道端に梱包されたキャベツ入りのかごが積まれていました。



 上から清水が滝となって流れ落ちている個所もありました。



 車やバイクもまばらで静かな産業道路を1時間半ほど走って、ようやく紅香村に到着です!台湾原住民タイヤル族が住む村だということです。



 村の入り口に地図がありました。これを見てみると目指す温泉は村の一番奥です。



 地図どおりに行ってみると、果たして温泉がありました。「紅香温泉」と書いてあります!だけど、係りの人など誰もいない様子・・・



 温泉小屋の前には露天温泉らしきものがありましたが、残念ながら水風呂でした。だあれもいないので、何の断りも入れずに小屋の中のお風呂に入ってみることにしました。



 小屋の中に湯船は男湯と女湯、それぞれ一つずつありました。写真は女湯のお風呂です。私達の他に誰もお客さんはおらず、貸切状態でゆっくり浸かりました。
 お風呂のお湯は40度くらいでいい湯加減!お湯の色は透明で、強い匂いはありませんでした。中性炭酸泉で、神経衰弱や婦人病、皮膚病、腰や背中の痛みなどに効果があるそうです。



 お風呂から上がり、周りの景色を見てみました。温泉の前には北港渓という川が流れています。この上に架かっている吊り橋はもうボロボロ。



 山の木が激しくえぐり取られていますが、きっと台風か何かで崩れ落ちたのでしょうね。しかし、山深い里の素晴らしい景色です。



 村の学校もちょっと覗いてみました。原住民色に彩られた校舎はお休みの日だったので子どもの姿もなく、ひっそりとしていました。

紅香温泉:埔里からバスで霧社まで行き、そこからタクシーなどで約30キロ。

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廬山温泉

2011-10-12 21:49:50 | 温泉

 南投縣の温泉巡りの旅、お次は廬山温泉です。古くから温泉宿があり、観光地としても人気のある温泉です。


    
 廬山温泉のシンボルはこの吊り橋!この吊り橋を挟んで南北の岸に温泉街が広がっています。



 さっそく吊り橋を渡ってみましたー!歩いてみると・・・わああああ、結構揺れますよ~!!ちょっと怖いなあ。


    
 橋の半ばで下を覗いてみると、こーんな感じ。塔羅灣渓という川です。


        
 吊り橋を渡りきると商店街に出ます。一軒一軒お店を覗きながら歩いてみるのも楽しいです~。



 これは北側の岸の商店街です。つきあたりが先ほどの吊り橋になっています。


    
 こちらが南側の商店街。土日、祝日はお客さんで賑わいます。夜は更に売り子さんたちの元気な声が響いて活気がありました。
 北側の商店街は道が狭いので車とすれ違う時にはくれぐれもご注意を。



 商店街の中のレストランでお昼ご飯を食べましたが、温泉地ではメジャーな川魚、マス料理をいただいてみました。
 これはマスのスープ。



 で、こちらは清蒸鱒魚(蒸し焼きにしたマス)です。なかなか美味でした!



 我々が今回泊まったのは廬山園游泳池大飯店です。南側の商店街の最も東奥にありました。



 このホテルには露天温泉施設があります。こちらは子ども用の水遊びコーナー。水温は温めに設定されていました。



 こちらは打たせ湯やジャグジーのあるスペース。ただ、古い温泉ホテルなので造りが小さく、長い間改装されていない様子。3年前の大きな台風「辛楽克」で受けたダメージの影響もあるのでしょうか、改装工事などの予算がないのかもしれません。



 広い温泉プールもありました。こちらはちょっと深めなので、子どもは保護者と一緒に利用してくださいとのこと。



 ホテルの宿泊料金の中には夜の食事代も入ってました。こんな晩御飯!



 廬山温泉街には地熱井戸がありました。その温泉を利用してゆで卵を作り、販売しているお店もあり・・・



 足湯を提供していたり・・・足湯は1回20元でした。



 温泉道を更に奥へ進むと、温泉源頭があります。ここにも温泉水を利用したお店があっていろいろな商売をしていました。



 あ、やっぱりゆで卵を作る場所!


    
 でもって足湯コーナー、ここにもありました。さすが温泉町です。

廬山温泉:埔里から南投客運バスの廬山温泉行きバスがあります。1時間に1.2本ペース。

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太魯湾渓温泉

2011-10-04 21:56:50 | 温泉

 南投縣の温泉巡りに行ってきました~!
 台北の國光バスのバスターミナルからまずは埔里行きに乗りました。



 埔里に着いたらそこから山奥へと向かいます。途中、霧社の町にも寄りました。霧社といったら今、台湾で話題の映画「セデック・バレ」ですよ!セデック族が日本軍と戦ったあの霧社事変の場所ですよ!
 町の道路沿いにその記念碑がありました。


    
 霧社事変のヒーロー、モナルダオさんの像もありました。この方が抗日英雄の「セデック・バレ」ですね!



 日本軍と戦った地元セデック族の皆さんの像もあり・・・・


    
 このような立派な抗日記念碑もありました。



 この辺りは山深い里なので景色が抜群にきれいです!山の谷間に見える萬大水庫(ダム)の青がよく映えています。



 霧社からさらに14号線を奥へ進むと、向かい側に美しい山里が見えてきます。春陽村の風景がドライバーの運転を止めてしまうほど。中ほどに滝が流れているのがわかりますか?



 さて、この春陽村のあたりに野渓温泉があると聞いて探索してみることにしました。情報によると徳魯灣橋の近くにあるようなんですが・・・



 目指す太魯灣渓温泉は、やっぱり太魯灣渓沿いにあるはず・・・と川に下りて探してみますがどうも見当たりません・・・この川の流れの奥の方にあるようなんですが、それらしきものはなくて残念・・・

 そんな時、キャンプ場に行ったら温泉があるよと、通りかかったセデック族の人に言われてそのキャンプ場に行ってみました。



 すると確かにキャンプ場の脇に温泉施設がありました。太魯灣渓から温泉を引いてきたお風呂です。経営者のセデック族のおじさんに許可を得て入ってみることに。小さいながらも更衣室が後ろに完備されていたので、そこで水着に着替えました。
 湯船は三つありました。一番手前が熱いお湯。43度以上はあったでしょうか、すごく熱くて10秒以上入っていられないほどでしたが、慣れた人なら浸かっていられるようでした。



 真ん中のはちょうどいいお湯加減。40度くらいでのんびり浸かっているのには最適!



 そして一番奥にあるのが水風呂。ここは子どもたちの水遊びの場となっていました。



 この温泉施設のすぐ下は崖になっていて、谷間には川が流れています。

 キャンプ場を利用しているお客さんたちや、近所のセデック族の子どもも一緒。しばしの入浴タイムを楽しみました。
 お会計は一人150元、子どもの分はいらないということだったので、大人二人分300元で太魯灣温泉を満喫しました。

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