ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

新店市の「山東餃子館」

2008-09-26 23:39:13 | レストラン、喫茶店、茶芸館
 我が家のある台北縣新店市の話題ですみません。大変ローカルな場所なのですが、ここ最近とみに人気が出て来たレストラン「山東餃子館」をご紹介します。

       
 知る人ぞ知る穴場とあって、土日には行列ができるほど。平日でも予約をしてから行ったほうがいいというお店なのです。

 屋号に山東という言葉が入っているから、中国北方料理を中心としたメニューですが、台湾料理だって揃っています。

            
 写真手前のは前菜として出されることが多い「涼拌菜心」。生の白菜とピーナッツを酸味のある味付けにして和えています。上に香菜が載っているのもポイント!
 奥のおかずは名前はわかりませんが、ジャガイモやにんじんなどの野菜を細く切って籠にし、その中に炒めたエビや野菜を入れたものです。

       
 これも前菜として出される豪快なオードブル。ウナギ、蒸しエビ、鶏肉、マヨネーズのかかった茹でタケノコがどどーんと登場します。

       
 左は台湾の人が大好きな「酸菜白肉鍋」。酸菜、白肉の他に魚介類や肉団子などがたっぷり入っています。このお店の看板メニューの一つ。
 右側は「生菜蝦松」。小エビ、小さく刻んだセロリ等を軽く味付けしたものを、レタスで包んでいただきます。

       
 これも豪快な鍋料理で「砂鍋魚頭」。大きな魚のお頭と、野菜や肉、練り物などが入っているお鍋です。これも人気メニューの一つ。

       
 これは貝、シイタケ、ウズラのたまごを炒めてあんかけにしたもの。名前は???です。

       
 これもおいしいーーー!!!「鉄板小羊排」。羊の肉ですが、全然羊の臭みがなくて、とっても好吃!

       
 これは富貴火腿(蜜漬けにした甘いハム)と揚げせんべいをマントウバーガーで包んで食べるんですが、これも名前はわからず。

 他にもおいしいメニューがたーーくさんあるのですが、毎回この店に来ると食べるのに夢中で、写真を撮りそびれちゃうんですよね。餃子館だからもちろん餃子もおいしいですよ!

 興味のある方は電話予約の上、レッツゴーよ!

住所:新店市中央路133巷19号1F
電話:(02)2219-3541
時間:11:00~14:00、17:00~20:30
行き方はMRT小碧潭駅2番出口を出たらすぐ右に曲がり、最初の十字路を右に曲がります。まっすぐ50メートルほど歩いたら左手にお店の赤い看板が見えてきますよ!

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苗栗の庶民派レストラン「斗煥坪水餃館」

2008-09-21 00:05:05 | レストラン、喫茶店、茶芸館
 苗栗にある噂のお店に行ってきました!

            
 地元ではかなり有名らしいのですが、苗栗の頭份にある水餃子のお店です。その名も「斗煥坪水餃館」。庶民的なレストランです。

       
 水餃子だけではなく、豆干、客家小炒などの人気メニューがあります。ここの客家小炒は牛の内臓や昆布、ピーナッツなどが入っていて、なかなかおいしかったです!

       
 客家の人が大好きな「薑絲大腸」や、黄ニラの入った餃子もお客さんに大好評!写真右端の器に入っているのは、スープじゃなくてタレですのでお間違いのないように!このタレがまたいいお味なのよ~。

            
 もう一つ忘れてはいけないのは看板メニューの「葱油餅」です。外はサクッと、中はもちもちっとした食感がたまらなーい魅力ですよ~。 あんまりおいしかったので、我々はもう一皿お代わりをしてしまいました。

 苗栗に行く機会がありましたら、是非ともこのお店にお寄りください!!

地址:苗栗縣頭份鎮中正二路210號
電話:(037)660166

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ぼこぼこ沸騰!清水地熱

2008-09-16 16:52:46 | 温泉
 宜蘭縣大同郷の野渓温泉、清水地熱に行ってきました。

 7丙線の清水橋のたもとから産業道路を奥へと入っていきます。清水渓沿いに走っていき、地熱発電試験場が見えたら河原へ下ります。

       
 するとそこには既に10人くらい人がいて賑やかな雰囲気。湯気がふわああああっと上がっているのも確認できました。

       
 何してるのかな、と見てびっくり!河原の横っちょにある池がぼこぼこ激しい音を立てて沸騰しているではありませんか!さすがは地熱!熱いぜ、地熱!危険だ、地熱!卵を売るトラックなんかがあって、皆さんここでゆで玉子を作って遊んでいるのでした。

             
 清水渓から湧き出す源泉の温度は94℃~104℃と高温なのでご注意を!立て看板にも書いてあるでしょ、「高温危険!子どもは近づくな!安全の責任は各自で!」ってね。

       
 小さいながらも、もう一つぼこぼこお湯が湧いているのを発見!

       
 その脇に小池がありましたが、「熱いので足をつけないように」と黄色い字で書いてありました。

       
 本当にそんなに熱いのかな~と思って小池に近づき、ちょっと手をつけてみたら、アッチイーーー!!!あ、熱かったです。本当だったわ。

       
 ゆで玉子作りを見てから、卵売りのおばちゃんに温泉はどこかと聞くと、「あっち」と少し川下のほうを指さしたので行ってみると、お!あった、あった、誰かが作った湯船が並んで2箇所!入ってみると40度くらいの熱さ。

       
 ただ、お湯が浅くて入り心地はよくありません。

       
 そこで、川のほうに入って水遊びしようと作戦変更。ざぶざぶ川に入ると、あららららら、川底が熱いじゃないの!湧いてる、湧いてる、かなりの熱さだぁ~、おやっ、ぷくぷくぷくっと泡が川底から出てきておもしろーい!じんわりと湧き出す温泉と流れてくる水が混じり合ってちょうどいいぬるさの所でしばし遊び、アメンボやトンボ、カエル、魚とともに野渓温泉を楽しみました。
時々熱~いお湯がふわわわんと湧いてくるので、川遊びの際も気をつけてくださいね!

行き方:
 羅東駅から國光客運で牛鬥行きに乗り、清水大橋で下車
    http://www.yoyonet.biz/egoing/bus/yiwhuadon/gwogwun/luodon/06.htm
 清水大橋からは、清水渓上流に向かって伸びている産業道路を行ってください。約4㎞くらいのところ、地熱発電試験場が見えてきたらその手前を河原に下りると到着です!

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お茶所の民宿「山泉之恋」

2008-09-11 23:17:28 | オススメの宿
 豊かな自然に囲まれた宜蘭縣大同郷の民宿に泊まりました。

            
 泰雅大橋のたもと、九寮渓沿いにある林家巷を入っていくと、三つ民宿が入っている建物があります。今回はその一番左の民宿「山泉之恋」に宿泊しました。
http://mons.eland.org.tw/

お茶農家のご家族がここの民宿もやっています。そもそも同じ並びの民宿3軒はご主人の兄弟達がそれぞれ経営しているのだそうで。

       
 お茶農家だからロビーにはいると、お茶屋さんのような雰囲気です。

       
 カウンターにはご主人が作ったお茶も販売しています。

       
 部屋は洋室がほとんど。テラスにはブランコが置いてあったりして、快適に過ごせそうですね。

       
 私達が泊まったのは和式のお部屋。(2600元休日料金)畳が敷いてあると、日本人はなんだかホッとしますね。

       
 赤いカーテンを引くと、ちょっとチャイナチックな雰囲気にもなります。

       
 朝ご飯は台湾式。地瓜粥(サツマイモ入りのお粥)とおかずのビュッフェ形式です。コーヒーもセルフサービスで飲み放題。老板ご自慢のお茶もいただけます。

       
 この辺りは蝶々が舞い、綺麗な花が咲く「九寮渓遊憩区」のすぐそばにありますので、昼間は散策するのもいいですよ。

       
 またお茶屋さんの多い玉蘭にも近く、景色は抜群!

       
 ご主人も奥さんも娘さんもとても親切で、この辺りのビューポイントなどを丁寧に教えてくれます。(ただし、日本語はダメみたい・・・) 写真は民宿の奥さんと娘さんです。

 アットホームで素敵な民宿「山泉之恋」に、是非!

住所:宜蘭縣大同鄉崙埤村林家巷7號 

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太平山への道

2008-09-08 22:38:51 | お勧めスポット
             
 台湾の観光地でお薦めは?台湾の人に聞いてみると、夏場は太平山がいいよ!というお答えが多かったので、行ってきました、宜蘭縣の山、太平山へ!

       
 バイクで7丙線を更に西へ進み、土場から太平山公路に入ります。ここからは「太平山森林遊楽区」となり、入山料が要ります(大人一人200元)。 この辺りは川沿いに砂地が広がっているためか、スイカを作っている光景が見られます。ゴロゴロ転がってる黄緑色の丸いものは、みんなスイカさんで~す。

       
 土場には昔使われていた機関車が展示されていました。以前、土場と羅東を結んでいた木材運搬列車だそうです。

       
 30年ほど前にこの列車は廃止されたようです。

       
 当時の列車の様子が写真で残されていました。

       
 土場から太平山まで22㎞の道のりを続けて駆け上がります。蝉時雨の中バイクを走らせていくと、涼しい風が吹き抜け寒いくらい。山から降り注ぐヒグラシの鳴き声が、ちょうどカーブを曲がるところで微妙に音がはね返って乱射的な音響効果がありました。山道をくねくね上りだんだん海抜が上がっていくと、霧が山を包み、白いモヤの中を突き進むことに。雲の中を漂っているような感じです。こういう所に仙人が住んでいるんだろうな、と思わせるような神秘的な山霧でした。

             
 太平山公路沿いには巨木も見られます。写真は「白嶺巨木」という名のついた木。霧に煙ってなんとも神秘的です。

             
 太平山まであともう少し!美晴山の懐古歩道には木材運搬用トロッコの線路跡が残っていました。

             
 台湾の人がいいよと言うだけあって、太平山は自然の宝庫!なんと夏なのにもみじが赤く色づいていました。

       
 原始森林公園の歩道沿いにはヒノキがそびえ立っていたり、樹齢千年という台湾ツツジの木がコケにまみれぐにゃっと曲がりながらも枝を伸ばしていて、迫力がありました。

             
 太平山の呼び物はポンポン列車という70年代に活躍していた木材運搬用のトロッコ。これにも乗りたかったのですが、この日の切符は早くも売り切れ。太平山管理局の人の話によると、
「ポンポン列車は一日9往復しかないんだよ。1回につき200人乗れるから一日に1800人しか乗れないわけだけど、今日は6000人お客さんが来ているからねェ。」
 え!!6000人!!道理で観光バスが多いと思った・・・しかしこんなに大勢太平山に人が来ているなんて(自分もその一人なんだけど)驚きました。
夏休みで、土日ともなると人がどどっと太平山に押し寄せますので、ポンポン列車に乗りたい方は要チェック!事前に予約状況を確かめてくださいね~。

       
 運良くポンポン列車に乗れた皆さんは大喜びで出発していきました。いいなあ。

       
 ポンポン列車についてはこちらをどうぞ。 全長3キロ、乗車時間20分、太平山が一望できる列車の旅を是非!
http://tps.forest.gov.tw/scenic6.html
 注意:夏休みの土日などは非常に混みあいますので、予約を入れた方がいいようです。 また、HPでは1日8本運行となってますが、私が行ったときは午前5:30発のもあり、1日9本運行しています。

 夕方近くまで太平山を彷徨いましたが、遅くなると雨が降るかもしれないので急いで下山。また22㎞の道のりを里まで下っていきました。山の景色を満喫した太平山バイク旅でした。

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鳩之澤温泉(仁澤温泉)

2008-09-04 23:02:37 | 温泉
 宜蘭縣太平山に湧き出る鳩之澤温泉に行ってきました。

 鳩之澤温泉は以前「仁澤温泉」と呼ばれていましたが、最近では鳩之澤に変更されたようです。というか、昔の名前に戻したと言った方が正しいのかもしれません。ここも日本統治時代に開発された温泉らしいですね。

バイクで7丙線を更に西へ進み、土場から太平山公路に入ります。ここからは「太平山森林遊楽区」となり、入山料が要ります(大人一人200元)。

            
      
 鳩之澤温泉に近づいていくと、山の中から湯気がもうもうと上がっているのが見えました。道端の溝にも熱いお湯が流れていて、激しく湯気を噴き出しています。う~ん、温泉ムードが出てきたわ~。

      
 施設内には露天温泉区と家庭野湯区とがあり、露天温泉も水着を着て入る男女混浴のと、裸で入る男女別の温泉があり、それぞれ別料金になっていますのでご注意を。上の写真は鳩之澤温泉のフロント。

      
 施設内には家庭風呂と大衆風呂がありましたが、ファミリーなので大衆風呂の水着SPA湯に入場。(裸で入る男女別露天風呂もあります)施設は改築されたのか、ガイドブックで前に見たのとは違い、新しくてきれいでした。

      
 現代風の造りでしたが、大きなお風呂の中に一人や二人で入る小さなお風呂もあって、結構楽しめました。

      
 こちらは冷泉区。やっぱり冷たいので、長くは入っていられませんでした。

            
泉質はかなりよく、温泉特有のぬめりが感じられました。無色無臭の炭酸ナトリウム泉ということですが、やや白みがかったお湯でした。蝶々やトンボが舞う中、ぼんやり湯気の上がる山を見ながらお湯に浸かるのはホント極楽です!2時間ほどのんびり温泉に浸かってきました。

 改築されて間がないのか、更衣室やトイレもきれいでしたよ。

            
 外には卵を茹でる「煮蛋区」がありました。

      
 ボコボコと物凄く沸騰しているお湯の中に、ザルに入れた卵を沈めて待つこと5分、ゆで玉子の出来上がり~。大勢の人が楽しげにゆで玉子作りに挑戦していました。

 太平山に行かれるなら、鳩之澤温泉にも立ち寄って、のどかに入浴してみるのもいいと思いますよん。

〈鳩之沢温泉〉
檜湯屋 400元
露天泳装区 大人200元 子ども120元(休日料金)
露天裸湯区 大人200元 子ども120元(休日料金)
家庭屋湯小池 500元(制限時間50分)平日は400元
家庭屋湯中池 800元(制限時間50分)平日は600元

営業時間 9:00~17:00
電話 (03)980-9603
行き方 羅東から國光客運9:45発太平山行きで「仁沢温泉」下車(124元)
レストランも併設されていますので、簡単な食事もできます。
ただし、宿泊施設はありません。

泉質 炭酸ナトリウム泉。皮膚炎、関節痛、痛風、美容などに効果あり

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