goo blog サービス終了のお知らせ 

ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

暑い夏は「冷泉」へ!(追加記事あり)

2016-07-19 20:40:39 | 温泉
 夏バテ解消法はいろいろあるでしょうが、台湾に来たら冷たい温泉に浸かって暑気払いをするなんていうのは如何でしょうか。

        

 台北から列車で約2時間、台湾東北部宜蘭縣の町、蘇澳に着きます。蘇澳の名物は冷泉。源泉の温度21℃の炭酸泉はイタリアとここ蘇澳にしかない貴重な冷たい温泉なのです!

        
        

 上の写真のように沐浴用の冷泉公園があって、もうすっかりプールのようなノリになっていますが、よく見ると、敷き詰められた白い石の間から至る所でぷくぷくぷくぷくっ・・・・と温泉が湧き出しています。水温が低いから足をつけただけでもちょっと身震いしますが、昼間の暑さの中では26℃~27℃くらいになっているので、慣れたら気持ちよく、暑さが吹っ飛んでしまいます。胃腸病や痛風、腎臓結石、糖尿病、慢性肺炎、肩凝り腰痛などに効果があるとかで、肩までどっぷり浸かって湯治されているおじいさんもいました。この「大衆池」の入浴料は大人一人70元でした。

        
        

 冷泉公園の近くには冷泉溝という幅1メートル、長さ100メートルほどの溝があり、ここからもぷくぷくと冷たい温泉が湧き出ていました。こちらの方は地元の子どもが水浴びしていたり、お年寄りが足をつけていたりと、ほのぼのとした雰囲気で、市民プールのノリはなく、憩いの場所という感じがしました。しばらく足をつけていましたが、最初は冷たいけど、だんだん膝のあたりまでぽかぽかしてきました!この冷泉溝は無料で利用できます。

 蘇澳の冷泉は豊富な地下水と二酸化炭素の石灰岩層が作り出した賜物。この地域は雨量も多く地下水の層が厚いことに加え、石灰岩地質から放出される豊富な二酸化炭素が地下水に溶け込み、炭酸水となって地層から湧き出して来るとのこと。

 また、ここの温泉は飲んでもよし。で、なんと、冷泉公園の商店には昔懐かしいラムネが売っていました。ビー玉をビンの中でころころさせながら飲む、あれです。聞くところによると、蘇澳の炭酸泉でラムネ、サイダーなどの工場を造って売り出したのは統治時代の日本人だったとか。

「蘇澳の冷たい温泉に入って暑さを吹っ飛ばそう計画」、是非お試しくださいませ。

    
    
 10年ぶりくらいに蘇澳冷泉へ行きました。娘が行った記憶がないと言うもんだから、連れて行ったのです。10年前とちっとも変わってない?



 レンガ造りの建物の入り口も変わっていません。



 中の冷泉も以前の通り・・・・・なんですが・・・



 よ~く見ると、なんだか冷泉の色が10年前と比べたら、黄色っぽくなっているような感じがするんだけど・・・



 いや、水が黄色いんじゃなくて、下に敷き詰めてある石の色が黄色っぽくなったんじゃないかな?酸化したんかしら?冷泉の鉄分で変色したんでしょうか?



 屋根には黄色や緑や青のぴらぴらした布が覆っていて、日差しを遮っています。前はこんなのなかったなあ。



 冷泉内で飲み物も販売しています~。



 冷泉に浸かってみて「やっぱり前に来たことは全然覚えていない」という娘。確かに連れてきたんだけど、小さかったから記憶に残ってないのねえ。



 ちょっと離れたところに足湯ならぬ、足冷泉コーナーが新設されていました。子供が水遊びを楽しむエリアのような・・・



 それと・・・冷泉施設の中にこんな休憩場があるのを発見!あれ?前に来たときは気づかなかったなあ・・・こんなのあったっけ??とにかく中に入ってみましょう。



 中は真っ暗!トンネルみたいです。夏の暑いときには、ここに逃げ込んだらいいわね。



 こんな石碑も見つけました。冷泉先駆者紀念碑ってことは、この冷泉を作った方々のことなんでしょうねえ。

蘇澳冷泉:台鉄蘇澳駅から徒歩約5分

新興温泉は過酷です

2016-07-07 21:27:56 | 温泉
 今回は記事にし忘れていた野渓温泉についてアップいたします。


 桃園縣の南部、復興郷にある自然の温泉へ行くべく、7号線をひたすら南下して行きました。



 拉拉山へ向かう道と分かれる手前にかかる巴陵橋が見えてきました。



 立派な橋ですこと!しかし、ここは通過点。先を急ぎます。



 光華道路をどんどん行くと、嘎拉賀という小さな集落に辿り着きます。さあ、温泉まであともう少しです。



 はい、看板みっけ!!ここが目指していた野渓温泉への入り口です。しかし・・・このときまだ我々は、ここが過酷な道のりであることを全くしらなかった・・・・・



 桃の果樹園が続く急な下り坂を下っていきます。



 下ります。ひたすら下ります。



 かなりの急勾配です。ただただ下ります。



 黒いアゲハチョウがあちこちでひらひらと舞っていました。



 まだまだ下ります。うううう、帰りの上り坂が思いやられる~。だ、大丈夫だろうか・・・・



 道が険しくなってきました。



 階段の道が現れました。ここも下っていきます。


    
 こんな標識が見えてきました。え!1.3キロも歩いたの!?



 え~~、まだ下り階段続くのぉ?



 まだまだどんどん下りていくんですけど・・・・



 1.5キロ地点までやってまいりました。

    
    
 1.6キロ地点です!温泉古道終点と書いてあります。やったあ!ようやく到着です!



 とうとう川に着きました!!



 川の向こうを見ると、誰かが川の中にいるのが見えました。あそこが野渓温泉なのでしょう!



 しかーし!あそこに行くにはこの梯子を下りなくてはなりません。かなりの高低差!こわごわ下ります。


    
 梯子の金属が曲がってしまってるところは、木の枝で補強されていましたが、こんなんでいいのか?



 梯子を下りたところの風景がこちら。やっと・・・やっと着きましたよ!



 どうやら川の向こう岸に温泉が湧いているようです。向こう側へ行くために、ロープが結わえられています。このロープをつたってあちら側へ行かなければなりません。



 川はけっこう深そうです。



 でも、向こう側にいる人たちは楽しそう。意を決して渡ることにしましょう。



 はい、先に行ってくださいよ。



 成人男性のおなかあたりまで深さがありますねえ。



 向こう岸に辿り着き温泉浴です。ちょうどいい湯加減のお湯が上から流れ落ちてきています。



 私も入ってみました。いい湯だなあ~♨



 戻るときもこのロープをつたいながら川を渡ります。



 背が高くないので、胸辺りまで川の水に浸かりながら戻ります。水流の圧力を感じ、ワイルドな気分になります。



 もう一方向の向こう岸にも、温泉が岩山から流れ落ちる滝つぼみたいになっているエリアがあり、ここは天然のSPAみたいでとっても気持ちがよかったですよ!



 湯気がもうもうと立ち込めている様が写真から伝わるでしょうか。



 しかし、午後になって雷が鳴り始めたので、自然の温泉を楽しんでいた人は皆すぐに退散。我々も岸に上がりました。



 下山してきた道をまた戻ります。今度は上り坂なのでとっても大変。せっかくお風呂で気持ちよくなった体にどうどうと汗が流れます。



 山道でこんな電話番号発見。山道がかなり険しいので、動けなくなった人のための救助人への連絡電話なんでしょうか?



 山に雲がかかってきました。雨が降り出さないうちになんとか山を登り切って、入り口まで戻ってきました。しかーし、行きも大変でしたが、帰りの上り坂の山道は、いやあ~、疲れました。
 それでもアドベンチャー気分を充分味わえた新興温泉でした!

新興温泉:7号線から爺亨道路→光華道路と進み、「新興温泉」の木製看板から徒歩で下山。約40~1時間の道のり

中冠礁溪大飯店の温泉施設

2016-05-01 20:33:08 | 温泉

 久しぶりにやってきました、宜蘭の礁溪です。



 駅前には足湯コーナーもあります。



 今回我々が行ったのは、中冠礁溪大飯店。玄関前に大きな鯉が泳いでいる池がありました。



 水着着用の男女混浴が好まれている台湾の温泉。日本人にはなんだか温泉らしくなくて邪道だなあと思われるかもしれませんが、家族で行くとお父さんもお母さんも子どもも分かれることなくいっしょに楽しめるというわけで、我が家はけっこう気に入っています。
 こちらのホテルの露天温泉施設も、そういうわけで、温泉というよりも遊びの要素が多く、このように色つきの温泉なんかがあります。



 こちらはピンクのローズの香の温泉。



 ブルーの温泉もいい湯加減。



 ミルク色のお風呂もありますよ~。でもこれはミルク風呂ではなくて、白っぽい泥のお湯。



 もちろん台湾では多くの方が大好きなSPAコーナーもあります。



 こちらの丸っこいところに入ってスイッチを押すと、ジェット水流が出てきます。



 滝に打たれているようなSPAコーナーもあります。肩こりに効きそう・・・



 お子様の大好きな滑り台もあって、温泉というよりプール感覚です。



 キッズコーナーのお湯はかなりぬるめ。



 屋外の大きな温泉もあります。屋外SPAも設置されています。



 広いから、潜ったり泳いだりして遊んじゃう~。



 岩盤浴コーナーもあります。「温泉石板床」に寝転がって、の~んびりいい気持ち!

中冠礁溪大飯店:宜蘭縣礁溪陽路6號 電話(03)9882011~5

安通温泉の玉温泉ホテル

2016-03-03 20:27:19 | 温泉
 花蓮縣の南部の玉里鎮にある、安通温泉はちょっとした温泉郷で、30号線沿いには数軒の温泉ホテルがあります。以前、安通温泉飯店の温泉施設を利用したことはあるのですが、宿泊するのは初めて。



 今回は「玉温泉」という温泉ホテルに泊まりました。ホテルの前には、わかりやすくこんなでっかい石がありました。



 こちらが玉温泉ホテル。建物はまずます。



 3人部屋に泊まったのですが、お部屋は簡素な造りでした。



 部屋の中のお風呂でも、もちろん温泉浴が楽しめます。「熱水」のほうの蛇口をひねると、じゃかじゃか温泉が出てきます。安通温泉は食塩性硫化水素泉で、やや白みがかった色のお湯。かすかに硫黄臭がします。皮膚病、婦人病、胃腸などの病気に効果があるらしいです。

 しかし、玉温泉ホテルは、部屋はやや安めに設定されてはいますが、その分マットレスはふにゃふにゃでベッドの寝心地もイマイチ、清潔感もそんなに感じられず、あまりよい部屋ではありませんでした。
 また、朝食付きではあったのですが、その内容がお粗末で、おかずの種類も少なく、これなら外で何か買ってきて食べたほうがましだなと思うくらい、台湾の宿としては「バツ」がつくようなクラスでした。ですので、宿泊にはお勧めできませんが、露天の温泉プールはまあまあよろしかったので、ご紹介します。



 露天温泉に入ったのが夜だったので、写真に撮っても分かりにくいだろうと思い、翌朝お風呂だけを撮影しました。SPA付きの温泉はこちらです。



 朝一番だったので、まだお湯が張っていませんが、手前が冷水浴用、その左側が高温浴用。その奥が滑り台もある、子供用のぬるめの温泉風呂です。



 朝で誰もいませんが、前日の夜は家族連れで賑わっていました。



 こちらは四箇所ある薬用風呂。ショウガ風呂、ラベンダー風呂、ローズ風呂、キンモクセイ風呂というラインナップ。宿泊はお勧めできませんが、温泉施設を利用するだけならよいかと思います。



 ホテルの前の風景です。小川が流れていて、遊歩道もありますので、散策も出来ます。



 目の前にはボコンと突き出た岩山。



 玉里の町に出て、名物の玉里麺も食べてきました。

安通温泉 玉温泉ホテル:花蓮縣富里郷呉江村安通58-9號 電話(03)888-6878

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

桃園の石門山温泉会館

2015-02-14 16:04:37 | 温泉

 桃園縣の石門ダムにほど近い、「石門山温泉会館」へ行ってきました。湯布院なーんて書いてありますが、ここは台湾です。



 個室風呂ではなく、水着着用の「大衆池」を利用いたしましたので、こちらの更衣室で着替えます。



 屋根つきのお風呂がお迎えです。石灯籠なんかが設置してあって、やっぱり日本風を意識しているようです。



 こちらはSPA専用風呂。



 うおおおお、たっぷりお湯が出てきます。



 この丸い形のお風呂は水風呂でした。



 こちらも屋根つきの大き目のお風呂です。底にすのこのようなものが敷いてあります。



 入ってみましょう。うむ、いいお湯です。浅めのお湯ですが、後ろのボタンを押せば、ジェットの泡が出てくる仕掛けになっています。



 更に、もう少し横にずれれば、上からシャワーのお湯が降ってくる!!人一人がうつ伏せになってねっ転がれるサイズの大きな石がありますので、この上で腹ばいになってシャワーを浴びれば気持ちようござんす。



 敷地内に数種類のお風呂がありますので、それぞれ試せて楽しいです。


    
 湯の花を説明するこんな看板がありました。『本温泉は炭酸ナトリウム泉ですので、お湯の中に細かい気泡が含まれています。体に吸着すると微量のマッサージ効果があります。お湯の中で分解された後、水面に浮き上がってきて湯の花となります。』


石門山温泉会館:桃園縣龍潭郷民有一街313号 TEL(03)411-5931
        営業時間10:00~21:30(休日は9時から営業)
        サイトはこちら
 
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ


六重渓温泉

2013-12-01 22:06:52 | 温泉
 台南の温泉地と言ったら、関仔嶺温泉が有名ですね。しかし、台南には他にも温泉地が幾つかあります。そのうちの一つ、六重渓温泉へ行ってきました。



 六重渓温泉の温泉施設はこの「千霞園」しかありません。山の中にあって、交通は大変不便ですが、秘境という感じがしました。



 これがホテルの入り口。坂道に建っているので2階から入っていくような感じがして変なのですが、大丈夫です~。



 3人だったので4人部屋を予約しました。



 和風のお部屋をお願いします、と言ったらこういうお部屋になりました!部屋の隅っこに畳があって、木のテーブルと座椅子がありました!



 お風呂は大衆風呂ではなく、各部屋に温泉が引かれています。



 六重渓の温泉は弱アルカリ性の炭酸ナトリウム泉で、無色無臭。僅かにぬめりがありました。



 う~ん、いい湯だな~~♪



 ホテルの周りは山に囲まれていて、緑がいっぱい。この建物がホテルなので、お部屋が少ないことがわかりますね。全部で7部屋くらいしかありませんので、休日に行かれる方は早めにご予約を!



 山道をアヒルさんが歩いていたりして、なんだかのどかなところです。



 夕陽がとっても綺麗でした。



 ホテルのすぐ脇には大きな千手観音がいらっしゃいます。



 晩ご飯はホテルのレストランで。全て素食(精進料理)ですので、あしからず。



 このホテルに宿泊すると、台湾式の朝ご飯がついています。これがおかずで・・・



 地瓜(サツマイモ)粥と一緒に食べましょう!


六重渓温泉「千霞園」:台南縣白河鎮六溪里12鄰六重溪123號
千霞園のサイトはこちら

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ


三峡の大板根森林温泉

2013-03-27 13:00:25 | 温泉

 三峡の温泉施設があるホテル「大板根森林温泉渡暇村」へ行って温泉に入ってきました!



 こちらの温泉は個室もありますが、水着着用の露天風呂がメインのようです。



 早速水着に着替えて入場すると、こんな感じです。



 屋根付きの露天風呂の中で、一番広いエリアが最も適温でした。その向こう(写真左奥)は高温に設定されていました。



 左側の細長いエリアは適温より少し低めに温度が設定されていて、子どもと一緒に入るのによかったです。



 ジャグジー、SPAコーナーもあります。底から湧き出すジャグジーで足の裏をマッサージするのが気持ちよかったです。



 こちらは滝の流れ落ちる水風呂。冷たいから誰も入っていませんね。



 もっと冷たい水風呂もありました。夏にはいいんでしょうねえ。



 水風呂のすぐ横にはサウナも完備。



 こちらは四角く間仕切られたSPA風呂。ボタンを押すと水流が発生します。他にもイオン風呂、マッサージ風呂などがありました。

大板根森林温泉:新北市三峡區挿角里80号 サイトはこちら 

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ


八煙野渓温泉

2012-05-01 21:52:43 | 温泉

 台北から金山に向かう陽金公路沿いの山中に、とっても魅力的な野渓温泉があるというので行ってきました。



 まずはMRT台大医院駅の出口から金山行きの皇家客運バスに乗って出発です。1時間余り山の中のとくねくね道を走り、「八煙温泉会館」駅で下車します。そう、この看板が建っているところです。



 ここから八煙温泉会館へと向かう道を下っていきます。下りきったところを右に曲がると八煙温泉会館に行きますが、右には曲がらずにそのまままっすぐ進みます。黒いゲートの脇を入って更に奥へと進んでいきます。



 この道はハイキング道になっていて、歩いている人も少なくありません。黒いゲートの近くには車なんかも停まっていました。



 道なりに進んでいくと緑色のフェンスにぶつかります。そしてこのすぐそばに赤い看板が建っていました。そこには「ここは陽明山国家公園の敷地内にて進入を禁ずる!違反した者には1万5千台湾ドルを支払うべし!」という厳しい言葉が書いてあります。しかし、皆さんそんなものは無視して奥へと進んでいます。それに、違反した者には云々・・・と言っているのに取り締まっているような係の人は見当たりません。ま、ここは自己責任だろうと判断し、皆さんの後について私どもも奥に進みました。



 しばらくはこういう土の道が続きます。道なりに進んでいきましょう。



 道の右側を流れる川には大小様々な石がたくさんあるのですが、その色というと赤土色になっています。よく見ると川底も赤茶色っぽくなっていますので、水に鉄分でも含んでいるのかなと思いました。 



 道がかなり険しくなってきました。道というより河原のでこぼこを歩いているような感じです。



 木製の橋がありました。ここも渡って更に歩いて行くと・・・


    
 上りのでこぼこ道にさしかかります。ここまで来たらとにかく行くっきゃありません。



 再び平らな道になり、そこを歩いて行くと行き止まりとなっていました。鉄製の仕切りが見えます。どうもあの奥が温泉なんじゃないかな?人もいるようですし。



 しかし、黄色い看板が建っていました。「このエリアの地質はもろく、しかも硫黄の熱が高温のため危険です。入るべからず!」という厳しい言葉!



 しかし、皆さんこの鉄の仕切りの脇からひょいひょい中へ入っていきます。というわけで、我々も中に入って行きました。すると、こーんな風景が広がっていました~!



 野渓温泉ですから水着に着替える場所なぞありません。物陰に隠れて水着に着替え、いざ温泉へ!!!!秘境の野渓温泉というと知る人ぞ知るというようなイメージがありますが、ここは休日だったからかお客さんが大勢いて人気の露天温泉のようです。湯船も写真のように岩できちんと作られていました。



 湯船は4~5個くらいありましたが、上流の源泉に近いところほど熱く、真ん中の湯船が川の水も引き込めるようになっているのでちょうどいい湯加減でした。



 お湯に浸かって体がホカホカになったら川の水に入って冷水浴を楽しむ人もいました。


    
 熱いお湯は山の上から流れてきており、かなりダイナミックな風景が楽しめました。



 滝のように流れ落ちる硫黄泉の真下にある湯船のお湯は、熱すぎて入れませんでした。すぐそばに座っているおじさんは熱くないのでしょうか?



 食べ物も持参してハイキング気分で来ている人たちもいましたし、水着は持たずに足湯だけする人もいて、皆さん思い思いにこの露天温泉を楽しんでいます。
 


 八煙野渓温泉へは、皇家客運バスで「八煙温泉会館」で下車、上記の通りに歩いて行くと。バス停からだいたい徒歩30分くらいで着きます。
ただし、注意書きの看板に書いてある通り、罰金の警告がありますので運悪く見つかった場合は悪しからず! 

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ



枋山渓野渓温泉

2012-04-11 21:52:24 | 温泉

 屏東縣にも魅力的な野渓温泉があると聞いて行ってみました!1号線をずんずん南に下り、屏147-1号線へと入っていきます。そう、この枋山観光農園と書かれたゲートの道を入って行くんです。



 この道を奥へ奥へと、どこまでも奥へ突き進んでいきます。途中でこの枋山渓橋を通りますが、舗装された道路はこの辺まで。この辺りからでこぼこの土の道がひたすら続きます。

 この橋から更に30分以上走り続けました。目印になるのは何メートルかおきに立っている電柱の番号です。野渓温泉のある場所は電柱番号229番のすぐ近くです。



 ようやく229番の電柱まで辿り着きましたが、そこにはこんな看板が立っていました。なんと警告文!!「この温泉はまだ合法的に開放していないから入らないでください」ですって!だけど、そんなにやばそうな感じでもなく、有刺鉄線などもはられていません。



 ほら、こんな感じです。じゃあ・・・入っちゃいましょうか、というわけで川の中に下りてみました。



 川の水は川底の全てをを覆っているわけではなく、所々水が干上がっていました。この川は「枋山渓」という名前。だからここの野渓温泉も枋山渓と呼ばれているのですが、内獅温泉とも言われています。



 水がたまったところをよく見てみると、底の方からプクプクプクッと泡が上がっていますよ。どうもここから温泉が湧き出しているようです。



 足を浸けてみると、それほど熱くないのですが確かにあったかい~~。間違いなくここは温泉です。



 温泉が湧き出している所は多数ありました。素足で川に入ると、うん、あったかいです!




 もう一つ岸のそばの水溜りの中からも温泉が湧いていました。足を浸けてみると気持ちいい温かさ。水温は37度~38度くらいでしょうか。



 う~ん、気持ちいい~~~!!



 水着に着替えて本格的に入ってみましょう!うーん、ちょうど温めのお風呂に入ったような感じがします。
 ここに来る約半年前の資料映像では、湯船がもっと広かったのですが、台風などで川の状態も変化してしまいます。その時々で様子が変わってしまうというのも野渓温泉の醍醐味。

 この後突然雨が降ってきたので即退散しましたが、この野渓温泉もなかなか魅力的なお湯でした。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ



バシャバシャ泳ごう、知本の温泉プール

2012-02-14 22:00:21 | 温泉

 知本温泉にやってきました!台東縣でもっともポピュラーな観光温泉地です!今回お世話になったホテルはㄚ-ㄧㄚ旺温泉渡假村という温泉ホテルです。「ㄚ-ㄧㄚ」は台湾の注音記号で、「AYA」と読みます。AYA旺(アヤワン)—これは台湾原住民のピュマ族の言葉で、「酋長」っていう意味なんだそうです。名前からして面白そう~!



 お部屋にチェックインし、とにかく荷物をおろしました。すぐさま水着に着替えてホテルの露天温泉へ~~~!!



 部屋の外は広い露天温泉プールになっています。まず目に飛び込んできたのは雰囲気を盛り上げる噴水。



 そのお隣に長~いプールがありました。このプールは水みたいに冷たかったのでパスして・・・


    
 こちらのあったかいお湯のエリアにやってきました。長方形の広いお風呂が並びます。手前のがけっこう熱くて42度くらい、奥の方が41度くらいのお湯加減でした。



 一番広い温泉プールはやや温め。温かい日だったのでこのプールが一番良い湯加減でした。広~いから大きく体を動かして本格的に泳げますよ~!!子どもたちも元気よくバシャバシャ泳いでいました。



 広いプールの奥まったところにはSPAコーナーもあります~。



 SPAコーナーの端には寝そべってバブルを浴びる場所もありました。



 もう少し奥の所には、岩で囲んだお風呂があり、これに入ると岩風呂温泉でいい雰囲気。



 プールサイドにはサウナもあります~。自分でカマドのようになった蒸し風呂の中に入り、スイッチの取っ手を引くと、下からシュワーッと勢いよく蒸気が出てきます。とっても気持ちがよかったです!



 なんとこんな設備までありました。これ、フェイシャルスチームなんです!美容を気にする女子には嬉しいですね!もちろん使わせていただきましたよ!



 お風呂といえば、部屋のベランダにもお風呂がついていました。けっこう大きなお風呂です。栓をひねると温泉がジャワジャワ出てきました。



 ホテルの入り口の所にはこんな温泉がありました。ボコボコ沸騰していて熱そうです。これはゆで卵作り専用~。



 タマゴを買って温泉に浸け、茹でてみました。



 緑の山々に囲まれた中で、楽しく泳ぎながら知本温泉を満喫するにはもってこいの温泉施設でした!

ㄚ-ㄧㄚ旺温泉渡假村:台東縣卑南郷溫泉村龍泉路136号  TEL(089)515827

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ