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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

蓮の花鍋のレストラン

2013-01-24 22:06:19 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 蓮の花鍋という珍しい料理を出すレストランに行ってきました。「桜の田野」というお店です。畑が広がる中にぽつんと一軒平屋の建物があり、それがそのレストランなのでした。早速入ってみましょう!



 お店の中はこんな感じです。結構広いし、テーブルの数もたくさん!



 ふと窓の外を見ると、ガチョウさん達がくつろいでいるところ。



 他にもウサギさんも飼われていました。



 席について、蓮の花鍋を注文しました、するとこのようにテーブルセッティングされました~。



 お漬け物と梅の箸休めも用意されていました~。



 養生鍋(漢方鍋)なので、漢方薬の原料に使われるクコの実やアカナツメなどがベースの鍋になります。


    
 四角いお皿には、紫イモの入ったつみれと、お団子が載っていました。また、メインの蓮の花もつぼんだ状態で登場。ピンクの花と紫の花の2種類がスタンバイ!でも、なぜかお花の真ん中にお箸が突っ立ててありました。これはいったいどうして??




 さあ、お鍋が沸いたら蓮の花を入れましょう。火を弱火にして、そうっとそうっと入れてください。この際、きれいに花びらが開くように、突っ立ててあったお箸で微調整するのです~。


    
 うまくいかない場合は店員さんに助けてもらいましょう。ほ~ら、きれいな蓮の花がお鍋に咲きましたよ~~~!!



 やったー!!蓮の花鍋、大成功~!!このお花は食べられますので是非食べてくださいね。ただ、長い間鍋の中に入れておくと、鍋の味が苦くなってしまうので、早めに引き上げて食べるのがポイントです。



 こちらピンクの蓮の鍋のほうも花が咲きました~。ちょっと傾いちゃいましたけどね。



 蓮の花を引き上げて食べた後は、メインの具を入れましょう。豚肉、鶏肉、魚、キノコや野菜などが盛り合わせのお皿からどうぞ。



 このお店のユニークなところは野菜のお代わりがあるところ。しかも、花蓮だけの野菜、というかこの店のオリジナル野菜があるのです。お店の中央のテーブルに、ほら、ごらんの通り、かごに入ってご提供。こちらは食べ放題になっています。普通のスーパーや八百屋さんでは売っていないような珍しい葉物野菜ばかりです。



 目の前でおいしいお鍋を見せつけちゃってごめんね、ガチョウさん達。


    
 花蓮の本店でこのお鍋を食べるなら、この看板が目印です。だけど、台北市にも分店がありますので、花蓮まで行けない人は台北店へどうぞ。

桜の田野:本店:花蓮縣吉安郷福興村福興七街8号 (03)854-0366
     分店:台北市光復北路107号1F (02)2748-9274 

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吉安のチューリップガーデン民宿

2013-01-16 21:59:19 | オススメの宿

 花蓮縣吉安にある可愛い民宿に泊まりました。「鬱金香花園(チューリップガーデン)」という、まるでお城みたいな宿泊施設でした!



 台湾でチューリップの季節といえば冬。しかし、私たちが泊まったのは夏だったので、残念ながらチューリップは咲いていませんでしたが、民宿の施設内にはこういったお花がたくさん咲いていました~。



 このチューリップは年中咲いていますよ~。


    
 さて、私たちが泊まったお部屋は建物の2階。205号室に案内されました。水仙の間だそうで・・・可愛い飾りが吊されていました~。



 お部屋の中はこんな感じ!ベッドのぐるりに取り付けられた白いレースのカーテンがす・て・き!



 お姫様気分で寝そべってしまいたくなります~。



 アメニティーのコップ、湯沸かし器、ミネラルウォーターなどの他に、手作りクッキーとラベンダーティーがセッティングされていました。この民宿はハーブをテーマとした施設なので、こういった計らいがあるのでしょう。
 早速ラベンダーティーをいただいてみましたが、香り高くハーブ好きにはたまらないお味でした。手作りクッキーもおいしかったです。



 ドーム型の建物なので、壁も弧を描いています。白いドレッサーと薄型テレビもありました。



 屋上に上がって下を見下ろしたらこんな感じでした。敷地には池、ハーブ園、ヤギの小屋などがあります。



 下に降りて、敷地内を散策します~。まずは池に行ってみました。おや、たくさんの鯉がいる!やっぱり餌をやらなくっちゃ!



 餌をあげると鯉が一斉にやってきて、折り重なるように口を開けて集まります。いやあ、すごい迫力!



 ヤギさんに草をやることもできます。ここにいるヤギは全部黒ヤギさんでした。



 なんだかヤギさん達に癒されます。

 家族連れや友達連れには楽しい民宿かなと思いました。

鬱金香花園:花蓮縣吉安郷吉興二街330號 TEL:(03)851-1111

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日本式寺院だ、慶修院!

2013-01-09 22:32:48 | お勧めスポット

 花蓮縣吉安にあるお寺、慶修院にやってきました~~!



 このお寺は日本式のお寺ということもあって、台湾国内のお客さんが多く訪れています。



 我々日本人にとってはそんなに珍しくはないのですが、手水場などは大人気!「きゃあ~、日本ちっくだわあ~」と皆さん大騒ぎ!



 ほら、手水場に行列ができる有様です。日本ではこんなことってないですよねえ。


    
 お寺の敷地内には石灯籠もありますよ~。



 お地蔵様もいらっしゃいましたが、何故かその周りに子パンダ石が転がっていました。いったいどうして?謎です。


    
 なんとお百度石までありました!誰かお百度参りでもするのでしょうか。


    
 石で作られた神様が庭園内に点在しています。


    
 ほら、ここにも。



 そして驚いたことに弘法大師様までいらっしゃった!!!



 更にですよ、びっくりしちゃうのは、四国八十八カ所、あのお遍路さんが参るお寺の神様が各一体ずつこちらに並んでいらっしゃるというのです。数えてみたのですが、本当に88体ありました!!



 八十八カ所の石仏について、中国語、英語、日本語による説明がありました。こちらも台湾の観光客に大人気!


    
 ちなみにこちらは18番目の札所、恩山寺の薬師如来です。



 台湾のお寺に比べると敷地もそれほど大きくなく、地味な感じですが、なんせ日本的なお寺ですから参拝客が絶えません。



 売店の裏側には日本式庭園ぽいものまでありました。・・・が、なぜか枯山水の向こう側にLOVEの文字が・・・



 こちらは売店で販売していたアイスクリーム。藻が入ったアイスだそうで、食べるとちょっぴりしょっぱく、甘さ控えめでした。



 中庭では中国将棋をやっている人達がいました。駒は日本のと違って丸くて大きいですね。

慶修院:花蓮縣吉安郷中興路345-1號 

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新荘老街

2013-01-04 22:47:38 | 町を訪ねて

 新北市の新荘界隈へ行ってみました!魅力的なエリアだなと思われるのは「新荘廟街」と言われる老街。新荘路を中心に東西に延びる道沿いに開けた賑やかなスポットです!


 
 老街は幅の狭い新荘路沿いにあるので、ちょっとごちゃごちゃした雰囲気。でも、それが台湾の古き良き老街って感じがしていいんですよね。ほら、このように食べ物や飲み物のお店が軒を連ねます。


    
 新荘は古い町なので道の幅も狭い感じがします。この両脇にお店が連なっていますので、ごちゃごちゃ賑やかな感じがして、老街好きにはたまりません。



 国家三級古蹟である武聖廟は遠くから見ても彫刻のすばらしさがわかります~。だけど土日など休日になると、お寺の前で露天商が展開されちゃうんですな。お布団のセット、売れますか~?



 三級古蹟と言えば、こちらも忘れてはいけません、慈祐宮!媽祖の神様が祀られています。


    
 少し行くと古い建物を発見!下は煉瓦造り、上には素敵な彫刻が施されていて、女兒牆と呼ばれる建物の最上部の壁の彫刻はアートですよ、アート!



 ズームアップしてよ~く見てみると、「林泉成」とあります。林泉成という方のお宅だったということですが、日本統治時代(1920年)に建てられた洋館だったそうです。


    
 こちらの婦人服店も古い建物が利用されているようです。



 屋根の部分をズームアップしてみたら、下の部分は修理中なんでしょうか、ビニールで覆われていました。が、上部には素敵な彫刻がはっきりとわかりますね!両脇には獅子(?)が立っています。



 新荘路から南方向の川手へ伸びる小さな路地も面白いです。お店とお店の間に細い道がついています。



 道はかなり距離があるようです。



 この道には名前がついていました。「戲館巷」っていう路地なんですね。説明書きもありました。清の時代、新荘は北台湾の政治経済の中心で、お祭りなども頻繁に執り行われていたそうです。その為戯曲業、つまりお芝居なんかも発達したのでしょう、布袋劇という人形劇や、北管楽、南管楽などの中華音楽が盛んだったようです。こういったお芝居や音楽のお師匠さんがかつてこの界隈に住んでいて、多くの人が楽器を習いに集まってきた、というようなことが書かれていました。



 こちらの細い道にも行ってみました~。



 この道は「米市巷」という名前。その昔、新荘では各産業が栄え、特に北部の米が珍重されたそうです。昔は米袋をかついだ男達が港と新荘路を、この路地を通って往復していたことから「米市巷」という名がついたとのことです。



 さて、この米市巷を河の方向に向かって歩いて行くと・・・


    
 突き当たりに煉瓦造りのお寺がありました!



 一階は福徳祠ですが、二階は「潮江寺」と書いてありますが、観音菩薩様を祀ったお寺だそうです。以前は港から引き上げられた荷物の運搬要員達が休む休憩所だったようですが、後にこの辺りで争いごとが多くなったため、見張り台の役目も担ったとのことです。


    
 二階の「潮江寺」に上がって、米市巷方向の景色を臨みます。小さなお寺ですが、参拝客のお線香は絶えません。



 新荘老街へはMRTで行くと便利です~!新荘駅の2番出口からだと新荘廟街まですぐです!



 いろいろな屋台を巡って暴れ食いするもよし、昔栄えた北台湾の台所に思いを馳せるのもよし。

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