冬は羊肉爐！

　冬、寒いですね～。こんな季節にはやっぱり鍋でしょう！
　台湾の人も鍋好きですが、冬になったら特に好まれる鍋料理があります。それは“薑母鴨”というトリ鍋と、“羊肉爐”という羊肉の鍋です。
　今回はご近所さんのお宅で“羊肉爐”をよばれたので、ご紹介します～。


　　　　　　　
　これが家庭の羊肉爐！羊肉はもちろん、トウモロコシや練り物が入るのが台湾鍋の特徴です。ネギや白菜、春菊などの青菜類もふんだんに入れちゃいます。


　　　　　　　
　羊肉を小皿に取りだしてみました。お出汁にちょっぴり辛みのある味がついているので、肉にも味が染みています。このまま食べても充分おいしいのですが、タレをつけていただいてもおいしいです。タレは各家庭のお好みの味があるようですが、今回お邪魔したお宅では、味噌ダレでした。味噌ダレに香菜（パクチー）を散らしていただくと更に台湾チックになります！


　　　　　　　　　　　　　
　小菜（ちょっとしたおかず）も鍋の周りに準備してありました。なんと、焙ったカラスミ！！台湾では生のダイコンや葉ニンニクのスライスなどと一緒に食べます。こうすると一段とカラスミのおいしさが引き立ちます。

　楽しい家庭での羊肉爐大会でしたが、冬は羊肉爐専門のレストランもあります。冬に台湾を訪れたなら、是非味わってみてください。

三坂橋会館

　　　　　　　
　南京東路と中山路の交差点の近くに、なかなか洒落たレストランがあると聞いて行ってみました。


　　　　　　　
　南京東路と言えばバスや車、バイクが行き交う賑やかな大通り。そこから一筋北に入ったら、こんな佇まいのお店がありました。日本風の石灯籠なんかがあったりして、趣もあります。なんでも、このレストランは昔、日本のお医者さんのお宅だったとか。



　　　　　　　
　お店の斜向かいにはこんなおうちもありました。日本式家屋です。南京東路から少し入ったところにこんなおうちがあるなんてびっくりです！
　

　　　　　　　　　　　　　
　こんな環境にあるレストラン「三坂橋会館」の正面玄関はこちらです。　


　　　　　　　
　店内は二つのブロックに分かれているみたいで、奥の方のお部屋はこんな感じになっていました。ワインも各種揃えてあるようです。


　　　　　　　
　テーブルに着くと、お庭の灯籠がすぐ目の前に。外にもテーブルがありましたので、気候のいい時にはお庭でお食事をいただいてもいいですね。


　　　　　　　
　これは手前の方のブロックのテーブル。キーボードが見えますが、夜にはライブなんかがあるそうです。


　　　　　　　　　　　　　
　夜は音楽を聞きながら食事を楽しむっていうのもいいですね。


　　　　　　　
　食事は中国浙江省のお料理が中心のようです。お昼はランチセットがありますよ～。私はお昼に行ったので、ランチを注文。炒めた青菜と、豚肉とニンニクの芽の炒め物が登場。


　　　　　　　
　こちらは豆腐とカニの炒め物。とろみがついていました。


　　　　　　　
　最後に飲み物とデザート。杏仁豆腐とムースをチョイスしました。

　友だちとお喋りしながらゆっくり食事したい時に、ちょうどいいお店だな～と思いました。

　三坂橋会館のホームページはこちらです。http://www.park3.com.tw/html/ （中文）

新北投に加賀屋オープン！

　　　　　　　
　というわけで、早速行ってきました！
　MRT新北投駅を降り、光明路を歩いていけばすぐに見えてきます。１４階建ての立派な建物ですね！


　　　　　　　　　　　　　
　オープンしてまだ間がないからでしょう、日本のマスコミも来ていましたよ。２階のロビーに通じる階段には開店お祝いのお花がたくさんありました。


　　　　　　　
　ロビーは２階。受付はこんな感じになっています。従業員さんは日本の加賀屋の指導係から、約半年間みっちり訓練を受け、皆さん日本語が話せます。


　　　　　　　
　ロビーから喫茶コーナーに向かう廊下です。木が至る所に使われていて、「和」を感じますね。


　　　　　　　
　受付の横にはこんな畳のコーナーがあります。休みの日には午前９時と午後３時にお琴の演奏があるそうです。


　　　　　　　
　館内にはエレベーターが３基。どれも透明のボックスでした。エレベーターには体の不自由な方、お年寄りの方のために、椅子も置いてありました。
　５階以上はお部屋になっているようです。


　　　　　　　
　私達は４階の大風呂（大衆風呂）に行ってみました。靴脱ぎ場にもこのような和の装いが・・・・


　　　　　　　　
　テラスのようなところにこんな施設もありました。どうやら足湯コーナーのようです。この日はまだ足湯コーナーは稼働していませんでした。


　　　　　　　
　大風呂はもちろん男女別。この日は「望月」のお風呂が女風呂で、「遠幽」のお風呂が男風呂でした。毎日男風呂と女風呂はチェンジされるそうです。

　お風呂の中は写真が撮れませんので、詳しく知りたい方はこちらのホームページをどうぞ！　ちなみに、土日の大風呂の入浴料金は一人１２００元（約４０００円）でした。お値段もなかなかいいですねえ・・・・


　　　　　　　
　お風呂入り口の向かい側にはニュースペーパーラックがありました。これも木製、和のテイストです。冬らしいお花も飾ってあり、雰囲気はいいですね。


　　　　　　　　　
　お風呂上がりに新聞を読みながら、ここでくつろくのもよろしいようで。


　　　　　　　　　　　　　
　同じフロアにこんな大きな水槽もありました。うーん、癒されますね。

　和風レストランは３階に、お土産コーナーは１階にあります。お風呂以外にもいろいろ楽しめそうですね。

「台北　日勝生加賀屋」台湾台北市北投区光明路236号　TEL　886-2-2891-1111

台北花博に行きましたっ！

　　　　　　　
　台北花弁博覧会（花の博覧会）に行ってきました！


　　　　　　　
　「日曜日に行くとものすごい人で並ぶよ～」と言われていたのですが、本当にその通りで、９時開門のゲート前にはすでに大勢の人が並んでいました。
　私達は美術館ブロックのゲートから入りましたよ～。


　　　　　　　
　美術館ブロックはは世界庭園エリアがあります。入り口のすぐそばには日本庭園コーナーがありました。枯山水もどきがそうです。


　　　　　　　
　こちらはブータン庭園の入り口。日本庭園エリアのお隣です。


　　　　　　　
　これはアメリカ庭園エリア。写真には写っていませんが、サボテンもたくさん植えられていました。


　　　　　　　
　タイの庭園には蘭の花がた～くさん！金の竜のボートは記念写真にと撮る人が多かったです。


　　　　　　　
　こちらはギリシア庭園エリア。お花を撮ろうかと思ったら、ちょうど飛行機が飛んできました。ここ美術館ブロックは松山空港に近いので、こんなに間近で飛行機が！！


　　　　　　　
　オランダ庭園エリアにはこんな花のボールがありました。


　　　　　　　
　フィリピン庭園の建物も印象的。


　　　　　　　
　香港庭園エリアではイルカさんが飛んでいました。


　　　　　　　
　美術館ブロックには「蝶々館」というイベント会場があります。ここでは決まった時間にショーや劇などのパフォーマンスが行われます。


　　　　　　　
　私達が行った時間帯には「バニラベイビー」というロボットのショーをやっていました。


　　　　　　　　
　また、“迎客坊”というエリアでは台湾原住民タイヤル族の歌と踊りのショーが行われていました。


　　　　　　　
　美術館ブロックの西隣は圓山ブロックです。ここには花海と呼ばれる大きな花壇がいくつもありました。


　　　　　　　
　日本語では「エレガント花エリア」と記されていました。


　　　　　　　
　このような花の壁もありました。季節によって花も植え替えられると思いますので、１回のみならず、季節ごとにこの花海を訪れるのもいいでしょう。


　　　　　　　
　圓山ブロックで一番人気の「争艶館」に４０分ほど並んで入りました。もともとここはサッカー場なのですが、こんなふうに客席は花の海になっていました。


　　　　　　　　　　　　　
　展示室にはいろんなフラワーアレンジメントがありました。


　　　　　　　
　　　　　　　
　これはパイナップルのお花！日本人には珍しいです。


　　　　　　　
　台湾といえば、やっぱり蘭の花ですね！これだけ集まれば豪華です！


　　　　　　　
　意外と菊の花の展示も多かったです、季節柄しょうか。こんな黄緑色の菊の花もありました！


　　　　　　　
　フードコートではいろいろな食べ物屋飲み物が販売されていましたが、私が欲しかったのはこれ！！花博限定のアイスです！薔薇の花の形がいいでしょう！周りの赤い花弁は甘酸っぱくて、中のピンクの部分はローズ味でした。とってもおいしかったです！


　　　　　　　
　「流行館」は人が大勢並んでいたので、入るのを諦めました。また次回、次回・・・


　　　　　　　
　「流行館」の建物はペットボトルでできているんですよ！


　　　　　　　
　美術館ブロックと新生ブロックの間には花のトンネルがあります～。


　　　　　　　
　新生ブロックの「未来館」に入ってみました。サボテンコーナーにはいろいろなサボテンを寄せ植えしたカメさんが良かったです。


　　　　　　　　　　　　　
　話題の“踊る植物”も見てみましたが、疲れていたからでしょうか、踊ってくれませんでした。音がすると揺れるらしいのですが・・・・


　　　　　　　
　ワインカラーの海芋（カラー）も咲いていました。この色のカラーは珍しいなあ。


　　　　　　　
　「未来館」の建物は「天使生活館」につながっています。「天使生活館」では花の映像が楽しめます。台湾の自然の風景などが映像によって紹介されていました。


　　　　　　　
　「天使生活館」はネコがテーマになっているとのことで、ネコちゃんも映像に登場します。
　お土産売り場ではネコのシールやトランプなどが販売されていました。


　　　　　　　
　花博会場内では移動用のバスが無料で走っています。会場が広いので、このバスを利用すれば便利です。ただ、休日は行列ができていたりしますのでご用心！


　　　　　　　
　さて、こちらは大佳公園ブロックです。色とりどりのサルビアが咲いていて、とってもきれいでした。


　　　　　　　
　大佳公園ブロックには、台湾各縣の庭園があります。こちらは南投縣の庭園。


　　　　　　　
　桃園縣の庭園には飛行機が！なるほど、台湾の玄関、桃園国際空港があるからですね！


　　　　　　　
　こちらは雲林縣の庭園です。


　　　　　　　
　大佳公園ブロックには専用のグリーンバスが走っています。電気で走るエコカーなんです！乗車料金は５０元。これで広いブロック内もラクチン移動！


　　　　　　　
　大佳公園ブロックでは決まった時間にパレードがあります。お子さん連れには楽しいんじゃないでしょうか。あ、もちろん大人も楽しめますよ。


　　　　　　　
　ローラースケートで蝶々さんも登場します！


　　　　　　　
　花博のマスコット人形もやってきますよ！ちびっ子の姿を見つけたら、握手してくれます～！


　　　　　　　
　毛虫の形をした山車も現れました！毛虫さんの体にもいろいろな仕掛けがありますので、見ていると楽しいですよん。


　　　　　　　
　大佳公園ブロックで販売していた花博弁当を買って持って帰りました！こんなオリジナル容器に入っています～。木のお箸もついていました。一人前２４０元です。


　　　　　　　　　　　　　
　中身はこんなふうでした。上のお重にはおにぎりと巻き寿司、煮込んだ鶏肉が、舌のお重には野菜サラダが入っていました。

墾丁天鵝湖湖畔別墅飯店

　墾丁では南湾にある「墾丁天鵝湖湖畔別墅飯店（スワンレイクホテル）」に泊まりました。とても快適に過ごせたので、ご紹介しようと思います。

　スワンレイクホテルのレセプションでチェックインした時に感じたのですが、従業員の方がとても親切でした。日本語が話せる方もいて、丁寧に対応していただきました。可笑しかったのは、その方の日本語が関西弁だったので、関西出身の私はなんだか親しみがわきました。


　　　　　　　
　私達が泊まった部屋は入り口に近い建物の１階でした。「花園貴族親子套房」という名前の部屋だそうです。シングルベッドが四つ、ベッドのクッションもちょうどよく、枕も高すぎず低すぎずでよかったです。


　　　　　　　
　室内のテレビも大型画面。金庫や冷蔵庫ももちろんあります。


　　　　　　　
　バスルームはこんな感じです。テレビも付いていました。洗面台の前に椅子が置いてあります。


　　　　　　　
　部屋にはお茶のセット用のワゴンもありました。ワゴンのデザインが可愛くてお洒落です。

　しかし、このお部屋は普通のタイプ。実はこのホテルの看板になっているのは、池の周りに建っている別荘風のお部屋です。次回は是非こちらの方に泊まってみたいなと思いました。


　　　　　　　
　こちらは朝ご飯風景です。ダイニング風のお部屋でビュッフェ式の朝ご飯をいただきます。


　　　　　　　
　さて、もう一つこのホテルの看板があります、それは屋外温泉の施設。温泉と言っていますが、実際は温泉ではなく、冷泉なんだそうです。源泉そのままの冷泉と、それを温めたお風呂があるのです。ホテルの入り口を入ってすぐ右側に温泉施設がありました。


　　　　　　　
　これが炭酸ナトリウム塩の冷泉です。炭酸泉は美人の湯とも言われますが、冷泉なので入った感じはちょっと冷たいです。滝がありましたが、ちょっと冷たかったので滝の下に行く勇気はありませんでした。


　　　　　　　
　冷泉はこちらの川になっているエリアにもありました。ここで浅めの冷泉に浸かりながら、ボーっとするのもいいでしょう。ただし、夏場に限りますが。


　　　　　　　
　この赤く見えるお湯は冷泉を温めたものです。ここは確かにお風呂に入ったな！という気分になります。


　　　　　　　
　水泳用のプールもあります。本格的に泳ぎたいならここがいいですね。

墾丁天鵝湖湖畔別墅飯店：屏東縣恒春鎮南湾路５００号　
　　　　　　　　　　　　電話（０８）８８９－１２３４
ホームページはこちらです。http://www.swanlake.com.tw/