屏東縣の離れ島、小琉球島へレッツゴー!出発は東港の船着き場からです!お休みの日とあって、港は大勢の人でごったがえしていました。
係の人の指示に従ってお客さんが船に乗り込んでいきます。平日はタイムテーブルがあるのですが、連休で大勢のお客さんが乗る場合はピストン輸送になっているようでした。
私達が乗る船はこれ!さあ、小琉球までの船旅です~!ちなみに船にはバイクごと乗りこめます~。
船の中はこんな感じでした。椅子が窓側が2列ずつ、真ん中が3列ずつ、整然と並んでいました。
わ~い、出発だ~。小琉球まで20分ほど船に揺られます。そんなに波も高くなく、快適に進んで行きました。
ヤッホー!小琉球に着きましたよー!!下船する時は係の人が手を貸してくれました。
おおおおお、小琉球からきれいな海が望めます。小琉球のシンボル「花瓶岩」を実際にこの目で見ることができ、感激です!
早速花瓶岩の近くの海でシュノーケリングをやってみました。浅瀬の所で泳いでみましたが、クマノミやエンゼルフィッシュなどの熱帯魚が、間近で見えて大興奮!!
わーい、楽しいよ~~~!!!
小琉球の観光巡りもしてみました。まずは美人洞という洞窟へ行ってみました。ごつごつした岩肌が洞窟のようになっています。その中の通路を歩きながら、美人洞を見学です。
洞穴のようになっている場所は「仙人洞」と名付けられていました。仙人が住む洞穴みたいだからでしょうか。
この美人洞はサンゴ礁の岩山がどどどっと続く奇景地区だそうです。伝説によると、大陸方面から漁に出た父と娘が嵐に遭い、美人洞に漂着したのだそうです。親子はこの山を掘りざくろを食べて生き延び、後に娘がたいそう美しくなったということです。
途中、島で採れた寒天を使ったおやつを売っていたので、買って食べてみました。黒砂糖を混ぜた寒天です。けっこう硬さがあって弾力が感じられました。味は黒砂糖の甘さがほど良く、おいしかったです。
美人洞の岩壁にはこんな化石が貼りついていました。これって珊瑚の化石!?
お次は「山豬溝」という生態歩道に行きました。ここも代表的な珊瑚礁の地形を表しているところです。それだけではなく原始的な植物が覆い茂っていて、ジャングルを歩いているような感じがします。
特にすごいなー!と思ったのがこれ。この気生根と呼ばれる長い木の根っこが、崖の上から何本も何本も垂れ下がっている様子は、まるで縄のれんのよう。
岩が岩にもたれかかってトンネルのようになっていました。
次の場所へと移動する際、蛤坂灣の砂浜が見えました。よく晴れていたらもっと素敵な眺めなんだそうです。
そして「烏鬼洞」という観光スポットに到着。「烏」は真っ黒という意味で、「鬼」はおばけという意味ですから、黒いおばけの洞穴???
まずは階段を下りていくようです。列の後ろに並び、くっつくようにしてついて行きました。
なんだか中はとっても狭い様子。しかも真っ暗です。懐中電灯がないと何も見えません。ライターの火を頼りに進んで行きました。
進むほどに狭くなっていき、太っている人だったら完全に通れない個所がありました。体をくねらせてようやく脱出!
あー、暗かった、狭かった。地上に出て来られました。でも、あっという間の洞窟探検でした。
引き続き小琉球の環状道路を走っていきますと、岩のゲートのようなものを発見!向かって右側の岩が紅番石、左側の岩が酋長石という名前がついています。確かに左側の岩は人の横顔に見えますね。
このあたりの海岸はこういうでこぼこ石が続いていました。「厚石海岸」と言われているそうです。
小琉球をぐるっと一回りした後、再び海に出て磯遊びをしてみました。
浅瀬の海の中を見てみると、小さな生き物たちがたくさん!ナマコに、ヤドカリ、ヒトデ、それにきれいな貝も!
採って、触って、観察して、童心に帰っちゃいます。
小琉球では食堂でトビウオのチャーハンと貝のスープなどを食べました。すぐそこが海だから海鮮料理がお手頃価格で味わえます。
夜は屋台も出ていました。揚げ物の屋台でしょうか。トビウオやイカ団子などを揚げて串に刺したものがたーくさん!ついついつまみ食いしてしまいます。