ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

小琉球へゴー!!

2012-03-30 22:01:36 | 町を訪ねて

 屏東縣の離れ島、小琉球島へレッツゴー!出発は東港の船着き場からです!お休みの日とあって、港は大勢の人でごったがえしていました。



 係の人の指示に従ってお客さんが船に乗り込んでいきます。平日はタイムテーブルがあるのですが、連休で大勢のお客さんが乗る場合はピストン輸送になっているようでした。



 私達が乗る船はこれ!さあ、小琉球までの船旅です~!ちなみに船にはバイクごと乗りこめます~。



 船の中はこんな感じでした。椅子が窓側が2列ずつ、真ん中が3列ずつ、整然と並んでいました。



 わ~い、出発だ~。小琉球まで20分ほど船に揺られます。そんなに波も高くなく、快適に進んで行きました。



 ヤッホー!小琉球に着きましたよー!!下船する時は係の人が手を貸してくれました。



 おおおおお、小琉球からきれいな海が望めます。小琉球のシンボル「花瓶岩」を実際にこの目で見ることができ、感激です!



 早速花瓶岩の近くの海でシュノーケリングをやってみました。浅瀬の所で泳いでみましたが、クマノミやエンゼルフィッシュなどの熱帯魚が、間近で見えて大興奮!!



 わーい、楽しいよ~~~!!!



 小琉球の観光巡りもしてみました。まずは美人洞という洞窟へ行ってみました。ごつごつした岩肌が洞窟のようになっています。その中の通路を歩きながら、美人洞を見学です。


    
 洞穴のようになっている場所は「仙人洞」と名付けられていました。仙人が住む洞穴みたいだからでしょうか。


    
 この美人洞はサンゴ礁の岩山がどどどっと続く奇景地区だそうです。伝説によると、大陸方面から漁に出た父と娘が嵐に遭い、美人洞に漂着したのだそうです。親子はこの山を掘りざくろを食べて生き延び、後に娘がたいそう美しくなったということです。



 途中、島で採れた寒天を使ったおやつを売っていたので、買って食べてみました。黒砂糖を混ぜた寒天です。けっこう硬さがあって弾力が感じられました。味は黒砂糖の甘さがほど良く、おいしかったです。


    
 美人洞の岩壁にはこんな化石が貼りついていました。これって珊瑚の化石!?



 お次は「山豬溝」という生態歩道に行きました。ここも代表的な珊瑚礁の地形を表しているところです。それだけではなく原始的な植物が覆い茂っていて、ジャングルを歩いているような感じがします。



 特にすごいなー!と思ったのがこれ。この気生根と呼ばれる長い木の根っこが、崖の上から何本も何本も垂れ下がっている様子は、まるで縄のれんのよう。


    
 岩が岩にもたれかかってトンネルのようになっていました。



 次の場所へと移動する際、蛤坂灣の砂浜が見えました。よく晴れていたらもっと素敵な眺めなんだそうです。



 そして「烏鬼洞」という観光スポットに到着。「烏」は真っ黒という意味で、「鬼」はおばけという意味ですから、黒いおばけの洞穴???


    
 まずは階段を下りていくようです。列の後ろに並び、くっつくようにしてついて行きました。



 なんだか中はとっても狭い様子。しかも真っ暗です。懐中電灯がないと何も見えません。ライターの火を頼りに進んで行きました。



 進むほどに狭くなっていき、太っている人だったら完全に通れない個所がありました。体をくねらせてようやく脱出!



 あー、暗かった、狭かった。地上に出て来られました。でも、あっという間の洞窟探検でした。



 引き続き小琉球の環状道路を走っていきますと、岩のゲートのようなものを発見!向かって右側の岩が紅番石、左側の岩が酋長石という名前がついています。確かに左側の岩は人の横顔に見えますね。



 このあたりの海岸はこういうでこぼこ石が続いていました。「厚石海岸」と言われているそうです。



 小琉球をぐるっと一回りした後、再び海に出て磯遊びをしてみました。



 浅瀬の海の中を見てみると、小さな生き物たちがたくさん!ナマコに、ヤドカリ、ヒトデ、それにきれいな貝も!
 


 採って、触って、観察して、童心に帰っちゃいます。


    
 小琉球では食堂でトビウオのチャーハンと貝のスープなどを食べました。すぐそこが海だから海鮮料理がお手頃価格で味わえます。



 夜は屋台も出ていました。揚げ物の屋台でしょうか。トビウオやイカ団子などを揚げて串に刺したものがたーくさん!ついついつまみ食いしてしまいます。

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竹田驛園

2012-03-22 21:43:52 | お勧めスポット

 屏東縣の台鐡竹田駅にやってきました!駅舎は素朴でレトロな佇まい。屋根瓦を見ると、日本の駅舎のようにも見えますね。



 こちらが駅舎の裏手になります。部屋は二つに分かれていて、一つは待合室、そしてもう一つはおみやげを売るスペースになっていました。竹田周辺は客家の人が住むエリアだそうで、客家の民芸品や食品などを販売していました。



 駅舎からホームへ。お客さんも少なく、長閑な雰囲気が漂っています。



 ところで竹田駅のぐるりは「竹田驛園」というちょっとした公園になっています。



 その公園の中に、昔竹田駅に勤めていた駅員さんが使用していたお風呂の跡が残っていて展示されています。


    
 お風呂のすぐお隣には井戸もあるんです。



 そんでもって、その井戸とお風呂が竹のパイプでつながっているという、当時としては画期的な仕組みになっていたんだとか。



 奥の方にはレストランを作っている最中でした。今頃は営業しているはずです。



 またこの井戸やレストランとは反対方向の敷地内には、こんな木造の建物がありました。



 その建物にはこんな文字が。なんとここは「アジア最南端の日本語図書館」なのでした。池上一郎博士文庫ってかいてありますから中に入りたかったのですが、営業時間外でクローズドでした。残念・・・


    
 建物の壁に時刻表が貼ってありました。小さな竹田駅には各駅停車の列車しか停まらないのでしょう、列車の本数は多くないようです。



 この建物の奥にも大きな建物がありました。李秀雲さんの記念館ということでした。

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潮州のワニ農場でワニと戯れよう!

2012-03-18 14:03:17 | お勧めスポット
 屏東縣の潮州です!潮州に来たら是非とも見学したいところがありまして、何はともあれそこを目指してまっしぐら!!


    
 見えた、見えた、この看板!そう、行きたいところというのはここなんです!「不一様鱷魚生態農場」なんです!鱷魚というのはワニのこと。この農場にはワニさん達がわんさかいるらしいんですが、ただワニを見るってぇだけじゃないんですよ、ここは。詳細は後ほどご紹介するとして、まずは園内に入ってみましょう!!



 入り口で入場料を払うと、係の人がつきっきりでガイドをしてくれます~。このお兄さんがずっと説明してくれましたー。



 早速柵の向こう側にワニさん発見!!ひゃあああ、口を開けてこっち見てる!すごい迫力です。やっぱりちょっと怖いなあ。



 参観道からはワニさん達が見られるようになっています。わあああ、ワニさん達がくっつき合ってます!!



 なんとも不思議な光景に出合いました。ワニがいる草地には黒ヤギさんもいます。ワニと同じ敷地にいるヤギさんは大丈夫なのでしょうか?係の人の話では、この種類のワニは比較的おとなしいから、ヤギと一緒にしても大丈夫なのだとのことでした。だけど、びっくりしますよねぇ。



 少し歩くと大きな池が見えました。池のほとりには大きな木があり、その木の下を見るとワニの皆さんが集っていました。ワニさん達の休憩所なのでしょうか。



 大きな木と反対側の対岸の方から、餌をあげることにしました。餌やり体験は50元です。係の人が倉庫から凍った魚の頭をバケツに1杯運んできてくれました。ビニールの手袋をはめて魚の頭をワニさんのいる方へ投げます。すると、ワニさん達がぞろぞろやって来ました。うおおおおお、ちょっと怖いな・・・・



 魚の頭はカチンコチンに凍った状態なんですが、ワニさん達にかかると一口で噛み砕かれ、すごい勢いで呑み込まれていきました。それでも、係の人曰く
「ワニにもおとなし目の性格の子がいるから、そういう子はうまく餌にありつけなかったりするんです。だから、そういう子めがけて餌を投げてやってください。」
 へええ、ワニにもたくましいのとそうじゃないのがいるってわけね~。それにしてもこんなにワニさんがウジャウジャいる状態って見た事あります?凄い光景だわあ~。



 写真を大きくするとワニの迫力が更に感じられます。やっぱり怖いなあ。でも、この池にいるワニさん達は人間の年齢にすると7、8歳くらいなんですって!これでも子どものワニ~~!?迫力ありすぎ!!



 更に奥の方に進んでいくと、別の種類のワニさんがいました。名前を聞いたんですが忘れちゃったなあ・・・なんとかカイマンって言ったっけ?



 こちらの池には長くて茶色っぽいワニが潜んでいました。でも、全然動かないの。呼んでもびくともしないんです。係の人が
「ワニは低い音に反応するんですよ。」
と言うので、低いトーンで“ウウウウ~~”って唸ってみると、あらま、ワニさんこっちに寄って来ました!!本当だ~~!!ちょっと嬉しかったな。



 お隣の池にはワニさんが大きな口を開けてじっとしていました。ワニはこうやって口から熱さを逃しているんだそうです。



 この農園にはワニだけではなく、他にもいろいろな動物達がいました。白黒模様のブタさんは台湾の蘭嶼島にだけ生存する種類なんですって。



 ウコッケイや七面鳥もいました。トリさん達にじかに餌をやることもできます。勢いよく餌をついばみに来ますのでご用心!



 黒ヤギさんもたくさんいます~。農園に植えてある葉をいただいて、ヤギさん達に餌やりすることができます。ヤギが葉っぱを食む様子はけっこう癒されますね。



 農園の中ほどには大きな池がありました、池の表面には緑の藻が広がり、そこから時折黒い姿がスッとのぞきます。そう、ここには大人のワニさん達がいらっしゃるんです~。



 池の脇にお部屋が幾つか作ってありました。ちょうどワニさんが1匹部屋に入っていましたが、ここは分娩室なんですって。ワニママが卵を産む所なんだそうです。



 さて、この大きな池には「ワニ釣りできます!見事釣りあげたら100万元プレゼント!」という看板がありました。なので早速そのワニ釣りに挑戦してみることにしました!係のお兄さんに準備をしていただきましたが、先にロープのついた長い竿を持ってきて、ロープには餌の魚を結わえ、それを池に投げ入れました!!!



 ターゲットはコイツです!コイツを釣りあげたら100万元だ~~~!!



 よーし、準備はいいかい?竿を引っ張るのは一人では無理。3人がかりで引っ張ります。



 そろ~り近寄ってきたワニはいきなりバクっと魚に食いつきました!物凄い力です!人間も負けじと竿を引きますが、なんたってワニさんは体重1トン以上ありますからね、ぐいぐいロープを引っ張ります。終いにはロープが途中で切れちゃいました。ワニさんはロープごと魚をぺロリ呑み込んじゃいました!・・・・恐れ入りました、確かにワニさん、あなたを釣り上げようだなんて浅はかでしたわ・・・
それにしてもワニ釣り体験ができるなんで面白いでしょ!(ワニ釣り体験代は100元です)



 この農園が動物園と違うのはこういう様々な体験ができるということなんですが、赤ちゃんワニを抱っこすることもできます~。係の人が持ってきたチビワニちゃんを触ったり抱っこしたり、貴重な体験でした。


    
 ワニの剥製もたくさん飾ってありました。



 ですからこういう記念写真も撮れますよ~。



 孵化したワニで、途中で死んでしまったものはホルマリン漬けにしてありました。



 このワニ園には日本から森三中が来ていたらしく、その写真が展示されていました。おそらく「イッテQ」という番組のロケでしょうね。



 ワニ釣りは難しいのですが、こちら亀釣りは簡単なのでみんなでやってみました。亀さんと戯れるのは心がなごみます。

不一様鱷魚生態農場:屏東縣潮州鎮太平路600巷108號

中文ですが、サイトはこちら

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林邊の海鮮レストラン

2012-03-11 21:50:40 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 屏東の林邊にやってきました!東港のお隣の町です。沿海公路を東へまっすぐ走っていくと林邊に着くのですが、この道は海に挟まれていて両側が水!という不思議な景色になっています。




 ほどなく林邊の町に着きました。この道は街の中心部分になっている中山路です。中山路には海鮮料理のレストランが数軒並んでいました。



 そのうちの一つ、「新興活海鮮」というレストランに入ってみました。



 まずはやはりお刺身でしょうということで、マグロのお刺身を注文しました。が・・・このようにぶつ切り状態で登場!さすが台湾は豪快です。



 貝の炒め物も頼んでみました。台湾バジルとともに炒められた貝のお味は美味しかったです。



 そして海鮮スープも美味でした。エビ、イカ、シラス、青のりが入ったスープはとろみがついていてよいお味でした。



 なんという名前の魚かわかりませんでしたが、魚の蒸し焼きも食べてみました。細切りにしたネギと一緒に魚の白身を口の中に入れると、ジューシーで美味しかったです。



 デザートはすいかとプリン。プリンはかなりのジャンボサイズですね!

新興活海鮮:屏東縣林邊鄉中山路334號 TEL08-8756033

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東港は楽し!

2012-03-05 22:08:53 | 町を訪ねて
 屏東縣の港町、東港へやってきました!



 まずは東港で有名なお寺、東隆宮へ行くと金ぴかの門が迎えてくれました。なんとも立派な門構え!!


    
 お寺の中に入ります~。神様が祀られている場所には太くて黒い柱が2本立っていました。透かし彫りの彫刻が施されていて、重厚な感じがします。この柱にたくさんの木の札がぶら下がっていました。見ると、その札には願い事が書いてあります。ってことは、絵馬みたいなもんなんでしょうね。



 お寺は2階建てでした。2階に上がってみると、柵の中に古い帆かけ船の模型が飾られていました。船乗りさん達の人形も船の中に並べられていました。



 そう、この寺は3年に一度お祭りがあるのです!そのお祭りというのは船を燃やして神様に奉納するというものです。看板によると10月ごろ行われるようですね。


    
 正門のすぐ近くに「大船大爺」と書かれたお社がありました。中に赤っぽい船のようなものが見えます。



 近寄ってみるとそれはとてもきれいな大きな船でした!赤や緑、黄色、青など、鮮やかに彩られた船が鎮座していました!



 この船には乗組員さんもいました!顔の色も服装も違う人々です。違った国の船員さんなのでしょうか。


    
 こちらは船の後方部。体をくねらせた龍の姿が描かれています。また上の方からそれぞれ異なった色の旗が五つ飾られていました。鮮やかできれいですね。



 さて、今度は東隆宮にほど近い眷村にやってきました。共和新村という地域なのですが・・・



 ここに小さなお宮がありました。入ってみると・・・


    
 なんと!!!祭壇らしきものがあったのですが、その下には日の丸が貼りつけられていました!!!いったいどうして??



 お宮から少し離れた場所にはかつての防空壕が残っていました。
 日本統治時代に整備されたというこのエリアも、今ではもう建物もすっかり古くなってしまい、取り壊して新しい街作りをする計画があるそうです。しかし、ここで生まれ育った人々などがこの眷村を保存してほしいという運動を行っているらしいです。



 ところで、東港といういうと漁港です!というわけで港の方に行ってみました。そこには華僑市場という海産物を取り扱う観光市場があり、物凄く賑わっていました。



 本当にたくさん、いろいろなお店が並んでいるのですが、このお店の前にはお客さんが大勢いました。「旗魚黒輪」というお店です。私もお客さんの列に並んで買ってみましたが、魚のすり身に茹で卵を詰めて揚げたものでした。これ、かなり美味しかったです!



 お刺身の店もたくさんありました!屏東で有名なのはクロマグロ!というわけでマグロの刺身が大人気!



 東港名物の桜エビを売る店もあちこちにありました。


    
 カニを売っているコーナーもありましたし・・・



 各種魚を売る店も。日本では見かけたことのない魚も並んでいました。



 東港の海鮮料理の店にも行ってみました~。「張家食堂」というレストランです。店内の雰囲気を見ても食堂というよりもこぎれいなレストランって感じでしょ。



 まずは東港三寶を注文してみました。その一つ目はやっぱりマグロ!!もちろんお刺身でいただきました!



 東港三寶の二つ目は「油魚子」というカラスミに似たもの。カラスミがボラの卵であるのに対し、油魚子はアブラソコムツという魚の卵なんですって。付け合わせにはニンニクネギとりんごのスライス!りんごと一緒に油魚子を食べてみると、もっちりしたチーズのような味がして、とっても美味しかったです!!



 そして三つ目は桜エビ。このお店自慢の桜エビチャーハンをいただきました。頬張るとエビの香りが口いっぱいに広がっておいしい~~~!!



 水連という細長い野菜も食べました。豚肉の細切り、味噌豆、唐辛子とともに炒めた物でしたが、これも絶品でした!



 おみそ汁も注文したのですが、大きな丼茶碗にお玉付きで登場!具には白身の魚がどっさり入っていて豪華な感じでした。が、なぜか油條(揚げパン)まで入っていたのでびっくり!油條入りみそ汁は初体験でしたが、意外とイケました。
張家食堂:東港鎮光復路二段65-1号

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