ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

カウントダウン式信号

2007-01-31 14:24:45 | 生活に関する話題
 台北市では歩行者用の信号が青になった時、秒数がカウントダウン式で表示されているものが多いです。写真のように赤信号だった部分が数字に変わって表示されるのです。これは歩行者にとって突然赤に変わるより安全だと思います。この信号、最初は少なかったのですが、5年ぐらい前から急に増えて、今では台北市の主要な歩行者道路には必ず設置されています。

          

 また、台北県では走行車用のカウントダウン式信号もあります。板橋市では早くから取り入れられていたようですが、我が家のある新店市では5~6ヶ月ほど前から取り付けられ始めたようです。下の写真はうちのすぐ近くの信号です。これを見ながらドライバーは待ち時間を計算できるので、確かに便利でしょう。

      

 待ち時間をカウントダウン方式で表示するのはMRTの改札などにもあります。台北ッ子は結構せっかちなのかもしれませんね。

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紅楼劇場エトセトラ

2007-01-20 16:17:26 | お勧めスポット
 ずっと気になっていた『紅楼劇場』へ行ってきました!

      

 台北で若者の町と言えば、西門町。そのまっただ中に『紅楼劇場』はありました。MRT西門駅界隈は超現代的なビルが建ち並び、賑やかなショッピングゾーンで、活気溢れるアツい町並み。その華やかなビル群の中にそこだけレトロなレンガ造りの建物がぽつんと建っているんです。そこだけタイムスリップしたみたいに!周りのごちゃごちゃした様相とはあまりにも対照的なので、びっくりしてしまいました。

      

 『紅楼劇場』は90年以上の歴史を持つという八角形の建物です。日本統治時代の初期(1908年)に、近藤十郎氏の設計によって建てられたということです。かつてはここで演芸や映画上映が行われていたようですが、次第に廃れていったそうです。が、4,5年前リニューアルオープンし、1階はギャラリー、お土産屋、コーヒーショップ、2階は劇場という風に生まれ変わったそうです。

      
      

 今回は1階の『紙風車カフェ』でお茶を飲みましたが、いにしえの映画のポスターの展示や、水槽を泳ぐ魚を見ながら「お茶」できる環境にまたびっくり。また、私が座っていた席のすぐ後ろには、歴代の台湾人映画監督の名前が書かれた木の札が並んでいておもしろかったです。候孝賢さんや李安さんの名前も見つけましたよ!

 『紅楼劇場』の入り口には昔使われていた映写機が置いてありました。この映写機は数十年前、紅楼がまだ映画館だったときに活躍していたそうです。

      

 2階の劇場では主に週末、様々な劇やパフォーマンスが行われているようです。

 それと、もう一つおもしろいのが、トイレ!!壁中に鏡が張り巡らされてあって、何ともおもしろいデザイン!洗面台もレトロチックで、いい感じです。

 ミュージアム的な要素も感じられますし、台湾映画ファンには楽しいスポットかもしれませんね。そういうわけでか、この日も日本の団体観光客がどどっと押し寄せていました。興味のある方は一度是非どうぞ。

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指南宮へお参りしましょ

2007-01-14 23:25:13 | お勧めスポット
 今年の初詣に訪れた指南宮というお寺についてちょこっとご紹介します。

       

 台北市南部にある山間部に指南宮はそびえ立っています。中国茶ファンならご存知の「猫空」の近くにあり、長い石段が続く参道をを一段一段上ってやっと辿り着くのですから、ありがたさもまたひとしおというものです。

           

 指南宮の歴史は古く、1890年に建てられたということです。台湾道教の総本山とも言われる堂々とした造りの凌霄宝殿をはじめ、お堂の数々が見せる極彩色豊かなその姿には圧倒されることでしょう。

       

 指南宮には中国八仙の一人呂洞賓が祀られています。八仙というのは日本の七福神と言ったところでしょうか。八仙が日本に伝わって七福神になったとも言われていますが、以前中国語の先生が「八仙が船に乗って日本に来る途中、一人の神様が海に落ちちゃったから日本に着いた時七人になったんだよ」なんて冗談を言っておられましたが、ま、本当は中華圏では偶数が、日本では奇数が好まれることから「八」と「七」の違いができたのでしょうね。

       

 さて、呂洞賓は八仙の中でも最も有名な神様だと言われています。頭がよく、武芸にも優れていたようです。が、八仙中唯一の女性仙人、何仙姑への恋がかなわなかったという言い伝えから、カップルで指南宮を訪れたら呂洞賓が焼き餅を焼き、別れさせちゃうので恋人同士では行かないようにとのことです。くれぐれも彼氏、彼女とは一緒に行かないようにね。呂洞賓だけではなく、道教の最高神玉皇大帝やお釈迦様、関公(関羽)などたくさんの神様が祀られていますので、参拝には効き目がありそう!

       

 山の頂に建っているような指南宮からの眺めは本当に素晴らし~~い!遙か眼下にビル群や住宅地、台北101も見えてまさに絶景です。

 今のところMRT木柵線「萬芳社區」駅からバス棕5(BR5)に乗って「指南宮」駅で降りるのが公共交通機関を使っての行き方ですが、この春頃より木柵動物園からロープーウェイ(空中纜車)ができるそうなので、ロープーウェイを利用して猫空と指南宮を観光するってのもなかなかの見学コースになるのではないかしら?

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おもしろ漢字クイズ

2007-01-07 23:38:22 | 試してみてね
 先週末、緯来日本台(日本のテレビ番組ばかりを放映しているテレビ局)で『2006年紅白歌合戦』を放送していました。日本の歌、J-popに興味のある台湾の人も少なくありません。そこで、今回は日本の歌手や歌手のユニットが台湾では漢字で紹介されているのですが、それを当ててみてね、という漢字クイズをやってみましょう。中国語をご存知の方は簡単かも。( )にヒントを書いてあるのもありますので、いざチャレンジ!!

1. 近畿小子(ノーヒント)

2. 東京小子 (ノーヒント)

3. 瀧&翼 (ノーヒント)

4. 早安少女組 (「早安」は中国語でいつの挨拶?)

5. 南方之星 (ノーヒント)

6. 色情塗鴉 (「色情」から連想する言葉を考えて!)

7. 橘子新樂園 (「橘子」がポイント)

8. 聖堂教父 (「聖堂」で歌う歌は?)

9. 化学超男子 (「化学」を英語で考えると・・・)

10.寶兒 (ユニットじゃなくてソロ歌手です。)

11.美夢成真 (ノーヒント)

12.孩子先生 (今は台湾でもローマ字表記されることが多いですが、以前はこう紹介されていた)

13.帕妃 (中国語の発音がポイント)

14.米西亞 (ソロ歌手です)

15.彩虹 (同じ意味の言葉)

16.小事樂團 (「小事」がポイント)

17.決明子 (音読みしてみよう)

18.邦妮粉紅 (「粉紅」って何色?)

19.無限開關 (ポイントは「開關」)

20.可苦可樂 (中国語の発音がポイント)

21.嘻魔 (同じく中国語の発音がポイント)

22.放浪兄弟 (同じ意味の言葉を考えてね)

番外 下のユニットはもう解散しちゃったのですが、これも当ててみてね。

月之海 (同じ意味で・・・)

暴暴藍 (「藍」は何色?)

答はコメント欄で発表します。

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けっこう楽しめるのだ、碧潭

2007-01-03 23:16:17 | お勧めスポット
 今回は我が家の近くにあるちょっとした観光地、碧潭をご紹介します。

      

 碧潭っていうのは近所を流れる川なのですが、土日になると川岸一帯が縁日のように賑やかになります。食べ物屋飲み物の屋台、金魚すくいや射水球(ヨーヨーのダーツ)、子供用のパチンコなど各種のゲーム屋さんがずらーっと並び、多くの人が遊びにやってきて、ワンダーランドのようになっています。

      
      
      
      

 また、下の写真のようにロケーションのいいところにはカフェが何軒かあり、川と緑の山を見ながら食事やお茶が楽しめます。音楽や歌の生演奏をするお店あり、飲み物のメニューがたくさんのお店ありで、カフェによっていろんな工夫をしているようです。ここのカフェのどこかでお昼時にランチを食べたり、アフタヌーンティーを楽しむのも一興ですよ。

      

 川ではスワン、クジラなどの足こぎボートで遊ぶことができます。一人1時間100元というのが相場でしょうか。童心に返ってボート遊びするのもまた楽しいもんです。

      

 旧正月や元宵節の頃の碧潭は爆竹、花火、ランタン飛ばしなどで賑やかさがいっそう増します。また、端午節のときには上の写真のように龍舟(ドラゴンボート)の会場になり、人がより大勢やって来ます。

 台北郊外の隠れた名所碧潭に、機会があれば是非おいでください。

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