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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

「釈迦」はいかが?

2008-02-28 23:38:36 | 野菜、果物
 緑でぽつぽつ突起のあるおもしろい外見のこの果物、日本では馴染みがないかもしれませんが、台湾ではポピュラーな果物、その名も「釈迦」です。日本語ではシャカトウと呼ばれたり、シュガーアップルと呼ばれたりしているようですね。その名の通り、お釈迦様の頭のような形(お釈迦様って天然パーマですよね)がなんともユニーク!

      
 この釈迦、台湾は台東が名産地。台東の町を歩いていたら、ほらこのように至る所で売っているのを目にします。

      
 釈迦の食べ頃は結構難しいです。触ってみて少し柔らかくなっていたらOK。果物屋さんに聞くと「すぐ食べるならこれがいい」と、皮が黒っぽくなっているのを出してくれました。だからあんまり緑緑しているのはきれいではありますが、食べ頃にはまだ早いようです。

      
 こちらは釈迦を品種改良した「鳳梨釈迦(パイナップルシャカトウ)」。釈迦よりももったりした感じが少なく、水分が多いのでこちらの方を好む人も多いです。鳳梨釈迦も食べ頃は柔らかくなってからがいいですよ。

      
 さて食べ方ですが、手で半分に割って、果肉をパクパク食べるのが地元流。しかし、種が多いので私はスプーンで一粒ずつ果肉をすくっては種をいちいち出しています。台東の方はパクッと食べて種はペッペッとまとめて出していましたが・・・。あっさりしたお砂糖の塊を食べているようで、果物というよりお菓子っぽい感じがしますが、それがシュガーアップルといわれるゆえんかも。

           
 これが釈迦の木です。意外と細い木ですよね。こんな木の枝に釈迦がぶらんぶらんとなっているんです。あ、もちろん農家の方が釈迦一つ一つに袋をかけて、大切に育てていますよ~。

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原住民ファン必見!布農部落

2008-02-24 23:51:38 | お勧めスポット
 台湾の原住民に興味のある方もいらっしゃると思いますが、今回はそんな方々に族(布農族)のテーマパーク、『布農』をご紹介します。

      
 台東縣延平郷の山間部には台湾の先住民族ブヌン族の里です。ここには規模は小さいのですが『布農』という農場があります。ここではブヌン族が作った名産品を販売したり、ブヌン族のショーを行ったりしています。また、ブヌン族の歴史や生活についての展示もあります。敷地は広く、宿泊施設のログハウスも68間あるそうです。

      
 何といっても目玉はブヌン族のショー。伝統的な歌や踊りが披露されます。原住民には生活に密着した歌や踊りがありますが、ブヌン族のそれもかなり独特なものでした。特に印象深かったのは狩猟後の宴を張った席で歌われるマラスタンバン(報戦功)という歌。どんな獲物を捕ったか、どういう風にして捕ったかをリズムに乗せて男性がしゃがんで歌い、その周りを嬉しそうに男性の奥さんが踊ります。(写真上)。ちょっとラップ風のリズムで楽しそうに見えつつ、ブヌンのシブさがよく出ているおもしろい表演です。

      
 そしてもう一つ印象的だったのは、ブヌンの男性達が8人(8人以上でもいいようでしたが)円陣を組んでゆっくり回りながら歌う八部合音という合唱。まず最初にリーダーの人が“ウー”という小さな低い声を出し、続いてその横の人、またその横の人と順々に“ウー”という声を出していきます。そして徐々に音を高く大きく出していき、一番高く大きく声を出したら一斉にパッと終わります。3~4分ほどの短い合唱(というか輪唱というか和音というか)ですが、“ウー”という声が重なるとミツバチの羽根の音に似ているので「ミツバチの歌」とも言うそうです。粟の収穫を祝い、先祖に感謝するときにこの歌を歌うそうですが、とっても神秘的な声の響きに惚れてCDを買ってしまいました。

      
 これはツォウ族の踊り。ブヌン族と同じく山に住む原住民です。

      
 の中にはレストランもありました。ここでランチを食べたのですが、定食の「布農套餐」はお勧めです。焼きいも、ちまき、豚肉のスライス、野菜炒め、小米粥(粟のお粥)、お餅、ピーナツ、オレンジ、小米酒(粟のどぶろく)という内容でした。

      
 こちらは「布農風味套餐」。ちょっと町の定食風。内容は「布農套餐」とほぼ同じです。

      
 豚肉がものすっごくおいしくて、脂身のある肉が苦手な娘ももっとほしいというくらいでした。それもそのはず、ほら、こうやって炭火でじっくり焼いているのですから!

 ブヌン族の魅力を感じたい人にはお勧めのスポットですよ。是非一度行ってみてください!

『布農』:台東縣延平郷桃源村11隣191号 ℡(089)561211

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鹿鳴温泉酒店

2008-02-19 16:44:34 | オススメの宿
台東縣鹿野郷へ行った時の宿、鹿鳴温泉酒店をご紹介します~。

      
 目下、鹿野で一番大きなホテル。昨年できたばかりだからとってもきれいです。

      
 こちらが泊まったお部屋。二人部屋です。広くて天井が高いのが印象的でした。。ベッドが大きく、浴衣まで用意してありました。部屋と洗面所、バスルームのしきりがガラスっていうのがちょっぴりセクシー?ですね。


          
 お部屋のお風呂は洋風で、ゴージャスな造り。蛇口からは鹿野自慢の温泉が出ます。炭酸泉のお湯は微かにぬめりがあって、お肌がつるつるになります。

      
 アメニティのお茶セット。飲み物のパックは3種類ありました。湯飲み茶碗がシブい瀬戸物なのが嬉しいです。ミネラルウォーターもありました。

      
 ホテルでは毎晩表演(アトラクション)があります。夏場はホテルの外の広場で行われるようですが、冬はホテル内のホールで行われることが多いようです。日替わりで原住民の歌や踊りが宿泊客に披露されます。私たちが泊まった日はブヌン(布農)族の歌と踊りの表演(アトラクション)がありました。上の写真はブヌンの男達が和になって輪唱する「八部合音」。

      
 ブヌンの女達の仕事をする様子も披露されました。

      
 その他、焼きサトウキビのサービスもありました。意外とあっさりした甘みのサトウキビ。とっても食べやすかったです!サトウキビって焼いたら石焼きイモのような匂いがしたのでびっくり。あたりにこのおいしそうな匂いがしばらく漂っていました。

 朝ご飯バイキングの種類も多く、パンや果物がとってもおいしかったです。洛神花のジュースもありましたよ。サービスにかなり力を入れているのが窺えました。


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みかん狩りだよ~

2008-02-15 16:05:07 | お勧めスポット
 みかん狩りに行って参りました~。行ったところは新竹縣の峨眉でございます。実はこの辺りは台湾のみかんの里として有名なんです。

      
 峨眉の獅頭山へ行くと、みかんの木がどどどどどど~っと並んでいるのがわかります。道端でもいろんな種類のおいしそうなみかんが売っていました。

      
      
 今回お邪魔したのは獅頭山のみかん農家。ほ~ら、みかんがたわわになっています。かごを背負い、はさみを持っていざみかん狩り!農家の方のアドバイスでは、大きくもなく小さくもない、身のギュッと締まったのがおいしいとのこと。

      
      
 台湾らしいなぁと思うのは、みかんの木とともにビンロウの木も背景にあることです。南国ならではの風景と言えましょう。

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台湾鉄道南廻線

2008-02-10 23:30:56 | 生活に関する話題
      
 台鐵、高雄-台東の南廻線に乗ってきました~!! 黄色いディーゼル列車の旅はなかなか楽しかったです!

      
 南廻線を走る自強号の車内の様子。高雄発の場合は進行方向に向かって右に、台東発なら左に席を取るとよいでしょう。何故って、その方が海が見えるからです。勿論、山側の景色も素晴らしいですよ。 

 高雄駅を出るとしばらくは町中を走っていますが、徐々に郊外へ。ビンロウの林、バナナ畑、魚の養殖などの風景が流れていきます。

           
 枋寮の駅付近は今が旬の蓮霧(ワックスアップル)の畑がずらららら~っと続いていて、もうこれは壮観でした。枋寮駅には蓮霧(ワックスアップル)をデザインしたものがたくさんありました。

      
 やがて海に出、波打ち際まで見えるほど列車は海岸線を走ります。

 そして海を離れ今度は山へ。マンゴの木の茂る山がドドドドドーーっと続きます。いくつもトンネルを抜け、再び蒼い海が飛び込んできます。台湾の東側の海は太平洋です!

 海沿いをしばらく走るとまた陸地へ。台東の駅に近づくにつれ今度は釈迦(シャカトウ)の林がドワーっと見えてきます。

      
 車内で購入したお弁当です。一つ80元でした。
 
 車窓の景色の素晴らしい南廻線、是非ご乗車くださいませ。

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紅葉温泉(野渓温泉)

2008-02-08 23:06:41 | 温泉
 紅葉温泉には川べりに湧き出している自然の温泉もありました。いわゆる「野渓温泉」です。

      
 場所は紅葉温泉公園から近いところ。北勢高溪という川にかかる赤い橋「紅葉橋」を渡って、そこから川へと下りていきます。橋のたもとから見下ろすと、川の温泉にはもはや入浴中の人が・・・

      
 川底から熱いお湯が湧き出していますので、川の水と混ぜながら温度を調節します。

      
 缶ビール片手に嬉しそうに入っている人もいました。

      
 中山大学の留学生も大喜び!先ほどのビールのおじさんと意気投合!

           
 四方を山に囲まれた大自然の中で野渓温泉を満喫。極楽極楽・・・。我が家も皆様とともにこの川の中に身を沈めました。

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台東紅葉温泉

2008-02-07 23:32:30 | 温泉
 台東縣の紅葉温泉へ行ってきました。

      
 台東縣延平郷のブヌン族が住む一帯に広がる紅葉温泉。以前は野渓温泉しかありませんでしたが、今では「紅葉温泉公園」ができています。ここには家族連れ、若者グループ、カップルなどが訪れ、ワイワイ言いながら温泉に浸かれる楽しいスポットとなっています。

      
 紅葉温泉公園は四方を山に囲まれた絶景の場所。緑の山を眺めながら湯煙に埋もれるのは最高です。

      
 ここは台湾でよくある水着着用の男女混浴。水泳帽もかぶってくださいね。

      
 湯船は7種類。真ん中は水のプールでしたが、それ以外は温かい温泉湯。それぞれ温度が違うので、自分の体にあった湯加減のところを選びましょう。

 ここの泉質は炭酸泉ですが、ほんのり硫黄っぽい温泉の香がしました。お湯の色は透明ですが、微かなぬめりがあって肌がつるつるするのがわかります。疲労回復に効くということですから普段お疲れの人にはお勧めです。

 入場料は大人一人150元、子ども80元。男女別の裸で入れるお風呂もあるということですが、ここはまた別料金です。

 行き方:我が家はバイクで行きましたが、そうじゃなければ・・・鹿野駅からタクシーで20分くらいでしょうか。自分で運転して行く場合は、台東から北へ9号線を走り、新鹿鳴橋のすぐ手前の道を左に折れます(矢印が出ているのでわかります)。そのまま川沿いを走り、紅葉橋を越えて少し走ると到着です。

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「米苔目」はいかが?

2008-02-01 15:38:26 | 台湾B級グルメ
      

 うどんのように見えるこの麺、これも台湾が誇る(?)B級グルメの一種「米苔目」です。「米」という字があるように米の粉からできています。ビーフンやベトナムのフォーの仲間とでも言ったらわかりやすいでしょうか。
 麺の太さはうどんよりも細めで、断面がまん丸。とても柔らかくてお口の中にふわふわ感が漂います。
 写真のように肉やニラ、モヤシなど野菜の入った汁そばにしていただくことが多いです。

 しかし、他にも食べ方があるんですよ。夏はデザートとして「米苔目」を冷たくしていただきます。上に甘い蜜をかけて食べたり、かき氷のトッピングにしたり、おやつにもなるそうです。

 「米苔目」の温かい食べ方と冷たい食べ方、是非どちらも試してみてください。

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