ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

日月潭の近くにある頭社集落

2013-04-28 22:36:44 | 町を訪ねて

 南投縣の観光地日月潭。その西南に「頭社」という集落があります。この頭社という地域がなかなか面白そうなので訪ねてみました。


    
 まずはこちら、頭社泥碳土体験区と書かれた看板発見!いったいこれは何?



 辺りは一面の草むらで、特に変わった所とは思えないのですが・・・


    
 ガイドのおじさんの話によりますと、ここの土を踏むとふにゃふにゃっとして、地面がゆらゆら揺れる感じがすると言うのです。


    
 そこで、その場でジャンプしてみたら、確かにふにゃっとした感覚がしました。残念ながら、ちょうど行ったときは体験区の整理中で、しかも好天が続いていたため、ふにゃふにゃ感ははっきりしたものではありませんでした。雨の多い季節の時のほうが、ふにゃふにゃ感がわかりやすいらしいです。
 ここは「活盆地」とか「泥盆地」とも言われる特殊なエリアだそうです。今回はそのすごさをじゅうぶんに見られなかったのですが、実際はこんなふうです。


    
 頭社には、ほかにも昔ながらの洗濯場がありました。湧き出て、流れてくる水を利用した公共の洗濯場が、台湾には残っている所があるのですが、この地域もその一つ。

     

 ほら、洗濯板が突き出していて並んでいるでしょ。



 今はほとんど使われていないようでした。



 この集落では家の壁などにきれいな絵が描かれています。例えばこちらのお宅の壁には、ほら、レールを滑りながら木を運ぶ男の人の姿が。



 そして、ここのお宅などは壁全体に美しい絵が!!!



 こちらのお宅の壁にはヘチマの絵!そうなんです、この辺りではヘチマを作っている畑が多いんです。



 こちらは農作業をしてるのでしょうか。



 楽しそうにお餅つきをしているのもありました。



 どの絵にも共通しているのは、暮らしの絵であるということと、背景が明るい水色に統一されていることです。



 この風景画も美しいですよね。



 日月潭へ行ったら、ちょっと足を伸ばして頭社へも訪れてみては如何でしょうか。

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これが黄金果だ!

2013-04-12 14:39:46 | 野菜、果物

 台湾には「黄金果」という不思議な果物があります。この果物との出会いは南投でした。日月潭の近くにあるアイスキャンディーのお店に行ったときに、店頭で黄金果が販売されていて、それを食べてから大ファンになりました。右側の黄色いのがそうです。



 見かけはなんだか、ほら、みかんみたいなんです。でも、皮がつるっとつやっとしているのがわかります?



 ちょっと触ってみて少し柔らかい感触がしたら食べ頃です。皮を割いてガブッとワイルドに食べるもよし。



 きちんとカッとして食べるのもよし。真っ二つに切るとこんな感じ。中の果肉は白っぽいんです。



 中に楕円形の大きい黒い種が二つほど入っています。  



 果肉はちょっと弾力があってゼリーに近い感じがしました。食べると、甘みがあり美味しいです。



 う~ん、美味しい。ただ、鉄分が多いようなので、切ったらすぐに食べたほうがいいみたいです。そのまま長く放っておくと、茶色い色が浮いてきますのでご用心。

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お花屋さんみたいな滷味のお店

2013-04-09 20:07:11 | レストラン、喫茶店、茶芸館
 一風変わった滷味のお店があると聞き、行ってみました。このお店は台湾のニュースでも取り上げられていて、ちょい話題になっているそうです。



 はい、ここがその噂のお店。「辣滷哇」という名前のお店です。



 まずこのお店に入ってびっくりするのが、壁際の棚にきちんと美しく並べられた野菜達です。ほら、こんな風に一列に並んでいるから、一瞬花屋さんなのかと思っちゃうほど。



 しかもですよ、レース風の布で根元を包まれて、ナプキン立てのような透明の入れ物に入っているのです。

 野菜の棚には名札が付いていて、どんな野菜なのか解説してあります。



 等間隔で並んでいるからお客さんも取りやすいです。



 中には日ごろ見かけない野菜もあります。



 この細長い野菜はヤングコーンなんですよ~。



 野菜の豆知識なんかも壁に貼ってありました。これを見て、どんな野菜を選ぶか決めてもよし!



 野菜の他にもいろいろな具があります。こちらは練り物類。ちょっとお昼を過ぎる時刻にお店に行ったので、具がだいぶ少なくなっていましたが・・・



 揚げ豆腐等の具や各種麺などもありますね。


    
 糸こんにゃく、ウズラの卵など一番左の列のものは三種類で10元、右側の列のうどんなどは一種類30元。



 豚肉の薄切りなどもあるようでしたが、遅く行ったためか、売り切れていました。



 葉物野菜の他にも、椎茸類、豆類なども棚に置いてあります。



 それぞれ30元となっています。

 お客さんはお店に用意されたかごを持ち、食べたい具を選んでかごの中に入れます。葉物野菜はそのまま取ってかごには入れません。カウンターの台に具を入れたかごと葉物野菜をくっつけて並べて置き、注文用紙に必要事項をチェックします。用紙には辛くするかしないか、辛くするならどの程度辛くするのか、大辛、中辛、小辛などの中から選んでチェック、他にネギを入れるのか入れないのか、入れるなら多めか少なめか、また酸菜(高菜の漬け物みたいなもの)を入れるか入れないか、入れるなら多めか少なめか、タレは入れるか入れないか、ここで食べるかテイクアウトかなどをチェックする欄があります。



 それから調理してもらいます。大きな具材は茹でる前に一口サイズに切ってもらえます。



 はい、こちらが出来上がりの滷味です。



 これは私が注文したもの。ミネラルを補充したかったので昆布を入れました~。

辣滷哇:台北市昆明街137号


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福容大飯店の情人塔

2013-04-02 19:07:14 | お勧めスポット

 台湾の北海岸、淡水のちょっと向こうにある漁人碼頭に福容大飯店というホテルがあります。そのホテルの横っちょにくっついいている、ちょっと変わった乗り物に乗ってきました。



少し薄曇りのこの日は、見晴らしがいいとは言えないお天気でしたが・・・・



 ホテルの横にある噴水コーナーにはこんなものが。げげっ、海坊主か!?いえいえ、これはクジラさんでした。



 こちらがその乗り物の切符売り場。レストランの裏手にあります。ここで切符を買ってから・・・



 ここに並びます。お客さんが多いときには人数制限があるそうです。改札を通ったら階段を上ります。


      
 はい、これから乗るのはこれなんです。情人塔(恋人タワー)っていうんですが、この長い塔は実は回転軸でして・・・



 乗るのはこちらです。このガラス張りの中に、開いている扉から乗り込みます。



 ほらほら、中にプラスチック製の椅子が見えるでしょう。乗ったらここに腰掛けるんです。



 お客さんが椅子に座ったのを確認してから、係の人はドアを閉めます。すると、ガラス張りの円盤はゆっくり旋回しながら上へ上へと上っていきます。



 ほ~ら、ここですよ-!なんだか遊園地の乗り物みたいにも見えますが。



 そして、中からはこんな景色が楽しめます。
 

    
 円盤は2回くらいゆっくり回っててっぺんまで行ったら、今度はゆっくりゆっくりまた回りながら降りてきます。

 時間にすると7,8分くらいでしょうか。思ったよりも短かったですね。

福容大飯店情人塔のサイトはこちらです

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