ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

蘭嶼の素敵なレストラン

2014-07-30 14:31:53 | レストラン、喫茶店、茶芸館
    
 蘭嶼の素敵なレストラン「無餓不坐」をちょっとご紹介します。この看板が目印ですよ!



 お店の外壁は楽しげにペイントされていて、達悟族テイストが感じられます。



 店内はこんな感じです。やっぱり達悟族の象徴である赤、白、黒の配色から、蘭嶼だ!というムードがぷんぷんしています。



 ほら、テーブルもこんなに「達悟族」しています。


    
 蘭嶼の形をしたテーブルなんかもあって、面白い!!



 ところで、料理のほうなんですが、いろいろなメニューがあったのですが、やはりここは蘭嶼だってことで、「飛魚風味套(トビウオ定食)」を注文しました。干したトビウオの焼いたのと、雑穀ごはん、ふかし芋、タコの和え物、パパイヤの和え物などが大きな葉っぱの上にのっかったセットメニューでした。とっても特別な感じがしましたし、お味もよかったですよ!



 スープ付きです。なんという名前かわかりませんが、苦味のある野菜が入っていました。


    
 食後にはちょっとしたシャーベットも。



 野菜と牛肉のカレーもチョイスしました。こちらはスパイシーでしたが、味は美味しかったです。


無餓不坐:蘭嶼郷漁人村77號 TEL(089)73ー1623
 
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蘭嶼 その2

2014-07-16 20:48:54 | 町を訪ねて
 蘭嶼の続きです。



 さて、蘭嶼には面白い岩がたくさんあります。今回はそれもご紹介。まず最初は龍頭岩。確かにドラゴンの横顔に似ています。



 こちらは海に浮かぶ軍艦に見えるからなのでしょうね、軍艦岩と呼ばれています。


    
 これはちょっと自信がないのですが、頭盔岩だと思います。達悟族の男性がかぶる鉄製のヘルメットに似ているように思うのですが・・・



 これは青蛙岩(カエル岩)。なるほど言われてみれば・・・



 この岩は島では有名。雙獅岩です。2匹のライオンが隣り合って座っているように見えます。この岩、思っていたより大きくて迫力がありました。蘭嶼の東北エリアに存在する変わった形の岩はみな、火山の溶岩が冷やされて自然にできたのだそうです。



 こちらは島の西北にある紅頭岩。欧米人の横顔に似ています。



 おそらくタンク岩だと思うんですが・・・・


    
 蘭嶼で有名な玉女岩。不思議な形をしています。



 ワニ岩。ワニさんが空に向かって口をあけているように見えますね。



 遠くてわかりにくいかもしれませんが、めんどり岩。鶏に見える??



 岩巡りに疲れたら、島のところどころに設えてある休憩所で休みます。



 蘭嶼の海は綺麗なので、是非とも泳いでみたい!!



 と言うわけで、めんどり岩のシュノーケルポイントなどで泳いでみました。美しい珊瑚、青や黄色の熱帯魚がたーーーくさん!



 のんびりと海中散歩が楽しめます。



 こちらは東清湾の遊泳ポイント。入り江になっていますので安全です。



 お昼ごはんは海辺のレストランで。



 売れているメニューはやっぱりトビウオ入りチャーハン!



 がっつりトビウオを食べたいなら、こんなトビウオ定食もありました。トビウオの丸ごと一匹から揚げです。蘭嶼らしいメニューで美味しかった!



 面白い屋台を見つけました。パイナップルじゃありませんよ~。林投っていう木の実です。(日本語名はアダンだそうです)亜熱帯や熱帯の海辺に生育する植物なんだそうです。



 林投の汁の入ったジュースを飲んでみました。さっぱりした甘さがあっておいしい!



 達悟族の文化も島の至る所に描かれています。これは達悟族女性の踊り。長い髪をなびかせながら踊ります。



 トビウオ漁のお祭りの絵。



達悟族男性のふんどし姿は普段は見られませんが、お祭りのときには見られるそうです。
 

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蘭嶼 その1

2014-07-09 20:16:49 | 町を訪ねて

 やって来ました!夏の蘭嶼です!青い海と空。これこそ蘭嶼にふさわしいですね!



 お世話になったのはこちらの民宿「椰油灣民宿」です。



 部屋の窓から青い海がばっちり見えます、嬉しい~。


    
 シンプルながら過ごしやすいお部屋でした。



 荷物を部屋に置いたら、早速島巡り。やっぱり南の島の海はいいですねえ。真っ青で綺麗!!



 浜辺に達悟族が乗っているタタラ船がありました。思っていたよりも小さかったので驚きました。



 しばらく海辺で戯れていたのですが、おなかがすいてきたし暑いしで近くのレストランに入りました。



 タコとオリーブのパスタとか・・・



 トビウオの卵入りパスタとか・・・



 トビウオ入りのパスタとか、蘭嶼らしいパスタを注文しました。


    
 このお店の店主は達悟族の方。生後間もない赤ちゃんを抱っこしてご機嫌でした。お店の壁に貼ってあるポスターはご本人。おっ、ふんどし姿です!



 ところで、蘭嶼に来てものすごくびっくりしたことがありました。それは島の至る所にヤギがいることです。最初は誰かが飼っている家畜のヤギなのかと思ったのですが、どうもそうではなくて野生のヤギさん達のようなのです。



 ほらね、海辺でもヤギさん達がごろごろしているでしょ。



 道を歩いていてもごく普通にヤギとすれ違います。



 ヤギの親子を見かけました母ヤギはおなかに赤ちゃんがいるようです。



 絵になるような夕焼けとヤギ。


    
 引き続き島巡りをしていると、達悟族の像と遭遇。大きな像です。うん、やっぱりこの服と帽子、そしてトビウオとくりゃ蘭嶼だなあ~と実感。



 野銀地区で池のような場所を発見。どうやら冷泉のよう。



 地元の子供たちが冷泉で遊んでいましたので、我々も冷泉に入ってみることに。



 シュノーケルをつけて潜ってみましたが、あまり深くはなく、魚などの生物もほとんど見当たりませんでした。冷泉と言われるだけあって水温が低く、長く浸かっていたら足が攣ってきたのであがりました。



 野銀地区は住居エリア。家畜の豚さんが気ままにうろついています。



 蘭嶼で有名な達悟族の伝統家屋、半地下式住居です。夏の暑さを避け冬の風を防ぐ効果があるそうです。



 近くにあった教会もタタラ船のデザインが描かれていました。



 東清湾地区にやって来ました。ここから見る海も美しいです。



 観光客用のタタラ船が外から来たお客さんを乗せて忙しそうでした。



 達悟族の少女たちが元気に遊んでいました。

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蘭嶼への道

2014-07-06 23:04:24 | 町を訪ねて
 台湾島の東南、原住民の達悟族が住む蘭嶼へ行ってきました。蘭嶼への交通機関は限られていて、しかも夏休み。行きの交通機関の確保には本当に本当に大変でした。台東まで飛行機で行って、そこからグライダー飛行機に乗って蘭嶼へ行きたいと考えていましたが、甘かった・・・すでに予約でいっぱいで、飛行機は全部アウト。仕方なくはるばる陸路で目指すことに・・・



 というわけで、台北駅から夜行列車に乗って台東まで行くことにしました。台北23:00発の台東行き莒光号の列車に乗りました。



 夜行で台東へ遊びに行く人は少ないだろうと思ったら・・・大勢のお客さんがこの列車に乗り込みました。いやはや、夏の台湾東部の人気はすごいもんです。



 台東駅に着いたのは朝の6時前。約7時間の列車のたびでした。電車の座席ではよく眠れなくて、寝不足のまま朝を迎え、台東に降り立ちました。



 駅のコンビニで朝ごはんのおにぎりを食べて、いざ港へ。時刻は午前6時11分。



 タクシーで富岡港へ。ここから蘭嶼や緑島への船が出ます。予め予約していたので、受付でそれをチェックしてからお金を払って切符を受け取ります。
(2014年現在、台東—蘭嶼の船のチケット代は往復大人2300元となっています)



 我々が乗った船は、はいこれです。ジャーン!緑島之星号~!



 船内はこんな感じです。シーズン中とあって満席になりました。



 はい、それでは出発です~。行ってきま~す!!



 船は富岡港を離れていきます。



 台東から蘭嶼まで船だと天候にもよりますが、2時間から2時間半くらいでしょうか。この日は波が少し高く結構揺れました。途中で大型船が見えました。



 ああ、ようやく蘭嶼が見えてきました~。やった~!



 船は港に接岸、乗客たちは下船します。港と言っても岸壁そのままって感じの素朴な港です。



 ああ、やれやれ。蘭嶼に着いた~。みなほっとした様子。



 港には民宿の人がお客さんの名前を書いたホワイトボードを手に持って出迎えに来ていました。我々が宿泊する宿の人も来てくれていました~。ありがとうございます、お世話になります~。

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