ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

太麻里の台湾牛牛肉麺

2012-01-20 16:05:14 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 台東へやって来ました~!!台東駅に着いたら、駅前にシャカトウがジャジャジャーンと並んでいるじゃーありませんか!やっぱり台東と言えばシャカトウ、シャカトウと言えば台東ですよ!テンション上がります!


    
 台東駅からは南へ向かいます~。9号線を南下していくと、見えてきました、見えてきました、この看板!そうです、台湾牛牛肉麺のお店ですよ!



 おなかがすいていますので、何はともあれお店の中に入ってみましょう!



 お店に入ると、こんな感じでした。あれっ!?ここって牛肉麺のお店でしょう、だけどカウンターにはサラダとか、野菜炒めとか、豆腐料理なんかが並んでいますけど・・・
 実はこれは牛肉麺だけじゃなく、他にもおかずがより取り見取りですよってわけでして、カウンターの端っこにトレーがあり、それを手に持って欲しいおかずを指差すと店員さんがお皿に取り分けてくれるんです。それをトレーに載せ、最後に牛肉麺を注文するって形式なんです。あ、もちろんおかずが要らなければパスしてもいいんですが、カウンターに並んでいるおかずはどれもおいしそうなんで、ついつい頼んでしまいます~。
 飲み物も各種ありますので、最後に注文できますよ!



 牛肉麺はカウンターの後ろの上の方に写真付きでありました。紅焼牛肉麺、トマト牛肉麺、半筋半肉牛肉麺、清燉牛肉麺などです。



 まずは看板メニューの紅焼牛肉麺を注文!ちょっとスパイシーですが、大ぶりの牛肉がゴロンゴロン入っていて、パンチの利いたお味でした。



 清燉牛肉麺も食べてみましたよ~。こちらのスープはあっさりしていますが、しっかり味がついていてコクがありました。それでいて優しいお味!ニンジンや大根など野菜もけっこう入っていてヘルシーです。



 カウンターの中でひときわ美味しそうに見えたカボチャサラダも頼んでみました。アイスクリームをすくう道具でグリッと盛りつけてくれました。ちょっと甘めで美味しかったですよ!



 実はこのお店、2009年の夏に来た台風で土石流災害に遭い(八八水災)、お店ごと流されてしまったんです。その時の新聞の記事が壁に貼ってありました。当時、ニュースでこのお店の看板が海に流されていったのを見てびっくりしたのですが、今はもうすっかり元通りになり、元気に営業していました。お客さんもいっぱいで繁盛している様子。なんだか嬉しかったです。



 お店は元に戻りましたが、お店の外はまだこんな感じです。八八水災の爪跡がまだはっきりと残っています。



 しかしながら、土石流で海へ流されてしまった看板も、またこうやって掲げられていましたし、お店の中は活気が溢れていました。なんとも頼もしいですね。

台湾牛牛肉麺:台東縣太麻里鄉河川13號 電話: 089-781-555

台湾牛牛肉麺のサイトはこちら(中文)

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兆豐農場の温泉

2012-01-11 13:58:07 | 温泉

 花蓮縣の体験型テーマパーク、兆豐農場にやってきました!!広大な敷地に動物園、植物園、牧場、ホテルなどが設けられている、ファミリー向きアウトドアタイプの施設です。とにかく広くて、徒歩ではとても回りきれないんです!園内専用の車か、回遊列車で移動しながら楽しみます。



 が、我々は園内で移動しながら遊ばず、兆豐農場で最も入口に近い所にある温泉へ行きました。そうなんです、兆豐農場の中には温泉もあるんですよ~!台湾温泉ファンの我が家にとっては一番見逃せないエリアじゃないですか!



 こちらが温泉の受付です。この日はお客さんが少ないようでした。



 兆豐農場の温泉は炭酸ナトリウム泉で、鉄質が強いのかお湯の色が薄茶色。「生男の湯」と書いてありますが、このお湯に浸かると男の子を授かるという子宝の湯のようです。



 「温泉の表面に浮かんでいる褐色のものは天然鉄マグネシウムですから、安心してご入浴ください」と書いてある看板がありました。あ、つまり、それって湯の花のことね!




 打たせ湯やジャグジー付きのSPAコーナーもあります~~!



 こちらは温泉ではないですが、お湯のお風呂に何種類かジャグジーがついていました。



 プールもあります!夏はプールも利用したいですね!


    
 施設内にはどのように温泉を汲み上げたのかという見取り図もありました。この図を見ると、地下1520メートルも掘って温泉を汲み上げたということでした!いやいや、大変でしたね!



 裸で入る男女別の露天風呂もありましたので、そちらのほうもちょっと覗いてみました。お客さんが誰もいなかったので・・・・こちらは女湯ですが、三角のおにぎり形のお風呂でした。

新光兆豐休農場:花蓮縣鳳林鎮林榮里永福街20号 TEL(03)877-2666
         中文ですがサイトはこちら 

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豊田の安花園民宿

2012-01-02 22:22:24 | オススメの宿

 花蓮縣壽豐郷の豊田に行きました。ここは日本統治時代に日本人が多く住みつき、集落を作った町です。
 台鐡の豊田駅の周辺は道が碁盤の目のように走っていますが、おそらくこれも当時の日本人が造った道だと思われます。そんな道になんと石造りの鳥居がありました!



 鳥居をくぐってまっすぐ進むと、それは昔の参道となっていて、突きあたりにはお寺があるようでした。お寺に入る道の両側には石灯籠が等間隔で並んでいて、奥には本堂がみえました。なんだかこういう光景を見ていると、ここだけ日本のような感じがしますね。



 今現在、このお寺は碧蓮寺という名のお寺になっているようですが・・・



 説明を読んでみると、昔は「豊田神社」だったらしいです。ここに住んでいた日本人が建てた神社だったのでしょう。当時は毎年6月にこの神社で大きなお祭りがあったとも書かれていました。きっと大勢の日本人や台湾人がこの神社に集ったのでしょう。1946年に碧蓮寺に変わったそうですが、この土地の人の話では、昔鳥居は木製だったのが壊れてしまい、その後は石で作りなおしたとのことです。それが今でもこうして残っているのですからたいしたものです。



 お寺の一本東側の通りには文史館がありました。こちらの建物も昔ながらの造りです。月曜日に行ったんですが、残念ながら月曜日は休館日とのことで、外から建物を見学するだけになってしまいました。



 文史館の後ろ側に回ってみると、これまた日本風な建物だということがよくわかります。今では展示のほか、喫茶店も併設されているようでした。



 こんなのどかな豊田の町には畑がたくさんあって、その間に道が巡らされています。広い畑の向こうにポツンと1軒のモダンな家が見えるのですが、実はこれ、民宿なんです。



 「安花園」という名前の民宿です。「安」というのは「アンジー」のことで、この民宿のご主人のイングリッシュネームなのでした。豊田ではここに泊まってみました~!



 我々が泊まったのは1階の4人部屋。ツインベッドが二つありました。


    
 アメニティーもちょっと変わっていました。なんと、冷蔵庫の上の棚にはお菓子がいっぱい入った瓶が置いてありました!これには娘も大喜び!それに普通の宿にはおそらく置いていないでしょうが、アフリカの紅茶ルイボスティーが4パック、そして香り高い中国茶もあったんです!



 洗面台が二つっていうのも気が利いているな~と思いました。これだとケンカせずに歯を磨いたり手を洗ったりできそう。
 バスタブもこんなに可愛いタイプでした!


    
 しかも、バスタブに浸かりながら外のお庭が見られるという仕組みになっていました。緑の植物に癒されながらお風呂に入れますよ!



 緑の植木以外にも玉砂利を敷いていたり、魚が泳ぐ鉢を置いていたりと、心なごませる工夫がされていました。



 部屋からはスリッパをはいて庭に出ることもでき、広い芝生や花が咲く庭を散歩できるようになっています。    



 池には蓮の花がたくさん咲いていました。



 民宿は玄関側から見るとレンガ色が目立ちますが、後ろ側から見ると鮮やかな黄色と青の壁が印象的。なかなかポップな色遣いです。これもアンジーさんのこだわりなんでしょう。



 この民宿に泊まると朝ご飯もついています~。朝ご飯はアンジーさんの手作りで、この日はスペインオムレツとパリーニでした!それにフルーツ各種、健康飲料、ハーブティーかコーヒーというメニュー。

 お客さんを喜ばせちゃおう!というアンジーさんのこだわりが感じられ、とっても快適に過ごせました!ローハス生活がお好きな方はアンジーさんと気が合うんじゃないでしょうか。
 更にお喋り好きなアンジーさんから近辺の旅情報を詳しく伺うこともできます。ただし、アンジーさんは日本語はできません。その代わりアンジーさんのお母さんは日本語ぺらぺら!民宿のサイトも日本語がありますよ~。→こちら

安花園:花蓮縣壽豐郷豐裡村豐正路一段65号 TEL(03)865-5227
     チェックインタイムは午後3時半からです!それより前に行くと「ま~だだよん」と言われますので、悪しからず。

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