
冬でも快晴だと、とっても暖かくなって空も海も美しい台湾です。いいお天気だった休日に、基隆のナイスビューなポイントへ出かけました。それがここです。

「白米甕砲台」という所。1904年にできた要塞で、今では市定古跡となっています。海が見渡せる高台は絶好の軍事ポイントというわけで、砲台が造られたのでしょうが、本当に見晴らしがいいんです。

わあああ、空も海も真っ青!船が小さく見えますねえ。

この高台を利用して造られた砲台です。覗き窓が三つあります。ここから向かってくる船を目がけて大砲を打ち込んだんでしょうか。

軍事基地の跡も残っています。ちょっと中に入ってみましょう。

今では中はがらんどうになっていて、何も残ってはいません。剥き出しの柱が寂しそうに立っているだけ。

中から外に通じる階段はしっかり残っています。大きな石で造られた頑丈な要塞だったのでしょう。

階段を上りきって横に入ると、円形の見晴台に着きます。ここにもかつては武器が設置されていたのでしょう。

景色がいいから、お天気の日にはお客さんが大勢訪れます。

美しい景色を前に、平和の意味を考える場所になっているのかもしれません。
白米甕砲台:基隆市中山區光華路37號巷底
行き方:基隆のバス301に乗って太白里駅で下車。
