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あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 久し振りに地元・奥の内湾でシーカヤックツーリング_情島、小情島、鈴鹿島、弁天島

2020年06月21日 | 旅するシーカヤック
2020年6月21日(日) 今日は、久し振りのシーカヤック散歩にお出かけ。
朝の7時には、音戸の大浦崎に到着し、マツダ6からシーカヤックを下ろす。

今年は、手軽なSUPで海に出ることが多かったのだが、やはり長距離/長時間を漕ぐにはシーカヤックが向いていることがよく分かり、この週末は島巡りをするべく、シーカヤックを引っ張り出したのである。

それにしても、このスライドバー式のキャリアの便利なことよ!

このキャリアなくして、セダンでのシーカヤックの積み下ろしは考えられないくらいである。

シーカヤックを降ろすと、クルマを駐車場に移動する。

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それにしても、コロナ自粛によって大浦崎公園でキャンプする人が増え、驚くほどの人とテント。
静かな場所でのソロキャンプが好きな俺には、この状況でのキャンプは。。。

そういう訳で、独りになれる海へと静かに漕ぎだす。

晴れて風も弱い予報なのだが、結構な北東風があり、ざわついている芸予諸島の海。

日は昇り、少し雲が多いなかを、情島に向かって漕ぎ進む。

パドルは、いつものアークティックウインド。
廃盤になってかなり経つが、俺にとってはこれ以外は考えられないくらい手に馴染んだ相棒である。

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左舷に波を受けながら、情島に向かってパドリング。

この風と波の状況であれば、俺にはSUPで情島を目指すだけのスキルはまだないので、やはりシーカヤックの安定性は海旅向きであることを再認識する。

情島は、いつものように静かな佇まい。

島外の人間として上陸は自粛し、小情島へと漕ぎ進む。


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小情島も、俺のお気に入りのお散歩コース。

今日は西岸に沿って南下し、次なる目的地、鈴鹿島へ。

島かげに入ると、北東風が遮られ、しばし穏やかな海となる。

鈴鹿島を眺めながら漕ぎ進み、休憩場所となる浜へと向かう。


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花崗岩の浜へ、シーカヤックを引き上げる。

水分補給をし、しばし休憩。

再び漕ぎだし、奥の内湾へと進んでいく。

北の空は、少し青空が覗いている。

如何にも水分の多そうな、梅雨時期らしい空と雲。


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さらに奥へ。

洞窟を見学し、

花崗岩の岩を見上げ、

浅瀬で海底観察。


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さらに漕ぎ進み、弁天島へ。

久し振りに訪れた、小さな無人島。

帽子を脱ぎ、サングラスを外し、手を合わせて、海旅の安全を祈願。

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ここからは、出発した大浦崎へと戻るルート。
北東風が強く、久し振りの向かい風の中のパドリング。

こういう状況では、ナローブレードのアークティックウインドが、なんとも頼もしい。
牡蠣筏を波と風除けに使いながら、向かい風の中を漕ぎ戻る。

今日は、久々の3時間パドリングとなった。

『ああ、やっぱりシーカヤックはええなあ!』

***

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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