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あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPで新緑の四国を楽しんだ伊予西条への一泊ツーリング

2019年06月09日 | 旅するシーカヤック
2019年6月8日(土) この週末は、雨は降らないものの比較的風が強い予報。
先週末にせっかく整備したことだし、YB125SPで遠出してみることにしようかな。

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朝起きると、少し明るくなり始めた時間に家を出る。

蒲刈を通る時に、太陽が昇ってきた。

少し風があり、空気もヒンヤリとして、交通量の少ないとびしま海道は、快適なツーリングである。


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今日は、始発のフェリーで今治へ渡る。

さすがにお客さんも多くなく、静かな待合室で、出航までの時間を過ごす。

06:50に岡村港を出航。

小大下島、

大下島に立ち寄り、しまなみ海道へと向かうフェリー。


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やはり今日は風が強く、この辺りにしては珍しく波が高い。

来島海峡大橋を超えると、もうすぐ今治港である。

この辺りは晴れているが、山はどうであろうか?


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今治から伊予西条へ。
そこから、南に進路を取り、山へと向かう。

もうすぐ高知だそうだ。

この辺りまでは綺麗な景色が楽しめたが、

そこから先は、濃い霧が掛かって全く景色が見えない。

残念ではあるが、またの機会に訪れようか。

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Uターンし、別の道で戻ることに。

これが、新緑の渓谷美を楽しむことができる、なかなか素晴らしいルートであった。

高い山と深い谷。

まさに、四国の山岳ルートらしい道である。

対向車も来ず、たまにヒルクライムを楽しむ自転車とすれ違うだけ。


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いやあ、これは良い道を見つけることができたなあ!
国道に戻り、少し走ると、河沿いにある小さな神社を見つけた。

今回は、バイクの機動力を発揮して、気になるスポットには立ち寄ってみるプラン。

ここは、間違いなくパワースポットであろう。
旅の安全を祈願する。

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次に立ち寄った場所も、なかなかの景色。

美しい水の色と、

瑞々しい新緑。


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お昼ご飯は、伊予西条のうどん屋さんへ。

サービス定食が、なかなかのコストパフォーマンス。

これでなんと、税込650円である!

すごいボリュームだが、朝早く家を出て、フェリーの中でおむすびだけの朝食だったので、全ていただくことができた。
『それにしても、このチキンカツが柔らかくて美味しかったなあ。 ごちそうさまでした』

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次は温泉へ。
途中、こんな景色を見つけた。

あちらこちらに石垣があり、それで畑を作っている。

昔の方が、粘り強く頑張って開墾されたのであろう。
頭がさがるなあ。

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今日開拓した温泉は、こちら。

HPによると、本谷温泉は、『本谷温泉は松山「道後温泉」、今治「鈍川温泉」と並び『伊予の三湯』と称され、長い歴史を持つ由緒正しい温泉』なのだそうだ。

ゆっくりとお湯に浸かり、ツーリングの疲れを癒した。

外に出ると、気になるスポットが。

せっかくなので、橋を渡ってみる。
すると、

こんな綺麗な庭園があった。
『へえ、これはなかなかいい場所だなあ。 今度はお弁当でも食べながら、ゆっくりと楽しみたいものだ』

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途中で給油し、伊予西条に戻流。
走行距離は300kmで、入ったガソリンは5.6L。 なんと、約54km/Lの高燃費。

予約しておいた安いビジネスホテルにチェックインし、街を散策。
商店街を見つけたので、歩いてみる。

ここも、シャッター通りになりつつある。

ポスターをみると、伊予西条は、だんじりのお祭りで有名なのだろう。

懐かしい雰囲気の本屋さんもあった。


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街を歩いていると、こんなスポットを発見。

これが、有名な『うちぬき』なんだなあ。

冷たい水で、汗ばんだ顔を洗うと、すっきりさっぱり。


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夕方、17:30にはこちらのお店へ。

『味良』さん。

まずは生ビールと、突き出しの焼きナス。

ビールを、グビグビ、グビリ!
焼きナスも、なんとも美味い。

メニューはこちら。


味良揚げと、地ゲタの塩焼きをお願いした。
まずは地ゲタ。

程よい塩加減で、ビールにピッタリ。
そして、揚げたてホクホクの味良揚げ。

『おお、これも旨いなあ』
再びビールをグビリ。

生ビールを2杯いただいた後は、地元の日本酒を。

これもたっぷりの大サービスである。
時ゲタをつまみに、日本酒をチビリ、チビチビ。

『ごちそうさまでした。 本当に美味しかったです。 また来ますね』

旅の楽しみの一つは、その土地でお気に入りの居酒屋さんを探すこと。
俺にとって、旅は『縁』
旅先で、そんなに何軒も居酒屋さんを回る必要はない。
自分の嗅覚を信じて入った、最初の一軒が肌に合えば、次からそこに通えば良いし、なんだか違うなあと感じたら、自分の嗅覚を信じてまた次の一軒を探すだけのこと。

ほんとに、自由気ままな旅って楽しいな!


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翌朝は、5時にホテルを出発。
今治を抜けて、しまなみ海道へ。

久しぶりとなる、来島海峡大橋渡り。

まだ朝が早いので、自転車もバイクも少なく、快適なツーリング。


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まずは、亀老山展望台へ。

次は、カレイ山展望台。

少し霞んでいるのが残念だが、ここは俺のお気に入りのスポットの一つ。

今日も潮流がよく見える。

平山郁夫先生のスケッチもある。


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大三島からフェリーで忠海へ。

今回は、久しぶりとなったYB125SPでの四国旅を、たっぷりと堪能。

それにしても、やっぱりバイクの旅は、クルマの旅とは全く違う。
ロードスターはもちろん楽しいのだが、ヘルメットをかぶり、体剥き出しで風を感じながら、わずか125cc単気筒の単車で駆け抜ける旅の楽しいことよ。
たった一つの小さなピストンが上下する振動を感じながら、基本のニーグリップでバイクと一体になり、左足でギアを切り替え、右手でアクセルを調整し、手と足で前後輪のブレーキを効かせながら、全身で風を切り、交通量の少ないとびしま海道やしまなみ海道を走る爽快感は、何ものにも代えがたい喜びである。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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