あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 夏のシーカヤック教室(3)

2010年08月22日 | 旅するシーカヤック
2010年8月22日(日) 今週は、盆連休の影響で日曜日だけが休日の週末。 仕事が忙しく、昨日までは早朝から夜遅くまで仕事だったので、実はヘトヘトである。
だが今日は、楽しみにしている子供達とのシーカヤック教室の日。 ようし、今日も楽しもう!!!
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今年は午後からシーカヤック教室を行っていたのだが、前回は干潮と重なり、シーカヤックへの乗り降りも大変な状況だったので、今回は潮を確認し、午前中に変更してもらったのだ。

朝9時前、シーカヤック教室を開始。 今回も、6人の子供達と4人の先生方が参加していただけた。 うれしいな。
みんなで手分けしてカヤックと道具を運び、準備運動をして教室をスタート。

今回初めての女の子も居るが、まずは、前に漕いだ事のある女の子とペアでタンデム艇なので安心だ。

いつものようにPFDのサイズと着用状況を確認し、先生方は二人ずつ交代で海上班と陸上班で役割分担していただいた。

まずは先生の乗ったカヤックを沖に出し、子供達が順次漕ぎ出していくカヤックの安全確認をお願いする。
その後は、カヤックを順次海に浮かべ、子供達を乗り込ませて順番に沖へと送り出す。
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『あー、なんだかフラフラする。 大丈夫かなあ?』 『大丈夫、大丈夫。 このカヤックは安定してるからね』

『うーん、ちょっとそのカヤックは君には大きいかな。 次の休憩で別のカヤックと交代しようか』 『先生、せっかくだから、あの先まで行ってみましょうか! みんな、先生に着いていって』
 
今年で3年目、そして今年3回目となるシーカヤック教室。 今年は毎回参加してくれる子供達もいて、どんどん漕ぐのが上手くなる。
『うん、上手いじゃん! そうそう、それでいいよ』 『そう、漕ぐ時はもう少し広く、肩幅くらいで持った方が漕ぎやすいよ』 『そうそう、曲がりはじめたら反対側にブレーキを入れて』
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『先生! そっちに曲がったら、反対側にブレーキですよ』と言っても、今回初めて漕ぐ研修生の先生は、なかなか上手く進めない。 『先生、右は前から後ろ。 左は後ろから前。 そう漕ぐと、その場で回れるから』
だが先生は、頭の中がパニクっている状態。 『えー、あれー、えー』

でもそれはそれで分かるなあ。 カヤックの漕ぎ方って、頭ではなく、体で覚えるもの。

それでも次の防波堤に向かっていった先生をからかって、『先生、右は箸を持つ方の手ですよ。 その右は後ろから前。 左は前から後ろ!!!』 『えー、ひえー』 『そうそう、これは体で覚えるんだからねえ』
 
30分漕いでは休憩し、水分を補給してカヤックを乗り換えて再び漕ぐ。 これを何度か繰り返し、昼前に今日のシーカヤック教室は事故も無く無事終了。
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毎回、子供達が漕ぐのが上手くなり、参加してくれる子供達が楽しそうに参加してくれるのが、なによりの喜び。 秋には、先生方とのちょっとだけ島渡りも企画し、先生方も楽しみにしていただいている。 いろいろと夢は広がるなあ!

『さあ、今年のシーカヤック教室もあと一回だ。 頑張るぞ!』

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