あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 地元で日帰りお散歩ツーリング

2009年02月01日 | 旅するシーカヤック
2009年2月1日(日) 昨日吹き荒れていた北風は治まり、波は0.5mと穏やかな一日になりそうとの予報。
今年の冬の週末は風が強く、前回漕いだのは正月連休での徳島遠征。 ほぼ一ヶ月前である。

キャンプツーリング志向の私ではあるが、さすがにそろそろ海を漕ぎたいとの思いが強くなり、久し振りとなる日帰りツーリングに出掛ける事にした。
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日帰りツーリングなので、お手軽な地元の海へ。 家から30分ほどで、出艇する浜に到着。

PFDの上からパタゴニアのスカノラックを着込み、安全装備とサバイバルキットをニヤックにセット。
お昼ご飯用セット一式をスターンハッチ内に。 ケータイとペリカンケース、そして熱い紅茶を詰めた水筒は、コックピット内の棚に。 準備完了!

まだ少し北風は残っているが、気温もそれほど低くなく、快適なパドリング日和。 ほぼ一ヶ月振りの『海を漕ぐ感触』を楽しむ。 うん、いいねえ。
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このエリアは、1992年にシーカヤックを始めた頃から通っている場所。 昔は、まだ小さかった息子達を連れて、家族4人でカヤックを漕ぎ、プライベートビーチ状態での海水浴を楽しんだりもしたものだ。
ここは基本的に日帰りツーリングコースなので、キャンプツーリングがベースとなった最近は年に数回しか漕がないが、もう15年以上通っている馴染みの海。
 
湾を大きくグルリと回り、途中の浜で少し休憩してから、お昼ご飯を食べるために島に上陸。 出発してから1時間とちょっと。
今日はまだ北東寄りの風が残っているので、風裏となるこの浜に決めた。
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お昼ご飯の道具を一式取り出す。 カセットボンベを使うイワタニのガスバーナーに、300円の鋳鉄製スキレットをセットし、風防を立てる。 スキレットを温め、オリーブオイルを少し垂らし、持参した餅を焼く。
『どれどれ、パクリ』 うん、美味い。

餅を食べつつ、今度は20年近く使っているアルミ製の小さなコッフェルを取り出し、お湯を沸かす。 今日のメインは、『リューオーの即席うどん』 リューオー食品は地元の企業でもあり、味も好みなので昔から愛用している。
冷蔵不要で比較的長く保存できるので、キャンプツーリングで重宝している私のお気に入り。

うどんでお腹もいっぱいになり、体も温まった。 少し横になりたいな。
浜に小さなフリースのブランケットを敷き、ゴロリと横になる。 柔らかい冬の日差しを浴び、波の音を聴きながら、しばし目を閉じ、静かな時間の流れに身を任せる。 心地良い!
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しばしウトウトとまどろみを楽しんだ後、再びコッフェルにお湯を沸かし、チャイを入れる。
シェラカップの熱いチャイを啜り、体を中から温め直す。 そろそろ帰るか!

鈴鹿島、小情島を経由し、少し強くなってきた北風に向かってのアークティックウインドが得意な『ちょっとだけ忍耐パドリング』を楽しみながら、無事に漕ぎ戻った。

久し振りに海に出ることができたこの週末。 でもやっぱ、日帰りツーリングだと何か物足りないのは事実。
のんびりまったり、キャンプツーリングに行きたいなあ!

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