この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『双影双書』の今後の展開を予想してみる。

2024-01-16 22:24:39 | 漫画・アニメ
 昨日に引き続き、『双影双書』ネタです。
 『双影双書』の今後の展開を予想してみたいと思います。
 
 まず確定していることから書き出すと、この『双影双書』は「叶国を千年の安寧に導く未来の皇帝とそれを支えた一人の影の物語」です。
 3巻の時点で皇太子の役を演じているのは皇太子の冠星ではなく、影である宵である以上、未来の皇帝とは宵を指すと考えていいでしょう。
 再度の入れ替わりの可能性はゼロではありませんが、十七話でも触れられているように時間が経てば経つほど二人の入れ替わりは難しくなります。
 キョンシーとなった冠星は成長せず、人間である宵は成長するからです。
 作中具体的に時間の流れの説明はありませんが、二十二話だけで二ヶ月経過しています。
 15歳の少年にとって二ヶ月は成長するのに十分な時間でしょう。
 ですから再度の入れ替わりは考えにくいのです。

 二十八話において篤王の翠旦が冠星の暗殺を命じました。
 当然のことながらこの暗殺は失敗します。
 失敗というか、暗殺者は宵ではなく、本物の冠星に毒を塗った刃を突き立てるのだと予想されます。
 翠旦が暗殺を今夜のうちにと命じたのがミソで、暗殺者は闇夜に乗じて宵を殺そうとするのですが、冠星に見つかり、誤って刃を向けるというわけです(本来はそれで正しいのですが)。
 キョンシーとなった冠星に毒が無効であることはすでに説明されています。
 この時の騒動で冠星の許嫁である翠燕は冠星と宵についての真実を知り、二人の味方になるのではないでしょうか。
 翠燕がいつまでも真実を知らないままというのは考えにくいです。
 翠燕が二人の味方になった結果、翠旦もまた二人の味方(後ろ盾)になるでしょう。
 翠燕が二人の味方になるが、翠旦は変わらず二人の敵のままでは、翠燕と翠旦が敵対することになってしまいますからね。
 それもまた考えにくいことです。

 とりあえず、展開予想はこれぐらいにしておきます。
 予想がどれぐらい当たったのかどうか、わかるのは二十九話がサンデーうぇぶりにて公開される、一週間後の1月24日です。
コメント
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