この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ジョニー・デップって誰ですか?

2009-12-17 23:34:49 | 日常
 マイミクのAさんとチャットをしてたときのこと。
 夜もいい加減更けてきたので、そろそろお開きにしようと思って、こう言いました(正確には書き込んだ)。

「今日はとても楽しかったです。今日のところはそろそろお開きにしましょう。続きは夢の中で。ジョニー・デップに似たヤツが出てきたら、それが自分です。」(←当然Aさんは自分の顔を知らない。笑。)

 それに対するAさんのレスに、自分は目が点になりました。

「ジョニー・デップって誰ですか?」

 最初、冗談をいってるんだと思いましたよ。この二十一世紀の日本にジョニー・デップを知らない女性がいるとは思いませんでしたから。
 でもAさんは本当にジョニー・デップを知らないようでした。
 今日はそんなAさんのために簡単なジョニー・デップ講座を開きたいと思います。

 ジョニー・デップ、通称ジョニデ、本名ジョン・クリストファー・デップ二世(←本当)、1963年6月9日生まれ、ハリウッドを代表する俳優の一人で、その演技力と同時に人柄の良さでも知られています。

 デビュー作はホラー映画『エルム街の悪夢』で、ジョニデはヒロインの恋人を演じています。同作の中で彼はベッドが真ん中からバキッと割れて、その割れたベッドに喰われるという、ユニークな(別の言い方をすればアホみたいな)殺され方をしています。

 まぁB級ホラーでデビューすることは、新人俳優であればよくあることなのですが、ここから先がジョニデはちょっと違います。
 数年後、『エルム街の悪夢』の何本目かの続編が作られることになるのですが、このとき既に若手俳優としてそれなりの名を成していたにも関わらず、ジョニデは出演オファーを快く承諾するのです。
 ここら辺がデビュー作である『クリッター3』(やっぱりホラー映画)をフィルモグラフィーから削除しているレオナルド・ディカプリオとは違いますね。

 何年か前のことですが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のプロモーションのために来日していたジョニデは、あるバラエティ番組で小学生からインタビューを受けていました。
 その際、その小学生がしょーもないネタを披露していて、自分は「しょーもな!」と思ったのですが、ジョニデは心底楽しそうに笑いながらインタビューの受け答えをしていました。
 ジョニデ、いいヤツ!って思いましたね。

 最近では破産したニコラス・ケイジ(以下ニコちゃん刑事)に融資を申し出たことがニュースになりました。
 何故ジョニデが自らの散財で破産したニコちゃん刑事に救いの手を差し伸べるかというと、ジョニデを『エルム街の悪夢』に出演出来るように手を回したのが他ならぬニコちゃん刑事なのです(単に「俳優になったら?」と薦めただけという噂もあり)。
 二十年以上前に受けた恩義を忘れない、ジョニデ、何ていいヤツなんでしょうか。

 そんなジョニデに自分は結構似ているのです。
 鼻の穴の数とか、ヘソの数とか、ノド仏の数とか、そんなところが。
 違いは微小だと思うんだけどな。

 ちなみに上述のAさん、レオナルド・ディカプリオのことも知りませんでしたよ。
 さすが福島県人は違う!そう思いましたね。笑。
コメント (8)
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