今年も『このミステリーがすごい!2010年版』(宝島社刊)を購入しました。
『このミステリーがすごい!』、略して『このミス』が出ると年末も押し迫ってきたのだな~って思います。
ところで、この『このミス』、ここ一、二年でぐっとお安くなりました。
2006年版が192p(定価695円)、2007年版も192p(定価648円)、2008年版もやはり192p(定価476円)、2009年版も192p(定価476円)、でもって2010年版はというと何とイッキに262p(定価476円)!!
定価据え置きで大増ページなんて何て宝島社は太っ腹なんでしょう!!
と、何も事情を知らない人であれば思うかもしれませんが、実は裏があります。
確かにページ数は増えてるんですけど、その増えたページには(宝島社子飼い作家の)短編小説が掲載されてるんです。
なので、その作家の読者であれば増えたページはそのままお得かもしれませんが、その作家のファンでも何でもない(つまり自分のような)人間はどっちかというと損をしている気分にさせられます。
自分が『このミス』に求めているのは、その年に発表された面白い小説についての情報であり、自分にとって『このミス』はあくまでミステリー&エンターティメント小説のガイド本なので、宝島社お薦めの作家の作品なんて特に読みたいともありがたいとも思いません。
価格が引き下げられること、また据え置きされることは、ありがたいといえばありがたいですが、まぁでも所詮は一年に一回の刊行なので、値段が五百円だろうが、八百円だろうが買うとは思います(さすがに千円を越えたら買わないかな)。でも情報量が減らされるのは勘弁願いたいです。
さて、肝心のランキングの方に目を向けると、国内編で読んでいるのは米澤穂信の作品のみ(四位の『追想五断章』と十位の『秋期限定栗きんとん事件』。納得といえば納得の順位ではあるけど『秋期~』はもう少し上でもいいかなって気がする。)、海外編では五位の『ソウル・コレクター』(ジェフリー・ディーヴァー著)と六位の『グラーグ57』(トム・ロブ・スミス著)だけでした。
このうち、お金を払って買ったのはどちらも文庫の『秋期~』と『グラーグ~』だけなので、自分が如何に本を読んでいないか、さらに本に金をかけてないかがわかります。
ちょっと反省。
来年はもう少し小説を買うようにしよう、、、そうなればいいな(←ちょっと弱気)。
何か面白そうな本はないかと思ってランキングを見直すと、、気になる作品は国内編にはこれといってなし(東野圭吾にハズレなしってことぐらいは知ってますよ。でも今さら彼の作品を読む気にはなれないのです。作家にはファンになるタイミングがあると思うので。まぁ誰かが貸してくれるっていうなら話は別だけど。)、海外編の一位である『犬の力』は買おうかなって思ってます(今度給料が出たときにね)。
本当は二位の『ミレニアム』にも大いに興味があるのだけれど、全六巻を揃えるとなると一万円越えちゃうしね。さすがに新人作家の作品にそんなには出せないよ。
ってわけで『ミレニアム』も図書館に予約してきました(貸し出し中だった)。
来年も図書館で面白い本をいっぱい借りられるといいなぁ(何気なく前言と違ってないか。。。)。
『このミステリーがすごい!』、略して『このミス』が出ると年末も押し迫ってきたのだな~って思います。
ところで、この『このミス』、ここ一、二年でぐっとお安くなりました。
2006年版が192p(定価695円)、2007年版も192p(定価648円)、2008年版もやはり192p(定価476円)、2009年版も192p(定価476円)、でもって2010年版はというと何とイッキに262p(定価476円)!!
定価据え置きで大増ページなんて何て宝島社は太っ腹なんでしょう!!
と、何も事情を知らない人であれば思うかもしれませんが、実は裏があります。
確かにページ数は増えてるんですけど、その増えたページには(宝島社子飼い作家の)短編小説が掲載されてるんです。
なので、その作家の読者であれば増えたページはそのままお得かもしれませんが、その作家のファンでも何でもない(つまり自分のような)人間はどっちかというと損をしている気分にさせられます。
自分が『このミス』に求めているのは、その年に発表された面白い小説についての情報であり、自分にとって『このミス』はあくまでミステリー&エンターティメント小説のガイド本なので、宝島社お薦めの作家の作品なんて特に読みたいともありがたいとも思いません。
価格が引き下げられること、また据え置きされることは、ありがたいといえばありがたいですが、まぁでも所詮は一年に一回の刊行なので、値段が五百円だろうが、八百円だろうが買うとは思います(さすがに千円を越えたら買わないかな)。でも情報量が減らされるのは勘弁願いたいです。
さて、肝心のランキングの方に目を向けると、国内編で読んでいるのは米澤穂信の作品のみ(四位の『追想五断章』と十位の『秋期限定栗きんとん事件』。納得といえば納得の順位ではあるけど『秋期~』はもう少し上でもいいかなって気がする。)、海外編では五位の『ソウル・コレクター』(ジェフリー・ディーヴァー著)と六位の『グラーグ57』(トム・ロブ・スミス著)だけでした。
このうち、お金を払って買ったのはどちらも文庫の『秋期~』と『グラーグ~』だけなので、自分が如何に本を読んでいないか、さらに本に金をかけてないかがわかります。
ちょっと反省。
来年はもう少し小説を買うようにしよう、、、そうなればいいな(←ちょっと弱気)。
何か面白そうな本はないかと思ってランキングを見直すと、、気になる作品は国内編にはこれといってなし(東野圭吾にハズレなしってことぐらいは知ってますよ。でも今さら彼の作品を読む気にはなれないのです。作家にはファンになるタイミングがあると思うので。まぁ誰かが貸してくれるっていうなら話は別だけど。)、海外編の一位である『犬の力』は買おうかなって思ってます(今度給料が出たときにね)。
本当は二位の『ミレニアム』にも大いに興味があるのだけれど、全六巻を揃えるとなると一万円越えちゃうしね。さすがに新人作家の作品にそんなには出せないよ。
ってわけで『ミレニアム』も図書館に予約してきました(貸し出し中だった)。
来年も図書館で面白い本をいっぱい借りられるといいなぁ(何気なく前言と違ってないか。。。)。