この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

12/20のレスです。

2009-12-23 20:57:15 | 日常
 12/20の記事の反響が大きくてビックリしました。
 もっと早くレスを返すべきだったんですけど、体調がよくないやら、忙しいやら(今日も棚卸で休日出勤だよ!!『アバター』、観に行けてないよ!!)でレスを返すのがすっかり遅れちゃいました。
 こちらでレス代わりの記事を書かせてもらいます。
 すべての質問に答えているわけではないかもしれませんが、ご了承下さい。

 子供というものは放っておいても本好きになる子は本好きになる、と仰っている方がいました。
 また、このようなお年玉のあげ方をすれば返って本嫌いになってしまう、と仰っている方もいます。
 えぇ、そうですね、可能性でいえば、どのような可能性もあると思います。
 結局、このようなやり方を採ることにしたのはこちら側の都合というか、事情によるところが大きいです。

 以前、中学三年生の女の子の家庭教師をしたことがありました。
 家庭教師初日、その子に好きな科目は何?と尋ねたんですよ。
 そしたら彼女は「国語」と答えました。
 そっか、国語が好きなら勉強も教えやすいかもな、って思って(そりゃ基本ですからね)、じゃ、今まで読んだ本で一番面白かった本は何?って尋ねました。
 その子は何と答えたと思います?
 彼女はこう答えました。
 今まで本を読んだことはない、と。
 自分はちょっと絶句してしまいました。

 もし、自分に子供がいたら、好きな本は?と尋ねられて、答えられない子にはしたくありません。
 現実には自分に子供はいないし、なるみは姪っ子ですが、もし、なるみが同じように中学三年生になったときに、今まで本を読んだことがない、そう答えるような子供になって欲しくないのです。また、そのとき自分がもっとどうにかしてなるみを本が好きな子にさせておけばよかった、と後悔したくもありません。

 悪魔みたいな叔父さん、という言い方にはちょっと笑ってしまいました。
 自分はそんなにクリア不可能なミッションをなるみに与えているんですかね?
 自分は何も通信簿でオール5を取れ!といってるわけではないですよ。
 まして空を飛べ、といってるわけでもない。
 自分が買った本を最低一冊は読め、といってるだけです。
 一番読みやすいのは『大どろぼうホッツェンプロッツ』になるかな。
 これは小学校低学年向けの本です。なるみがどんなに嫌々読んだとしても二日とかからないでしょう。
 いや、例え小学校低学年向けの本だとしても面白いと思っているのがお前だけかもしれないじゃないか、面白くもない本を読まされる身にもなってみろ!そういう人もいるかもしれませんが、それは違います。
 とりあえず、『大どろぼうホッツェンプロッツ』のアマゾンのカスタマーレビューをリンクしておきます。こちら
 十二人の方がレビューをつけていて、十二人の方全員が星五つの評価をされています。
 これでもなお『大どろぼうホッツェンプロッツ』が姪っ子に読ませるのに相応しくないのだとすれば、一体どのような本を薦めればよいのか、是非ご意見を伺いたいものです。

 それにしても今回の件では反響が大きくて本当にビックリしました。
 いつもこんなふうにコメント欄が賑わっていたらいいんですけどね。
 ま、そりゃ無理か。笑。
コメント (10)
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