スティーグ・ラーソン著、『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』、読了。市立図書館蔵書。
面白かったです。
ただ、『このミス』ではやたらと絶賛されているし、ネットでの評価も尋常じゃなく高いので、自分としては圧倒的な面白さを期待してんだけど、そこまでの面白さはなかったかな。
点数をつけるとすると85点ぐらい、、、もちろん決して低くはないのだけど、100点を期待していた者とすれば、正直「あれ、こんなもの?」って思ってしまった。
気になるところをいくつか。
本書のヒロインであるリスペット・サランデルは凄腕の調査員で、彼女の手に掛かればどんな人間の過去や秘密もたちどころに暴かれてしまう、っていう設定なんですよね。
でも上巻で彼女が関わった悪徳弁護士からは何も探り出せないんですよ。
あれほどまともじゃない性癖を持ちながら、過去に何も痕跡を持たないというのはちょっと考えられないので、これはちょっと不自然かなと思いました(別の人物の似たようなケースでは徹底的に性癖を暴き出している)。
もっとも、何も探り出せないからこそ彼女は弁護士に辱められるわけで、彼女が徹底的に辱められるからこそその後の彼女の弁護士への仕返しが痛快なんですが。
あと、重箱の隅かなとも思うけど、一応書いておくと、
358p、「クリステル・マルムは会議のテーマは伏せていたが、ベテランの彼女は何かただならぬことが進行している気配を感じており」とあります。
次に361p、「何か言いたいことがあったらクリステルに言って、彼の自宅で話してくれ。」とあるのです。
つまり、同じ人物で人称が違うんですよ。(注:これに関しては自分の誤読でした。すみません。)
自分はクリステル・マルムなる人物はオネェキャラだとばかり思って(つまり男性だと思って)読み進めていたので、この箇所で男性なのか女性なのかさっぱりわからなくなってしまいました。
中性的なキャラであっても、いや、中性的なキャラだからこそ人称は一つに統一して欲しいと思います。
それからこれこそ言っても詮無いことだけど、、、主人公のミカエル、女性にモテすぎ!!ついでに言っておくと女性のストライクゾーン広すぎ!!見た目14歳に見える実年齢24歳の女性から、56歳のおばちゃんまで、平気でベッドを共にするんだもんな。
そういったこともあって、自分はこのお話にのめり込めなかったのかもしれませんね。笑。
面白かったです。
ただ、『このミス』ではやたらと絶賛されているし、ネットでの評価も尋常じゃなく高いので、自分としては圧倒的な面白さを期待してんだけど、そこまでの面白さはなかったかな。
点数をつけるとすると85点ぐらい、、、もちろん決して低くはないのだけど、100点を期待していた者とすれば、正直「あれ、こんなもの?」って思ってしまった。
気になるところをいくつか。
本書のヒロインであるリスペット・サランデルは凄腕の調査員で、彼女の手に掛かればどんな人間の過去や秘密もたちどころに暴かれてしまう、っていう設定なんですよね。
でも上巻で彼女が関わった悪徳弁護士からは何も探り出せないんですよ。
あれほどまともじゃない性癖を持ちながら、過去に何も痕跡を持たないというのはちょっと考えられないので、これはちょっと不自然かなと思いました(別の人物の似たようなケースでは徹底的に性癖を暴き出している)。
もっとも、何も探り出せないからこそ彼女は弁護士に辱められるわけで、彼女が徹底的に辱められるからこそその後の彼女の弁護士への仕返しが痛快なんですが。
あと、重箱の隅かなとも思うけど、一応書いておくと、
358p、「クリステル・マルムは会議のテーマは伏せていたが、ベテランの彼女は何かただならぬことが進行している気配を感じており」とあります。
次に361p、「何か言いたいことがあったらクリステルに言って、彼の自宅で話してくれ。」とあるのです。
つまり、同じ人物で人称が違うんですよ。(注:これに関しては自分の誤読でした。すみません。)
自分はクリステル・マルムなる人物はオネェキャラだとばかり思って(つまり男性だと思って)読み進めていたので、この箇所で男性なのか女性なのかさっぱりわからなくなってしまいました。
中性的なキャラであっても、いや、中性的なキャラだからこそ人称は一つに統一して欲しいと思います。
それからこれこそ言っても詮無いことだけど、、、主人公のミカエル、女性にモテすぎ!!ついでに言っておくと女性のストライクゾーン広すぎ!!見た目14歳に見える実年齢24歳の女性から、56歳のおばちゃんまで、平気でベッドを共にするんだもんな。
そういったこともあって、自分はこのお話にのめり込めなかったのかもしれませんね。笑。