読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

堂場瞬一「身代わりの空~警視庁犯罪被害者支援課4(下)」~支援課「村野」の巻き込まれる複雑な事件!真犯人に村野が迫る!

2018-12-09 03:24:24 | 
堂場瞬一「身代わりの空~犯罪被害者支援課4(下)」読み終わりました。


(上)に続き


複雑な事件に巻き込まれてしまった支援課の村野



NAL112便の事故で


応援要請された支援課



その事故で死亡した「本井」は



偽名を使い乗っていた。



毒殺の犯人とされて指名手配されていた本井



加害者家族から被害者家族になった本井の家族を


村井は守ることに奔走する。



そして


本井の妻「真奈」から


縁のなかった富山で夫は一体何をしていたのか?


それを調べてほしいと村野に依頼する。



村野は富山へ本井の足取りを追うため向かう。



そして


本井と会っていたと思われる


地元では有名なノンフィクション作家「荒木」に会いに行く。



そこで


荒木が殺されているのを見つけてしまう



そこから


動き出す本井が犯人とされた毒殺事件の真相




しかし!



それは複雑に絡み合っていく。




本井と同じ112便に乗っていて


意識不明になっている「黒沢」


しかし


両親に確認してもらうと全くの他人



両親は黒沢のゆくへを探してほしいと


失踪課に依頼する。



黒沢の部屋から出てきた原稿



そこから採取された血液は「荒木」のものだった!




本井が毒殺犯というのは間違い?



荒木と本井の関係




そして



黒沢と本井の関係は?




意識不明の重体の「黒沢」の偽者に会いに来た



偽の父親は誰なのか




意識不明だった人物が・・



意識を取り戻す



そこから急展開を迎える。



しかし・・


そこで語られたのは


複雑に絡み合った真実だった



支援課の村野が自分の本来の職務を超え



県警の要請で



犯人を取り調べる



ウマが合わないと思っていた


富山県警の水崎が


村野に助けを求める。



地域を超え


事件を超え


プライドを捨て


皆が事件解決へと一つになる



元一課の感覚を思い出す村野



村野と



真犯人の心理戦



「刑事」ではない村野が



「刑事」に変わっていく



果たして真犯人は落ちるのか







失踪課の高城に


「一課に戻らないのか」と言われる。


なぜか高城は


村野は一課に戻りたいのでは?


そう思っていた。




一度一課を離れても


また一課に関わる者もいる。


・・・と大友鉄(アナザーフェイス)の名前もあがる。




しかし



高城に言われてあらためて考える自分のやりたい事




そして



導き出したのは



やはり




支援課の仕事がしたい



ということ。




それは「仕事」ではなく



村野の



生き方



なんだと。




あらためて考える機会を与えてくれた高城





適材適所



それぞれの場所で戦ってる仲間たち




そして



自分も自分にできることを頑張ろうとあらためて思う村野




突然!


予想外のことに巻き込まれ


悲しみと不安の中へ突き落とされる人たち



そんな人たちを


これからも村野は支えていくのだろう




今こうしてる間にも・・



どこかでそんな人たちが。。



そんなことを考えさせてくれるこの作品



人はいつ・・


その渦中に巻き込まれるか分からない。。



あなたも・・



私も。







この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 堂場瞬一「身代わりの空~警... | トップ | 山口恵以子「毒母ですが、な... »
最新の画像もっと見る

」カテゴリの最新記事