薬丸岳「神の子(上)」読み終わりました。
前から読みたいと思っていてやっと読めた^^
いや~それにしても壮絶な内容だよ~。
一番思ったことは
親次第でこんなにも人生が変わってしまう
・・・ってこと。
だって
自分の存在が無いことになっちゃうんだもん。。
「出生届」を出すっていうことは当たり前だと思ってたけど
それすらしない親がいるんだってこと。
いろんな事情があって出せない人もいるんだろうけど・・
この中に出てくる
「ひろし」の母親は
ただ自分が面倒だってことだけだもんね。
勝手に生むだけ生んで置いて
育児を放棄するなんて~!
そうされてしまった子供は悲劇だよね
ひろしは
母親に最低限の餌だけ与えられ
ほぼ部屋の中で生きていた。
男をとっかえひっかえ連れ込み
その時だけはひろしは外へ出される。
そんな時公園で知り合った「小沢稔」は
ひろしより年上らしいが
知能は小学生並みだった。
いつも不格好なおにぎりをひろしにくれる
そんなやさしい稔
しかし
あるときから稔を見かけなくなった。
それからひろしは
母親のひものようなひろしに暴力を振るう男を
ナイフで刺し家を出た。
その当時推定14歳のひろし
それから生きるためになんでもやった。
一年後ひろしは
稔に再会する
行き場のない稔の身の上話を聞き
稔の戸籍を自分のものにすることを思いつく。
住民票を取り原付免許を取得
部屋も借りられた。
ひろしには
特殊能力があった。
「直観像記憶」
見たものをカメラのように一瞬で記憶する能力
この能力を買われ
ひろしは「室井」に拾われる。
そして
振り込め詐欺の頭脳的役割となっていた。
そんなひろしに室井は
新しい仕事を任せたいという。
「稔を切れ」と言われる。
切る・・
始末する・・
殺す・・
そういうことだと知ったのは
振り込め詐欺の実行犯リーダー「伊達」から聞かされた時だった。
しかし!
ひろしにはできなかった。
伊達ともみあいになり・・
ひろしの危機
それを
稔が助ける!
伊達を殺してしまう稔。。
そして
それを自分の罪にするひろし。
稔を逃がし・・
室井に「自分は警察に自首する。自分たちの事は放っておいてほしい。
その代わりあなたの事は警察に話さない。」
と取引きする。
その後ひろしは戸籍を取得
「町田博史」となる。
少年院へ送られたひろし
そこで法務教官の「内藤」が博史の担当となる。
内藤を馬鹿にしたような博史の態度に嫌悪感を持つ内藤だったが・・
あるとき
知能が小学生並みの雨宮が入所してくる。
そして
雨宮に対する博史の優しい面を発見する。
「頭の悪い人間が嫌い」と言っていた博史
それにそぐわないことに
内藤は興味を持つ
そして・・
雨宮の窮地に
ひろしは同じ部屋で昔の仲間「磯貝」と
3人で脱走することを計画する。。
そして~。。
博史と出会った内藤は
事故で死んだ息子の事で
法務教官を辞めよう思っていたのを思いとどまる。
博史が変えていく周りの人たち。
そして
博史も変わっていく。
特殊能力を持つ博史が・・
自分が生きるために使ってきた能力が・・
周りの人たちの役に立っていく。
室井が言った
「幸せな人を少し不幸にし、不幸な人を少し幸せにする。
そのために犯罪は必要」
「自分たちは神の子」
なんだと。
博史は自分の能力を正当に使い
人も自分も幸せにできるのか
続きが気になる~♪
都合のいい解釈で自分を正当化する室井に
博史は「神からもらった力」
で対抗して行けるのか?
人間らしい感情を抱きつつある博史にも
目が離せない
前から読みたいと思っていてやっと読めた^^
いや~それにしても壮絶な内容だよ~。
一番思ったことは
親次第でこんなにも人生が変わってしまう
・・・ってこと。
だって
自分の存在が無いことになっちゃうんだもん。。
「出生届」を出すっていうことは当たり前だと思ってたけど
それすらしない親がいるんだってこと。
いろんな事情があって出せない人もいるんだろうけど・・
この中に出てくる
「ひろし」の母親は
ただ自分が面倒だってことだけだもんね。
勝手に生むだけ生んで置いて
育児を放棄するなんて~!
そうされてしまった子供は悲劇だよね
ひろしは
母親に最低限の餌だけ与えられ
ほぼ部屋の中で生きていた。
男をとっかえひっかえ連れ込み
その時だけはひろしは外へ出される。
そんな時公園で知り合った「小沢稔」は
ひろしより年上らしいが
知能は小学生並みだった。
いつも不格好なおにぎりをひろしにくれる
そんなやさしい稔
しかし
あるときから稔を見かけなくなった。
それからひろしは
母親のひものようなひろしに暴力を振るう男を
ナイフで刺し家を出た。
その当時推定14歳のひろし
それから生きるためになんでもやった。
一年後ひろしは
稔に再会する
行き場のない稔の身の上話を聞き
稔の戸籍を自分のものにすることを思いつく。
住民票を取り原付免許を取得
部屋も借りられた。
ひろしには
特殊能力があった。
「直観像記憶」
見たものをカメラのように一瞬で記憶する能力
この能力を買われ
ひろしは「室井」に拾われる。
そして
振り込め詐欺の頭脳的役割となっていた。
そんなひろしに室井は
新しい仕事を任せたいという。
「稔を切れ」と言われる。
切る・・
始末する・・
殺す・・
そういうことだと知ったのは
振り込め詐欺の実行犯リーダー「伊達」から聞かされた時だった。
しかし!
ひろしにはできなかった。
伊達ともみあいになり・・
ひろしの危機
それを
稔が助ける!
伊達を殺してしまう稔。。
そして
それを自分の罪にするひろし。
稔を逃がし・・
室井に「自分は警察に自首する。自分たちの事は放っておいてほしい。
その代わりあなたの事は警察に話さない。」
と取引きする。
その後ひろしは戸籍を取得
「町田博史」となる。
少年院へ送られたひろし
そこで法務教官の「内藤」が博史の担当となる。
内藤を馬鹿にしたような博史の態度に嫌悪感を持つ内藤だったが・・
あるとき
知能が小学生並みの雨宮が入所してくる。
そして
雨宮に対する博史の優しい面を発見する。
「頭の悪い人間が嫌い」と言っていた博史
それにそぐわないことに
内藤は興味を持つ
そして・・
雨宮の窮地に
ひろしは同じ部屋で昔の仲間「磯貝」と
3人で脱走することを計画する。。
そして~。。
博史と出会った内藤は
事故で死んだ息子の事で
法務教官を辞めよう思っていたのを思いとどまる。
博史が変えていく周りの人たち。
そして
博史も変わっていく。
特殊能力を持つ博史が・・
自分が生きるために使ってきた能力が・・
周りの人たちの役に立っていく。
室井が言った
「幸せな人を少し不幸にし、不幸な人を少し幸せにする。
そのために犯罪は必要」
「自分たちは神の子」
なんだと。
博史は自分の能力を正当に使い
人も自分も幸せにできるのか
続きが気になる~♪
都合のいい解釈で自分を正当化する室井に
博史は「神からもらった力」
で対抗して行けるのか?
人間らしい感情を抱きつつある博史にも
目が離せない