読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

佐藤青南「眠れる森の殺人者」~誘拐事件を追う桜子と音喜多!犯人は桜子の父の子?!~

2024-09-07 03:37:19 | 
佐藤青南「眠れる森の殺人者」読み終わりました。

絶対音感を持ち

相貌失認症

音楽隊希望だったのに

なぜか刑事になってしまった鳴海桜子

そして

捜査一課の刑事 音喜多玄

最初に会ったときは

桜子の面倒をなんで見なければならないのかと

足かせに感じていた音喜多

しかし

バディを組んで捜査をするうちに

なぜ桜子が刑事に呼ばれたのかが

わかってくる


相貌失認症で音喜多を見失う桜子のために

目印の帽子を身に着けるようになる


そんな名コンビの4作目


今回も桜子の推理が冴える

小学校5年生の樫本皐月が誘拐される。

しかし

身代金要求もなく犯人に狙いがわからない。。

防犯カメラに男についていく皐月が映っていた。


バイオリンの才能を持つ皐月

犯人の狙いはバイオリンの才能


男を追っていくうちに

母親が桜子の父と付き合いがあったとわかっていく。

この男が

桜子の兄弟


25年ぶりに父に会う桜子


世界的指揮者の薬丸昭治を目の前にして

激高する桜子


父のいい加減さをののしる桜子に

音喜多もまた責められている思いが

音喜多の過去の失敗。。


嫌な父親を薬丸が演じているのでは?

そう考える音喜多は思っていた。


薬丸と犯人の母のつながり

それは父親になるような関係ではないことがわかる。


桜子は父親に対して

25年ぶりに会った感想を音喜多に語る。


血は繋がっていても家族ではない。

期待もしないし失望もしない。

果たしてそれが桜子の本心なのか


事件は意外な顛末を迎える


森に迷い込む桜子と音喜多


そして


桜子の閃きが


犯人と自分の共通点


桜子は今回も大活躍


音喜多と一緒なら

桜子の力は2倍にも3倍にもなる気がする


お互いに信頼する気持ちが

事件を無事に解決


音楽の才能を持ち

でも音楽とは違う形でその才能は発揮される


そういうことがあってもいいんじゃないかな


刑事・櫻子の活躍に今後も期待

そして

音喜多とのコンビにも期待しています





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