薬丸岳「神の子」上下読み終わりました☆
いやぁ~なんというか・・
本当にいろんな感情が沸き上がっていて・・
こういうことがもしどこかで行われているとしたら。。
本当に怖いことだなぁと思ったよ。
室井仁と名乗っていた
「神」のような存在とある人たちからは崇められてきた男
知能指数の高い
家族から見捨てられた子供たちに
手を差し伸べる
そうすることで
その子供たちを自分の思い通りに動かそうとしていた。
世界征服も夢ではないと
自分に自信を持っていた男
ところが・・
その誤算は
自分が「兄弟」と思うほどに目をかけていた
「ひろし」が
自分の命に背き・・
知能指数の低い
「稔」を
自分の身を挺して守った
そこからすでに始まっていた
なぜ?
室井にはそれが理解できなかった。
ひろしが稔の身代わりに少年院に入り
その後も
いろんな手を使い
ひろしを自分の元に戻そうと
あらゆる手を使う。
戸籍のなかった「ひろし」が
少年院に入ることで
新しい戸籍「町田博史」となり・・
博史の担当になった教官
「内藤」と知り合うことで
博史の行く先は変わっていく。
室井もくろみも
失敗の方向へ。。
博史が出所後世話になる
内藤の知り合いの前田家
そこで
博史は
あたたかい心に触れていく。
無償で博史を受け入れてくれた「前田悦子」
そして
最初は博史を敬遠していた悦子の娘「楓」
工場で働く従業員の「人を幸せにするには・・
自分が幸せになること」
少しずつ・・
博史に人間らしい感情が生まれていく
大学で知り合う
「為井純」は
町田をイケスカないと思っていた。
しかし・・
起業の手伝いをしてくれた博史と関わるうちに
「博史と友達になる」
そう本気で思わせる。
町田博史の人生は大きく変わっていく
しかし・・
室井はあきらめなかった。
愛を知らない室井は
博史の大切なものを壊していくことで・・
博史を自分の物にしようとしていた。
内藤が法務教官を辞め・・
博史の過去にある物を調べ始める。。
そして
楓も博史に惹かれ・・
博史のために動き始める。
そして
内藤と楓は「室井」にたどり着く
そして
その男の過去を知る
男は生まれたときから・・
愛されたことがなかった。
記憶がなく・・戸籍もなかった
あるのは
神から与えられた
高い知能指数
博史と境遇の似たもの同士
自分たちは「神の子」「兄弟」
そう思い込み・・
執着する。。
愛するという方法が分からなかった男の悲劇
一方の
博史は
周りからの愛情で
人間らしくなっていく。
そして
最後に博史が
高い知能指数より
もっと大事なもの
仲間
を得ることができた
自分が神から与えられた頭脳
そして
それを仲間と共に共有していけば
大きな力も
跳ね返す事ができる
そのことに気づいていく。
人間を力で動かそうとする・・
だけど
心までは変えることができない。
それが人間対人間の付き合いなのだろう。
しかし
室井もある意味犠牲者なのだろう。
家族を知らず・・
人の愛が分からない生い立ち
そして
その後の人との関わり・・
それが上手くできなかったという意味で。
人を変えていくのは・・
やっぱり人の心なのだろう。
室井の事を最後まで愛してくれた人もいたのだから・・
まるっきり悲劇というわけでもないのかもしれないけれど。。
親がいて
家族がいて
自分のために動いてくれる人がいる。
そのことがどんなに恵まれていて
幸せなことなのか
あらためて感じた作品でした。
博史の
だんだん変わっていく表情が見えるようで
こちらも暖かい気持ちになりました
その頭脳を
悪に使うのか?
人のために使うのか?
その方向性で世の中も変わっていくのだろうなって
ちょっと怖くもなった。。
自分は並みの?頭脳でよかったなぁとも
いやぁ~なんというか・・
本当にいろんな感情が沸き上がっていて・・
こういうことがもしどこかで行われているとしたら。。
本当に怖いことだなぁと思ったよ。
室井仁と名乗っていた
「神」のような存在とある人たちからは崇められてきた男
知能指数の高い
家族から見捨てられた子供たちに
手を差し伸べる
そうすることで
その子供たちを自分の思い通りに動かそうとしていた。
世界征服も夢ではないと
自分に自信を持っていた男
ところが・・
その誤算は
自分が「兄弟」と思うほどに目をかけていた
「ひろし」が
自分の命に背き・・
知能指数の低い
「稔」を
自分の身を挺して守った
そこからすでに始まっていた
なぜ?
室井にはそれが理解できなかった。
ひろしが稔の身代わりに少年院に入り
その後も
いろんな手を使い
ひろしを自分の元に戻そうと
あらゆる手を使う。
戸籍のなかった「ひろし」が
少年院に入ることで
新しい戸籍「町田博史」となり・・
博史の担当になった教官
「内藤」と知り合うことで
博史の行く先は変わっていく。
室井もくろみも
失敗の方向へ。。
博史が出所後世話になる
内藤の知り合いの前田家
そこで
博史は
あたたかい心に触れていく。
無償で博史を受け入れてくれた「前田悦子」
そして
最初は博史を敬遠していた悦子の娘「楓」
工場で働く従業員の「人を幸せにするには・・
自分が幸せになること」
少しずつ・・
博史に人間らしい感情が生まれていく
大学で知り合う
「為井純」は
町田をイケスカないと思っていた。
しかし・・
起業の手伝いをしてくれた博史と関わるうちに
「博史と友達になる」
そう本気で思わせる。
町田博史の人生は大きく変わっていく
しかし・・
室井はあきらめなかった。
愛を知らない室井は
博史の大切なものを壊していくことで・・
博史を自分の物にしようとしていた。
内藤が法務教官を辞め・・
博史の過去にある物を調べ始める。。
そして
楓も博史に惹かれ・・
博史のために動き始める。
そして
内藤と楓は「室井」にたどり着く
そして
その男の過去を知る
男は生まれたときから・・
愛されたことがなかった。
記憶がなく・・戸籍もなかった
あるのは
神から与えられた
高い知能指数
博史と境遇の似たもの同士
自分たちは「神の子」「兄弟」
そう思い込み・・
執着する。。
愛するという方法が分からなかった男の悲劇
一方の
博史は
周りからの愛情で
人間らしくなっていく。
そして
最後に博史が
高い知能指数より
もっと大事なもの
仲間
を得ることができた
自分が神から与えられた頭脳
そして
それを仲間と共に共有していけば
大きな力も
跳ね返す事ができる
そのことに気づいていく。
人間を力で動かそうとする・・
だけど
心までは変えることができない。
それが人間対人間の付き合いなのだろう。
しかし
室井もある意味犠牲者なのだろう。
家族を知らず・・
人の愛が分からない生い立ち
そして
その後の人との関わり・・
それが上手くできなかったという意味で。
人を変えていくのは・・
やっぱり人の心なのだろう。
室井の事を最後まで愛してくれた人もいたのだから・・
まるっきり悲劇というわけでもないのかもしれないけれど。。
親がいて
家族がいて
自分のために動いてくれる人がいる。
そのことがどんなに恵まれていて
幸せなことなのか
あらためて感じた作品でした。
博史の
だんだん変わっていく表情が見えるようで
こちらも暖かい気持ちになりました
その頭脳を
悪に使うのか?
人のために使うのか?
その方向性で世の中も変わっていくのだろうなって
ちょっと怖くもなった。。
自分は並みの?頭脳でよかったなぁとも