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好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

垣谷美雨「子育てはもう卒業します」~育て方なのか?生まれ持ったものなのか?思い通りにならない子育てに翻弄されて~

2020-03-12 02:51:33 | 
垣谷美雨「子育てはもう卒業します」読み終わりました。


大学の同級生女子3人が

それぞれの子育てに翻弄される


どう育てたら

自分の理想通りに育つのか


思い通りにならない


試行錯誤の連続の子育て



塾代をかけ

嫌な姑や小姑との同居も我慢し

息子たちのためにやってきた淳子



娘がアイドルになり

親より稼ぐようになる紫

紫はそれよりも

娘には教養を身につけさせたかった。



娘を看護師にしたいと考えていた明美


しかし

全く興味を持たない


そんな3人



思い通りにしようと思えば思うほど・・


子供たちは別の方向に歩いていく。



必死になる母親の思い


子供のため


我慢して頑張ってきた



その思いは子供達には届かない



親の心子知らず


こんな諺が浮かぶ



子育てとはなんだろう?


親の努力次第?


育て方?



私も2人の娘を育てた。


だけど


全く思い通りにはならなかった。



教師からは


「親の育て方が悪い」と言われた



自分では必死にやってきたのに


言うことなんて聞きやしない。



自分が悪いんだと責めて泣いた日もあった


でも


通り過ぎてみると


結局親がどうやっても


思い通りになんか育たない。



よく


「親の育て方がよかったのね」


世間的にできた子供には


そういう言葉を耳にする。


だけど・・


本当にそうなのだろうか?


育て方でなく・・


生まれ持ったもの


そして


子ども自身の問題では?



そんな風に思ったりもする。



現に


同じように育てた姉妹が


全く違うのはどういうわけ?



子育ては卒業したけど


今度は孫に翻弄されている私


人生は自分の思い通りに行かない



これはやっぱり


私が悪いのだろうか?


結局は


やるべきことを熟していくしかない!



子供を育てることは


自分を育てることなんだ



そう今では思っています。



その点は子供たちに感謝



そして孫育てをしてる私は


もっともっと自分を育てていけるんだ。



そう思って頑張るしかない。


結局自分育ては死ぬまで終わらないのかもね



3人の母親たちに自分を重ねて


納得したり


自分を振り返ったり。



子育て中の人も


卒業した人も


読んで共感できると思いますよ









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