角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

自然発生とイベント。

2016年08月07日 | 地域の話


今日の草履は、仙台市泉区の女性のオーダー草履です。細かいところまでご自身でデザインした草履は、ポップ調の楽しいものに仕上がりました。ご来店ですぐにfacebookで繋がった女性は、本日到着した草履を早速投稿してくれました。こうしてお客様の反応がすぐに分かるというのは、なかなか愉快なものです。個人情報等で警戒する向きもありますが、ごく当たり前に利用すれば文明の利器といえるでしょう。

こちらの女性はわらび座の大ファンで、母上様と共に年に二十回はわらび劇場や公演先を訪れるといいます。私の草履もわらび座のみなさんとのfacebookを見て知ったとのこと。こうしたSNSを商いの大きな手段とは今も考えていないのですが、自然発生的にお客様が増えるのは歓迎すべきと思います。これからも様々な投稿をしてまいりますが、基本は「趣味」とお考えいただければ幸いです。

さて昨夜、第8回かくのだて絵燈籠夏まつりが開催されました。猛暑の夏は夜の街を賑やかにします。昨夜も例年に増してお客様が多かったですね。














気ままに訪れ、気ままに愉しむ。自然発生的に人が集まり、ひとりひとりが祭りを彩る。「やらなければならない」とか「行かなければ申し訳ない」とかではなく、「やりたい」「行きたい」がイベントに相応しい自然発生なのでしょう。

明日一日だけお休みをいただくことにしました。少し体を休めてお盆の繁忙期へと向かいます。


コメント (2)
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