角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

母のふるさと。

2006年03月25日 | 実演日記
今日の草履は、リサイクルシリーズLサイズ26.0cm〔2800円〕
水色基調の着物がベースです。鼻緒を紺にして、真中にグレーの着物で帯を入れてみました。久しぶりの三色使いです。
タイトルは「丸木橋」。そう思って見てください。

横浜からお越しのお客様。お母さんと二人の娘さんの三人旅です。お母さんが秋田市のご出身で、娘さんの春休みを利用して、お里帰り&秋田の旅とのことでした。
受験に合格して4月から中学生になるという上の娘さんが、過去に小学校で「布草履作り」を体験したとのこと。私の実演にも興味津々です。4月から4年生に進級する妹さんと二人、真剣な眼差しで見ていました。
ふとお母さんを見ると、こちらはビデオカメラを片手にさらに真剣です。写真であれば一瞬なんですが、ビデオとなるといつまで続くのかこちらでは分かりません。まして声まで入る訳ですから、あまりバカなことも言えない緊張感がありました。

この旅行が終わると中学生。この旅で受験勉強の疲れが癒えたとしても、本当の勉強はこれからですからね。また疲れたら、お母さんのふるさとを訪ねてください。
帰り際、二人の娘さんに『また遊びに来てね』と言うと、ニコっと笑いながら首を縦に振りました。

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秋田言葉講座その8『なでかで』

「なんでもかんでも」が訛って「なでかで」です。「なんでもかんでも」→「なにがあっても」から、「必ず」という意味に使います。

■使用例■

『まだなでかで来てけれや~』(また必ず来てくださいね)

今日の娘さんたちに言いたかった言葉です。
コメント (6)
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トイレのふた。

2006年03月25日 | 家族の話
『トイレのふたを閉めてください』

詳細は掲示板へ。
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