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「トルコ首相は“ツイッター警察”になった」とMHPリーダー

2013年06月25日 | 国内
6月26日 野党「愛国主義者行動党」(MHP)のデヴレット・バフチェリ党首がゲジ抗議に対するエルドアン首相の反応を批判して、彼は“ツイッター警察”になろうとしていると言いました。

 Hurriyet

世界に拡大したコミュニケーション・テクは文化面だけでなく、警察行為をする方法にもなった」とバフチェリ党首は今日、MHP議会グループの集会で言いました。
「今度の事件で、エルドアンはだれの話も聞かなかった」とバフチェリ党首。

「首相は教師たちを非難し、学生たちを叱った。彼はツイッター警察になろうとしている。これは思い上がりの最終段階だ。トルコは模範的イスラム国であることが嘘だったとわかった。民主主義を受け入れない党はなんの役にも立たない」

MHPのリーダーはまた、「エルドアン首相は人々の差異から人々を挑発し、信者と非信者を対立させようとした」と言いました。
「スカーフを被る人と被らない人、子供を3人以上持つ人と持たない人、酒を飲む人と飲まない人・・・。彼の挑発キャンペーンはまだつづいている」

エルドアン首相はだれもが脅しによって、彼の以前からの民主主義と権利に関する意見を否定すると考えていると、バフチェリ党首は言いました。
「彼はまに合わなくならないうちに、民主主義への道を開くべきだ。
首相にそれができなかったら、トルコはエルドアンに従属しない。彼は去るべきだ」


「エルドアンは“トルコの新しい独裁者”になった」最大野党のリーダー

トルコの最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首は、エルドアン首相は“トルコの新しい独裁者”になったと言いました。

 Hurriyet

「世界には70億の人々がいる。人は誤りを犯すのは当然であり、人は誤りをただす。謝る必要があるときは謝る。これが人間の道徳だ。われわれは誤りを犯したときの謝りかたを知っている」と彼は今日、黒海のCHPのグループ集会のスピーチで言いました。
「彼の名は“独裁者レジェップ・タイイプ・エルドアン”だ」

「ゲジ公園の若い抗議者たちは独裁者を膝まづかせた」とクルチュダルオールは言いました。
「いま、彼はパニックになって、全国的に集会を組織している。彼は叫んでいるが、だれも彼の話を聴いてはいない。彼の集会のテレビ放送は無視してください。エルドアンは嘘つきというしかない。

クルチュダルオールはまた、5月11日のシリア国境ハタイ県のレイハンルで起こった爆発テロに触れ、そのとき、エルドアン首相はセクト的発言をしたと非難しました。
「わが国の市民52人が命を落としましたが、首相は、“わが国の52人のスンニーの市民が命を落とした”と言った」と言いました。

「トルコ共和国の歴史において、死までセクトで差別されたのは初めてだ」とクルチュダルオールは言い、もう1度、エルドアンを“独裁者”と呼びました。「彼は恥という感情を持っているのか」

・・・右派も左派も反エルドアン。どうする、タイイップ?


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