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例年の超セクシャル・デモがゲジ公園へ行進

2013年06月24日 | 国内
6月24日 超セクシャル・デモは今年で4年目です。デモ隊は日曜、イスタンブールのタクシム広場に通じるイスティクラル通りを行進しましたが、途中でゲジ公園抗議デモに変わりました。
レズ、ゲイ、バイセクシャル、超セクシャル(LGBT)の活動家たちはタクシムへ元気いっぱい、超セクシャルの人々のアイデンティティの認識を求め、トルコ社会のホモや超セクシャル嫌悪を非難して叫びました。

 Hurriyet

「われわれは超セクシャル嫌いの国家を望まない」「黙すな、叫べ、ホモセクシャルは存在する」と彼らは叫びました。

彼らはまた、「超セクシャルは病気ではない」という主張もスローガンにしていました。これはアリエ・カワク元大臣が「ホモセクシャルは“病気”」と言って、物議をかもしたことから来ています。

デモ隊はゲジ公園抗議者への支持も叫びました。最大野党CHP(共和人民党)のセズギン・タンルクル議員とビンナズ・トプラク議員、テレビ女優のフュシュン・デミラルさんも行進に参加しました。

ホモセクシャルや性転換手術はトルコでは違法ではありませんが、やはりホモや超セクシャルの人々はひろく社会的経済的に差別され、しばしば憎まれ口のターゲットにされています。
今度の日曜に行なわれるゲイのイスティクラル通り行進で、恒例の「LGBT週間」は終わります。

・・・こんなことやってるほど、いまのイスタンブールは平和で自由です。ご心配なく。


「平和交渉が完了したら、PKKは合法的政策をとるだろう」BDP議員

平和交渉が遂行され、民主化が達成されたら、非合法集団「クルド労働者党」(PKK)は合法的政策をとりはじめるだろうと、クルド系政党・平和民主党(BDP)のギュルテン・クシャナク共同議長が言いました。

 Hurriyet
クルド系政党・平和民主党(BDP)のクシャナク共同議長


クシャナク共同議長はディヤルバクルで行なわれたBDP青年部のイベントに出席し、BDP県事務所の前で演説する計画でしたが、警察隊は覆面参加者のデモを許可しませんでした。

クシャナク共同議長は党のバスから群集に演説し、「平和交渉のための民主的闘争に、アブドゥラ・オジャランも参加させるべきだ」と訴えました。
「平和交渉がうまく遂行され、民主化と平和が達成されたら、PKKは合法的な政策をとるだろう。新しいプロセスについて語り合うことができたら、民主的な手段で、多くの多様な考えが表明されるだろう」
BDPのグループはデモを終え、衝突もなく散会しました。


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