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エルドアン首相がアーティスト、学者、学生らと会談

2013年06月13日 | 国内
6月13日 エルドアン首相は今日、デモ隊の要求を聴くための政府の試みの一環として、アーティスト、学者、学生ら11人のグループと、ゲジ公園抗議運動について会談しました。

参加者11人は、アフメト・ミュムタス・タイラン(俳優)、ベテュル・タンバイ(タクシム運殿のスポークスパースン。代理人が参加)、ハレ・チュラジュ(イスタンブール工科大学、都市プランナー)、クトルー・アタマン(ディレクター)、ニル・エユボオール(学生)、ルメイサ・ギゲル(建築家)、セルヴァ・ギュルドーアン(建築家)、ゼフラ・オネイ(ソシアル・メディアの専門家)、ズルフィカル・キュリュム(出版業者)、イペキ・アクプナル(講師)、ビュレント・ペケル(抗議者でAKP支持者。彼はエルドアンに手紙を書いた)。

 Hurriyet

政府側からはムアムメル・ギュレル内相、エルドアン・バイラクタル環境・都市相、オメル・チェリキ観光・文化相、公正発展党(AKP)のヒュセイン・チェリキ副議長が会談に出席しました。

活動家の中にはこの会談の正当性に疑問を持つ者もいて、エルドアンに会うことを辞退した人もいたそうです。グリンピースはまえから参加しないと言っていました。

「タクシム運動」は「この会談について知らされていなかった。集まったのは全国の抗議者の代表ではない」という声明を発表しました。
エルドアンとの会談は朝から始まりましたが、その日もアンカラ警察は抗議者たちを追い払うために催涙ガスを使いました。

エルドアン首相は、広場の集会はトルコのイメージを害し、経済にも影響を及ぼすと言い、集会を止めさせると警告しました。
首相はまた、13日には、人気歌手で女優のヒュルヤ・アヴシャルと会うと言いました。

一方、ベキル・ボズダー副首相は、ゲジ公園の抗議者の代表たちと会うという政府の決定後、緊張は緩和してきつつあると言い、扇動者に乗せられないよう警告しました。
「抗議活動を扇動しようとしている集団がいる。彼らは扇動をつづけるだろうが、人々の常識が彼らを阻むだろう」と、ボズダー副首相は今日、記者団に語りました。

ボズダー副首相はまた、AKPは6月15日と16日、イスタンブールとアンカラで、大きなデモを行なう計画を中止していないと通告しました。

・・・う~ん、まだ今後のなりゆき、わかりませんね。一般市民が次第にうんざりしてきているのは事実のようです。



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