6月12日 昨日、イスタンブール在住のとも江さんから届いた最新情報です。とも江さん、特派員みたいですね。
「本日、警官隊100人ほどが、プラカードやや横断幕、バリケードの撤去のためにタクシム広場に入りました。
警官隊の目標はゲジ公園ではない、ゲジ公園にいる人には危害を加えないと事前に通告されていたので、公園ではなにも起こりませんでした。
しかし、タクシム広場には、わずかながら抵抗する人々がいたため、催涙弾が使われ、午前8時頃から、地下鉄やバスのタクシム乗り入れは停止されました。
ゲジ公園にいる人たちはそのまま待機していました。
タクシム広場では、警官隊は昼頃、バリケードの撤去作業を終え、撤退を始めましたが、一部の人が警官隊に投石を始めたため、警官隊は広場に引き返し、催涙弾を使いはじめました。
明日(12日)は首相がゲジ公園運動の代表者たちとミーティングを予定しているので、なにか進展があるかもしれません。」
「本日、警官隊100人ほどが、プラカードやや横断幕、バリケードの撤去のためにタクシム広場に入りました。
警官隊の目標はゲジ公園ではない、ゲジ公園にいる人には危害を加えないと事前に通告されていたので、公園ではなにも起こりませんでした。
しかし、タクシム広場には、わずかながら抵抗する人々がいたため、催涙弾が使われ、午前8時頃から、地下鉄やバスのタクシム乗り入れは停止されました。
ゲジ公園にいる人たちはそのまま待機していました。
タクシム広場では、警官隊は昼頃、バリケードの撤去作業を終え、撤退を始めましたが、一部の人が警官隊に投石を始めたため、警官隊は広場に引き返し、催涙弾を使いはじめました。
明日(12日)は首相がゲジ公園運動の代表者たちとミーティングを予定しているので、なにか進展があるかもしれません。」
タクシム広場でまた催涙ガスが使われた
昨日午前8時20分頃、何十人もの警察がタクシム広場につづくすべての道路を囲み、広場に集まる抗議者たちに催涙ガスと水砲を使ったと、民放CNNトルコが報じました。何人かが負傷し、救急車も来たそうです。
Hurriyet
イスタンブールのムトゥル知事は、衝突の2,3分後、ツイッターに、タクシム広場近くのアタチュルク文化センターの前にいた警官隊を“一部のグループ”が攻撃したと書きました。
「私はこの場にいる市民の皆さんにお願いします。あの“一部のグループ”から離れ、広場を去ってください」とムトゥル知事は書き、「心配しないよう」市民に呼びかけました。
テレビは一部の抗議者たちがアタチュルク文化センターのそばで花火を投げるのを映しました。歩行者専用化プロジェクトの建設ゾーンの端にも花火が投げられました。
警察は、抗議者たちがアタチュルク像やアタチュルク文化センターに横断幕を下げたり、警官に石を投げたりしなければ、介入することはないと確約しました。
「私はこの場にいる市民の皆さんにお願いします。あの“一部のグループ”から離れ、広場を去ってください」とムトゥル知事は書き、「心配しないよう」市民に呼びかけました。
テレビは一部の抗議者たちがアタチュルク文化センターのそばで花火を投げるのを映しました。歩行者専用化プロジェクトの建設ゾーンの端にも花火が投げられました。
警察は、抗議者たちがアタチュルク像やアタチュルク文化センターに横断幕を下げたり、警官に石を投げたりしなければ、介入することはないと確約しました。
「こんなやりかたではゲジ公園抗議は収まらない」RDPのオンデル議員
クルド系政党BDP(平和民主党)のスルル・シュレイヤ・オンデル議員は、デモの初めから参加しているゲジ公園抗議の重要人物ですが、6月11日の警察のタクシム広場への凶暴な攻撃を酷評し、とくにイスタンブールのヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事を批判しました。
Hurriyet
「抗議者は社会のあらゆる層から集まっている」とBDPのオンデル議員
「こんなやりかたではこの戦いは終わらない。これでは平和になるはずがない」と、6月11日、BDPのオンデル議員は語りました。
BDPのセラハッティン・デミルタシュ共同議長は、政府は抗議に対してもっと肯定的なスタンスに立ち、若者たちを理解する努力をすべきだと主張しています。
オンデル議員はデモの初期に、公園の木々が抜かれるのを体を張って阻止した人ですが、現政権AKP(公正発党)の4人の議員の子供たちも、この抗議に参加していると言いました。
オンデル議員は抗議に対処する政府のアプローチを批判しました。
「このやりかたは話し合いではない。ここには民主主義の認識がない。この問題はロマンティックなツイートでは収拾できない」と彼は、最近のムトゥル知事のツイートに言及しました。知事はこのあいだ、ゲジ公園の美しさに触れ、自分もそこへ行きたいなどとツイートしていました。
BDPのセラハッティン・デミルタシュ共同議長は、政府は抗議に対してもっと肯定的なスタンスに立ち、若者たちを理解する努力をすべきだと主張しています。
オンデル議員はデモの初期に、公園の木々が抜かれるのを体を張って阻止した人ですが、現政権AKP(公正発党)の4人の議員の子供たちも、この抗議に参加していると言いました。
オンデル議員は抗議に対処する政府のアプローチを批判しました。
「このやりかたは話し合いではない。ここには民主主義の認識がない。この問題はロマンティックなツイートでは収拾できない」と彼は、最近のムトゥル知事のツイートに言及しました。知事はこのあいだ、ゲジ公園の美しさに触れ、自分もそこへ行きたいなどとツイートしていました。
「ときどきダイアリー」ヘ