トルコ人コミュニティがタイムズ・スクエアでアルメニアに抗議デモ

４月３０日　在米トルコ人コミュニティが、１９１５年の事件を“大虐殺”とするアルメニア人の主張に対して抗議し、ニューヨークのタイムズ・スクエアでデモを行ないました。

　Sabah

「トルコ系アメリカ人協会連合」（ＴＡＤＦ）のメンバー「若いトルコ人協会」が組織したこのデモには、アメリカに住むトルコ人と、トルコ・オリジンのアメリカ人が参加し、アルメニアの主張に抗議しました。

デモはアメリカとトルコの国歌斉唱で始まり、次いでアルメニアのテロ組織ＡＳＡＬＡに殺されたトルコ人外交官たちのために黙祷を捧げました。
参加者にはトルコ人のほか、アゼルバイジャン人、トルコ・キプロス人など、トルコ系の人々も。
デモ隊はアルメニア人の主張に反論するチラシを道行くアメリカ人に配りました。

ＴＡＤＦのアリ・チナル会長は「われわれの歴史には恥ずべきものはない。われわれは歴史に誇りを持っている。わが国の歴史資料は公開されている」と語りました。
「アルメニアの主張を支持するある国は、ＡＳＡＬＡによるトルコ人外交官たちの殺害を無視している」

●ＡＳＡＬＡとは１９７０年代から８０年代にかけて連続トルコ人外交官殺害事件を起こした、悪名高いアルメニアのテロリスト組織です。

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