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べつの容疑者、ダム工事現場の作業員が犯行を自白

2013年09月12日 | 国内
9月12日 カッパドキアの2人の日本女性襲撃殺人事件で、9月11日、拘束されたべつの容疑者F.U.(24)が犯行を自白しました。女性たちの1人は死亡、1人は重傷を負いました。
容疑者はまた、犠牲者の1人をレイプしたことも認めました。

 Hurriyet
犠牲になった栗原舞さん


アナドル・ニュースによると、9月11日おそく、ネヴシェヒル県ユルギュップ地区で逮捕されたF.U.は、ギョレメ渓谷で栗原舞さんを殺害し、寺松星絵さんに重傷を負わせたことを自白しました。

F.U.は9月9日、2人の女性の自転車に自分の車をぶつけ、彼女らをナイフで襲ったことを自白しました。また、女性の1人をレイプしたことも自白しました。

容疑者はナイフをクズルルマク川に投げ、オルタヒサルの近くで女性たちのバッグを燃やしました。
警察の潜水チームが現在、川の中のナイフを探しています。

警察は彼の家と車を調べ、日本女性たちの金とカメラを見つけました。
容疑者はこの地域のダム建設現場で働いていました。

もう1人の容疑者、27歳のM.V.D.は11日、地方裁判所に殺人容疑で逮捕されました。
この殺人事件は、その“冷酷さ”の上に、力によって自由を奪った強姦罪が加わって、より重罪になるでしょう。

しかし、M.V.D,の母親は日本のテレビに、息子は無罪だと言っています。
M.V.D.の弁護士ナズミエ・エルドアンさんは、依頼人はこの事件とのかかわりを否定しているにもかかわらず、メディアによって犯人のレッテルが貼られてしまったと、今日、記者団に語りました。

女性弁護士エルドアンさんは、M.V.D.はF.U.の自白によって、釈放されるだろうと言っています。
ネヴシェヒル県のメフメト・ジェイラン知事は、9月10日、負傷した寺松さんがM.V.D.を攻撃者と認めたと言いました。

しかし、エルドアンさんは、認定テストが行なわれた、寺松さんはまだショック状態にある、手続きはもう一度、行なわれるだろうと言いました。

 Wikipedia

ヴァタン紙が今日、報じたところによると、容疑者F.U.の親戚たちが、取材のため裁判所の外にいた日本人ジャーナリストたちを襲ったということです。
警察はジャーナリストたちが殴られるのを阻止できなかったそうです。

ネヴシェヒルの検察は書面で、2人の女性は性的襲撃の犠牲者であること、栗原さんは鋭利な刃物で殺害されたことを発表しました。

栗原さんと寺松さんは9月9日、ギョレメ渓谷を訪れ、ゼミ渓谷を散策中、襲われました。
寺松さんは重傷を負って生き残り、ネヴシェヒルの公立病院で手術を受けました。
寺松さんの家族は11日、現地に到着、病院に彼女を見舞いました。

・・・あまりにも悲しい事件で、書くのも辛かったのですが、真相を知りたい方々が多いようなので、がんばって書きました・・・悲し過ぎます。


 







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